46 / 70
BULLET-45:森へ
しおりを挟む
□■□
まんまるたちと分かれたもふぃは、街門の反対側にある森林地帯に向かっていた。
『すごく微弱ではあったけれど、あれは魔獣大王の手下の気配だったわ。』
もふぃは街に入った頃から怪しい気配に気付いていた。
それはギルドから出た時も、変わらず感じられた。
その時、少し大きめの気配が消えるのを感じた。
『少し調べる必要があるわね。』
そう考え、まんまるたちと別行動をとったのだ。
森の入口に着いた。
けれど、なんとなく怪しい気配が感じられるだけだった。
『ここまで来れば、もっと強い何かを感じられると思ったのよ。』
そんな事を考えながら、森に入っていった。
ら、目の前に街が見えた。
『これは、結界ですわ。』
森は結界によって侵入を拒んでいる。
『ここには秘密がある、そう言っているようなものね。』
結界が張られている、という事は中に何かがある、という事だ。
『女神の力なら、こんな結界、簡単に、入っ、、。』
悪戦苦闘すること約30分、やっとの事で結界をこじ開けて、森に入っていった。
『はぁはぁはぁ、ざっとこんなもんよ。』
とか思っていたら、3匹の魔獣が襲いかかってきた。
自分と同じ、もふもるんが3体。
けれど、もふぃの倍くらいの大きさで、悪意むき出しで向かってくる。
「こんの雑魚共、これをくらうといいわ。
”旋風円斬”」
円になった風の刃が、3体を切り裂いた。
「いきなりこんな歓迎、って事はバレてるわね。」
結界をこじ開けた事で、敵に察知されてしまったようだ。
「”探知阻害”。」
もふぃは姿を消す魔法を使った。
そして、森の奥へと進んで行った。
まんまるたちと分かれたもふぃは、街門の反対側にある森林地帯に向かっていた。
『すごく微弱ではあったけれど、あれは魔獣大王の手下の気配だったわ。』
もふぃは街に入った頃から怪しい気配に気付いていた。
それはギルドから出た時も、変わらず感じられた。
その時、少し大きめの気配が消えるのを感じた。
『少し調べる必要があるわね。』
そう考え、まんまるたちと別行動をとったのだ。
森の入口に着いた。
けれど、なんとなく怪しい気配が感じられるだけだった。
『ここまで来れば、もっと強い何かを感じられると思ったのよ。』
そんな事を考えながら、森に入っていった。
ら、目の前に街が見えた。
『これは、結界ですわ。』
森は結界によって侵入を拒んでいる。
『ここには秘密がある、そう言っているようなものね。』
結界が張られている、という事は中に何かがある、という事だ。
『女神の力なら、こんな結界、簡単に、入っ、、。』
悪戦苦闘すること約30分、やっとの事で結界をこじ開けて、森に入っていった。
『はぁはぁはぁ、ざっとこんなもんよ。』
とか思っていたら、3匹の魔獣が襲いかかってきた。
自分と同じ、もふもるんが3体。
けれど、もふぃの倍くらいの大きさで、悪意むき出しで向かってくる。
「こんの雑魚共、これをくらうといいわ。
”旋風円斬”」
円になった風の刃が、3体を切り裂いた。
「いきなりこんな歓迎、って事はバレてるわね。」
結界をこじ開けた事で、敵に察知されてしまったようだ。
「”探知阻害”。」
もふぃは姿を消す魔法を使った。
そして、森の奥へと進んで行った。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。
▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ......
どうしようΣ( ̄□ ̄;)
とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!!
R指定は念のためです。
マイペースに更新していきます。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる