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爆誕 新宗教
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そして迎えた早朝。中々起きない聖女を叩き起こし、出発の支度をする。
イマイチ状況が呑み込めてないメアリーだったが、自分の身体に加護が付与されていないことに気が付くとガクッと肩を落とした。
「か、加護が……わ、私……聖女じゃ……」
「おい、落ち込んでないで服着ろ、服!」
「ぅぅ……貴方のせいで……」
「そんなことより、仕事だ仕事。ほら」
全裸の彼女に向かって修道服を投げると、渋々着替え始める。
メソメソしやがって……まるで俺が悪いことしたみたいじゃないか。
「大体、聖女じゃなくなった私が、こんな服着ても……」
「いいか、これからメアリーは聖女のまま冒険者になってもらうからな」
「そんなの、聞いたことありませんよ」
「拒否権はない。というより、もう俺から離れることはできない筈だが?」
「うぅ、ぅ~……わかってますけど……」
淫紋が刻まれた以上、俺に逆らうという選択肢は彼女の中から消える。だが、決して意思がなくなるわけじゃない。
催眠とはまた違い、完全にコントロールすることはできないのだ。
「あんまりぐずぐず言ってると、暫くはお預けだぞ。メアリー」
「──ッ! べ、別に、私はもう一回犯して欲しい……むしろ、もっと長い時間一日中エッチしたいなんて、微塵も思ってませんけど……今すぐ準備します!!」
「……はいはい」
ピシっと敬礼し、いそいそと服を着るメアリー。少し淫紋が弱かったか? 人間の体で魔族魔法はまだ慣れてないから、変な風に掛かってる気がする。
けど、まぁ、このくらいでちょうどいいかもしれないな。
「着ました! ハリボテシスター、メアリーです!」
「いよし、んじゃ早速向かうぞ」
「どこへ行くのですか? 依頼を受けても、私ではあまり力になれませんよ」
「いや、お前には大事な役割がある。着いてこい」
「んん? ぁ、待って下さいよーリル様ァー」
聖女メアリーを一番最初に堕としたかった理由を果たすために俺はある場所へと足を運んだ。
♢♢♢
「はい、はい、リル君の面倒は私が見させて頂きますので……いえ、安心してください。これでも、一人で教会を運営できるくらいの力は」
ペコペコと頭を下げるメアリーの前には、母さんが座っている。ここは我が家の食卓だ。
「ご迷惑じゃないかしら……この子、おっちょこちょいだから……」
「いえ、魔法の才もあり、冒険者としての素質は充分かと」
「そう? シスターさんに言ってもらえると、安心だわ」
「ですが、これから冒険者として経験を積むために、暫く家を開けることもあるかと思いますが、私がついてますので」
「お願いしますね、シスター」
「はい、お任せ下さい、お母様」
「アンタもちゃんと、シスターさんの言う事聞くんだよ?」
「うん、大丈夫だよ母さん」
そう言った会話を済ませた後、三人で昼食を取り、俺たちは母さんに見送られながら家を後にした。
「……ふぅ、これで大丈夫そう、だな……」
シスターって職業は、普通の人からみたら偉大な仕事だ。そんな彼女に任せるなら、母さんも安心できるだろう。
「ようやく、単独で遠出ができるようになったって訳だ」
一仕事終え額の汗を拭いながらギルドに向かって歩いているとメアリーが話しかけてくる。
「まさか眷属になって最初の仕事が『お母様を安心させること』だとは思いませんでしたよ」
「仕方ねーだろ。あー見えて、結構心配症なんだよ、母さんは」
「……魔族、ですよね?」
「そうだけど、育ててくれた恩を捨てるほど落ちぶれちゃいないさ」
「ぐぬぬ、なんだか魔族の印象が変わりそうです」
「今は人間だからな。郷に入っては郷に従え、だ」
「え、人間? 魔族? ええ?」
頭を傾げ悩むメアリー。コイツは第一号の眷属だし、ちゃんと説明しとくべきなのかもしれないな。
「とりあえず、ギルドに着いたら説明する。今後、どう動くかも話しておきたいしな」
「わかりました!」
「……」
存外と素直過ぎる彼女に、少し違和感を抱きながらも歩き続けギルドに到着。
扉を開けると、中には沢山の冒険者達で溢れかえっていた。
サーニャも忙しそうに駆け回っていて、俺たちに構っている隙なんて無さそうだ。ラッキー。
「すごぉい! ここがギルドですかぁ……うわぁ、皆さん強そうですね」
「あれ? メアリー、来るのは初めてなのか?」
「聖女は基本、規律により教会から出ることは許されませんからね」
「ふ~ん、それは知らなかったな……」
「加護を受ける為には、相応の規律を守り続けないといけないのですよ」
「俺が破っちゃったから、もう関係ないけどな」
「ハリボテシスターですからね!」
なるほど、彼女が素直な理由に、少しだけ合点がいった。見る物、触る物、全てが新しいのか。
「えっと……彼処のテーブルが空いてるな」
筋肉隆々の冒険者達を押し除け、空いてる席に二人で座り俺は彼女に今までの経緯を説明した。
それを聞いたメアリーは「むぅー」と少し呻る。
「つまり、リル様は魔王を倒すために人間になった……?」
「そう言っているだろう。これ以上、何が疑問なんだ」
「いや、それなら……実質、人間の味方ってこと、ですよね?」
「ん? ……ん~そう、じゃない」
魔王を倒すのは人間の夢、ではあるだろう。けど、その後が違う。
人間が求めるのは平和な世界、俺が求めるのは次期魔王の座。味方ってわけじゃない。
「善悪で言えば、善。いい魔族ってことですか?」
「レイプされた相手に、よくそんな台詞吐けるな……善悪なんて、考えたこともないぞ」
「元聖女にとって、結構大事なことですよ! 行いが正しいのか、正しくないのか、は」
「まぁ、お前が正義だと思いたいならそれでいいが……俺たちがこれからやることは一つだぞ?」
「修行、ですか?」
「そんなまわりくどい事するくらいなら、強い奴を堕として淫紋刻んだ方がはえー」
「ということは……?」
「そう、お前と同じように色んな女を犯して──」
「布教活動ですね!!!!」
「……は?」
食い気味に叫ぶメアリーは、続けて言った。
「あんな気持ちいいこと、私だけが頂いては罪! 世界中の皆に、この快感を、解放感を広めなくてはなりませんものね!!」
「……おぃ」
「わかりました! やはり、貴方は正義……いや、我が教祖様です! 信者を増やしましょう、リル教の誕生です!」
「……」
ふんすと鼻を鳴らし、はりきっているメアリーを横目に、俺は思わず溜息を吐いた。
何か間違っている気がするが……まぁ、やる気になってくれるなら問題ないか?
