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BULLET-4:パートナー
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□■□
何かに当たって、どこかに落ちた。
そんな感覚の後、急に視界が開けた。
『まぶし、、。』
圧倒的な光が薄れ、見えるって感覚が蘇る。
なんか熊っぽいでっかいのと、変な髪型の少女の姿が過った。
その時、
【コノモノト、パートナーケイヤク、シマスカ?】
電子音声の様な声が聞こえてきた。
『この者、ってさっき見えた娘の事やんな。
え、え、どないしたらええん?』
考えていると、
【パートナーケイヤクデ、キノウノイチブガ、カイホウサレマス】
また電子音声が聞こえてきた。
『え、機能?、開放?、ってなんなん?』
考えようとしていたら、
「いやだほぉー!」
そんな声が聞こえてきた。
なんかでっかいのが近づいてくるのがちらっと見えた。
のんびり考えてる時間はないようだ。
真丸は、
『する。』
と声が出せないので意思で示した。
【パートナーケイヤク、カンリョウシマシタ】
すぐに返事が返ってきた。
その瞬間、いろいろな情報が湧いてくる。
視界の中に、
Lv1 デザートイーグル
って文字と共にステータスやら能力やらが見える。
『属性:銃って、うち銃なん!?』
驚きながらも、
『そっか銃に転生か、そりゃ体動かへんわ。
ん?って事はこの娘がうちの所持者ってことになったんか。
ってちょなにしてんねん!?』
考えてたら、少女の後頭部が見えた。
どうやら真丸を投げようとしているみたいだ。
大慌てで、
『投げんなー!』
と叫んだら、少女の動きが止まった。
不思議そうに周りをきょろきょろしている。
『ちゃうちゃう、あんたが持ってる者や。』
へっ!?って表情で真丸に目が向いた。
目が合った、ような気がしているのは真丸だけで、少女はかなり戸惑っているようだ。
『こまかい説明はあとや。
あのでっかいのんいてこますで。』
真丸の言葉に、
「いて、こます、ほぉ?」
疑問で返してきた。
どうやら、"いてこます"は伝わらなかったようだ。
『やっつける、って事や。
グリップ持って、銃口をでかいのんに向けるんや。』
と勢い込んで言ってはみたが、
「ぐりっぷ、じゅうこう、ってなんだほぉ?」
と緊張感のない声が返ってくる。
『ああもう、どないしたらええねん。』
どう考えても細かく説明している時間はない。
自分の力だけで撃てそうにない。
って思ってたら、
『イメージ共有:1?』
能力欄にそんな文字を見つけた。
『これや!』
急いで銃を撃つイメージを思い浮かべた。
□■□
「うぇぇ、どうしたらいいんだほぉ。。」
半泣きになりながら真丸をつっついていたルゥーアの頭の中に"銃を撃つ"イメージが流れ込んできた。
『その通りにやるんや!』
「わわわ、わかったんだほぉ。」
ルゥーアは立ち上がり、グリップを握って銃口を向けた。
「うう、結構重い、ほぉ。」
若干苦戦しながらも、スライドさせ初弾をチャンバーに送り込んだ。
『よっしゃ、撃てー!』
「はいっ、ほぉ!」
ルゥーアが引き金を引き絞ると、
ドゴーーーン!
派手な銃声が轟いた。
何かに当たって、どこかに落ちた。
そんな感覚の後、急に視界が開けた。
『まぶし、、。』
圧倒的な光が薄れ、見えるって感覚が蘇る。
なんか熊っぽいでっかいのと、変な髪型の少女の姿が過った。
その時、
【コノモノト、パートナーケイヤク、シマスカ?】
電子音声の様な声が聞こえてきた。
『この者、ってさっき見えた娘の事やんな。
え、え、どないしたらええん?』
考えていると、
【パートナーケイヤクデ、キノウノイチブガ、カイホウサレマス】
また電子音声が聞こえてきた。
『え、機能?、開放?、ってなんなん?』
考えようとしていたら、
「いやだほぉー!」
そんな声が聞こえてきた。
なんかでっかいのが近づいてくるのがちらっと見えた。
のんびり考えてる時間はないようだ。
真丸は、
『する。』
と声が出せないので意思で示した。
【パートナーケイヤク、カンリョウシマシタ】
すぐに返事が返ってきた。
その瞬間、いろいろな情報が湧いてくる。
視界の中に、
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って文字と共にステータスやら能力やらが見える。
『属性:銃って、うち銃なん!?』
驚きながらも、
『そっか銃に転生か、そりゃ体動かへんわ。
ん?って事はこの娘がうちの所持者ってことになったんか。
ってちょなにしてんねん!?』
考えてたら、少女の後頭部が見えた。
どうやら真丸を投げようとしているみたいだ。
大慌てで、
『投げんなー!』
と叫んだら、少女の動きが止まった。
不思議そうに周りをきょろきょろしている。
『ちゃうちゃう、あんたが持ってる者や。』
へっ!?って表情で真丸に目が向いた。
目が合った、ような気がしているのは真丸だけで、少女はかなり戸惑っているようだ。
『こまかい説明はあとや。
あのでっかいのんいてこますで。』
真丸の言葉に、
「いて、こます、ほぉ?」
疑問で返してきた。
どうやら、"いてこます"は伝わらなかったようだ。
『やっつける、って事や。
グリップ持って、銃口をでかいのんに向けるんや。』
と勢い込んで言ってはみたが、
「ぐりっぷ、じゅうこう、ってなんだほぉ?」
と緊張感のない声が返ってくる。
『ああもう、どないしたらええねん。』
どう考えても細かく説明している時間はない。
自分の力だけで撃てそうにない。
って思ってたら、
『イメージ共有:1?』
能力欄にそんな文字を見つけた。
『これや!』
急いで銃を撃つイメージを思い浮かべた。
□■□
「うぇぇ、どうしたらいいんだほぉ。。」
半泣きになりながら真丸をつっついていたルゥーアの頭の中に"銃を撃つ"イメージが流れ込んできた。
『その通りにやるんや!』
「わわわ、わかったんだほぉ。」
ルゥーアは立ち上がり、グリップを握って銃口を向けた。
「うう、結構重い、ほぉ。」
若干苦戦しながらも、スライドさせ初弾をチャンバーに送り込んだ。
『よっしゃ、撃てー!』
「はいっ、ほぉ!」
ルゥーアが引き金を引き絞ると、
ドゴーーーン!
派手な銃声が轟いた。
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