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BULLET-62:開戦!
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□■□
広場を奥へと進むその先に、腕を組んで仁王立ちしているトラの魔獣が見えた。
「おお、やっぱデカいな。」
自分の倍くらいの大きさのトラ魔獣を見てもビビる事なく、強気の声で発した。
「ルゥーア、気ぃ引き締めや。」
「ははは、はいです、ほぉ!」
声を掛けたルゥーアから、緊張しているのが伝わってくる。
「リラックス、は無理やろけど、肩の力抜きや。
緊張してたら動かれへんで。」
真丸に声を掛けられ、
はぁ~、ふぅ~
ルゥーアが深呼吸して、
「が、がんばるです、ほぉ。」
少しだけ落ち着いたように感じた。
「ほな、がつんとかましたろか。」
「はいです、ほぉ。」
真丸はしっかり目力をこめて、トラ魔獣を睨みつけた。
そのまま進み、かなりの近距離まで近づくと、
「いらっしゃ~い、お嬢ちゃんたち~。
あんたらがあたしの相手をしてくれるってんだねぇ。」
舌なめずりながら、楽しそうに声を掛けてきた。
「あんたが、えっと、魔獣四天王のレイガディータ、やな?」
真丸に問われ、
「ええ、そうよぉ。
その気配、あんたが”伝説の最強武器”、みたいだね。
人の姿にもなれんのかい、面白いじゃないか。」
レイガディータが返してきた時、
ドバーーーン!!!
かなり大きな音が聞こえてきた。
「あっちも派手にやってんなぁ。
ほな、こっちも始めよか。
ルゥーア、いくで!」
「はいです、ほぉ。」
返事したルゥーアが真丸の肩に手を置くと、
「武器形態、ほぉ!」
力強く変形の言葉を言い放った。
真丸が姿を銃に変え、ルゥーアの手に握られた。
『ルゥーア、残弾1発やから撃ったらすぐ再装填や。』
真丸の言葉に、
『はいです、ほぉ。』
脳内で返事したルゥーアが、
「いくです、ほぉ!」
さっと両手で銃を構え、
ドン!
弾倉に残っていた1発、通常弾を発射した。
狙いはど真ん中。
心臓の辺りに向かい飛んでいった弾丸を、
ぱぁん!
激しい接触音と共に、レイガディータが弾丸を受け止めた。
そのまま、驚きの表情で動きを止めている。
その隙に、
『ルゥーア!』
「はい、再装填です、ほぉ。」
弾倉を引き抜いたルゥーアが再装填の言葉を発し、
『装填する弾丸は、
閃光弾、炸裂弾、通常弾、通常弾、閃光弾、炸裂弾、通常弾
でいこか。』
真丸が装填する弾丸を設定した。
弾倉の中で弾丸が生成され、ルゥーアが銃に突っ込んだ。
そして撃とうとしたが、
「ったぁ、これはすごいねぇ。
こんなすごい衝撃、生まれて初めてだよ。」
なんて事を言いながら見つめてくるレイガディータの眼光に怯み、撃つことができなかった。
『ルゥーア、気後れんな!』
真丸の激に、
「はいです、ほぉ!」
後押されルゥーアが引き金を引くと、
ドン!
弾丸がレイガディータの顔に向かった飛んでいった。
広場を奥へと進むその先に、腕を組んで仁王立ちしているトラの魔獣が見えた。
「おお、やっぱデカいな。」
自分の倍くらいの大きさのトラ魔獣を見てもビビる事なく、強気の声で発した。
「ルゥーア、気ぃ引き締めや。」
「ははは、はいです、ほぉ!」
声を掛けたルゥーアから、緊張しているのが伝わってくる。
「リラックス、は無理やろけど、肩の力抜きや。
緊張してたら動かれへんで。」
真丸に声を掛けられ、
はぁ~、ふぅ~
ルゥーアが深呼吸して、
「が、がんばるです、ほぉ。」
少しだけ落ち着いたように感じた。
「ほな、がつんとかましたろか。」
「はいです、ほぉ。」
真丸はしっかり目力をこめて、トラ魔獣を睨みつけた。
そのまま進み、かなりの近距離まで近づくと、
「いらっしゃ~い、お嬢ちゃんたち~。
あんたらがあたしの相手をしてくれるってんだねぇ。」
舌なめずりながら、楽しそうに声を掛けてきた。
「あんたが、えっと、魔獣四天王のレイガディータ、やな?」
真丸に問われ、
「ええ、そうよぉ。
その気配、あんたが”伝説の最強武器”、みたいだね。
人の姿にもなれんのかい、面白いじゃないか。」
レイガディータが返してきた時、
ドバーーーン!!!
かなり大きな音が聞こえてきた。
「あっちも派手にやってんなぁ。
ほな、こっちも始めよか。
ルゥーア、いくで!」
「はいです、ほぉ。」
返事したルゥーアが真丸の肩に手を置くと、
「武器形態、ほぉ!」
力強く変形の言葉を言い放った。
真丸が姿を銃に変え、ルゥーアの手に握られた。
『ルゥーア、残弾1発やから撃ったらすぐ再装填や。』
真丸の言葉に、
『はいです、ほぉ。』
脳内で返事したルゥーアが、
「いくです、ほぉ!」
さっと両手で銃を構え、
ドン!
弾倉に残っていた1発、通常弾を発射した。
狙いはど真ん中。
心臓の辺りに向かい飛んでいった弾丸を、
ぱぁん!
激しい接触音と共に、レイガディータが弾丸を受け止めた。
そのまま、驚きの表情で動きを止めている。
その隙に、
『ルゥーア!』
「はい、再装填です、ほぉ。」
弾倉を引き抜いたルゥーアが再装填の言葉を発し、
『装填する弾丸は、
閃光弾、炸裂弾、通常弾、通常弾、閃光弾、炸裂弾、通常弾
でいこか。』
真丸が装填する弾丸を設定した。
弾倉の中で弾丸が生成され、ルゥーアが銃に突っ込んだ。
そして撃とうとしたが、
「ったぁ、これはすごいねぇ。
こんなすごい衝撃、生まれて初めてだよ。」
なんて事を言いながら見つめてくるレイガディータの眼光に怯み、撃つことができなかった。
『ルゥーア、気後れんな!』
真丸の激に、
「はいです、ほぉ!」
後押されルゥーアが引き金を引くと、
ドン!
弾丸がレイガディータの顔に向かった飛んでいった。
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