「私たちでどんどん信者を増やして、いっぱい気持ちいい事して、魔王を倒しましょうね! リル様!」
「ぉ、おう……」
引き気味の俺を無視して、彼女は一人「おー!」と拳を突き上げる。
眷属にしてから、シスターははっちゃけてしまった。
もしかしたら俺は、一番最初の眷属を間違えてしまったのかもしれない。
イマイチ状況が呑み込めてないメアリーだったが、自分の身体に加護が付与されていないことに気が付くとガクッと肩を落とした。
「か、加護が……わ、私……聖女じゃ……」
「おい、落ち込んでないで服着ろ、服!」
「ぅぅ……貴方のせいで……」
「そんなことより、仕事だ仕事。ほら」
全裸の彼女に向かって修道服を投げると、渋々着替え始める。
メソメソしやがって……まるで俺が悪いことしたみたいじゃないか。
「大体、聖女じゃなくなった私が、こんな服着ても……」
「いいか、これからメアリーは聖女のまま冒険者になってもらうからな」
「そんなの、聞いたことありませんよ」
「拒否権はない。というより、もう俺から離れることはできない筈だが?」
「うぅ、ぅ~……わかってますけど……」
淫紋が刻まれた以上、俺に逆らうという選択肢は彼女の中から消える。だが、決して意思がなくなるわけじゃない。
催眠とはまた違い、完全にコントロールすることはできないのだ。
「あんまりぐずぐず言ってると、暫くはお預けだぞ。メアリー」
「──ッ! べ、別に、私はもう一回犯して欲しい……むしろ、もっと長い時間一日中エッチしたいなんて、微塵も思ってませんけど……今すぐ準備します!!」
「……はいはい」
ピシっと敬礼し、いそいそと服を着るメアリー。少し淫紋が弱かったか? 人間の体で魔族魔法はまだ慣れてないから、変な風に掛かってる気がする。
けど、まぁ、このくらいでちょうどいいかもしれないな。
「着ました! ハリボテシスター、メアリーです!」
「いよし、んじゃ早速向かうぞ」
「どこへ行くのですか? 依頼を受けても、私ではあまり力になれませんよ」
「いや、お前には大事な役割がある。着いてこい」
「んん? ぁ、待って下さいよーリル様ァー」
聖女メアリーを一番最初に堕としたかった理由を果たすために俺はある場所へと足を運んだ。
♢♢♢
「はい、はい、リル君の面倒は私が見させて頂きますので……いえ、安心してください。これでも、一人で教会を運営できるくらいの力は」
ペコペコと頭を下げるメアリーの前には、母さんが座っている。ここは我が家の食卓だ。
「ご迷惑じゃないかしら……この子、おっちょこちょいだから……」
「いえ、魔法の才もあり、冒険者としての素質は充分かと」
「そう? シスターさんに言ってもらえると、安心だわ」
「ですが、これから冒険者として経験を積むために、暫く家を開けることもあるかと思いますが、私がついてますので」
「お願いしますね、シスター」
「はい、お任せ下さい、お母様」
「アンタもちゃんと、シスターさんの言う事聞くんだよ?」
「うん、大丈夫だよ母さん」
そう言った会話を済ませた後、三人で昼食を取り、俺たちは母さんに見送られながら家を後にした。
「……ふぅ、これで大丈夫そう、だな……」
シスターって職業は、普通の人からみたら偉大な仕事だ。そんな彼女に任せるなら、母さんも安心できるだろう。
「ようやく、単独で遠出ができるようになったって訳だ」
一仕事終え額の汗を拭いながらギルドに向かって歩いているとメアリーが話しかけてくる。
「まさか眷属になって最初の仕事が『お母様を安心させること』だとは思いませんでしたよ」
「仕方ねーだろ。あー見えて、結構心配症なんだよ、母さんは」
「……魔族、ですよね?」
「そうだけど、育ててくれた恩を捨てるほど落ちぶれちゃいないさ」
「ぐぬぬ、なんだか魔族の印象が変わりそうです」
「今は人間だからな。郷に入っては郷に従え、だ」
「え、人間? 魔族? ええ?」
頭を傾げ悩むメアリー。コイツは第一号の眷属だし、ちゃんと説明しとくべきなのかもしれないな。
「とりあえず、ギルドに着いたら説明する。今後、どう動くかも話しておきたいしな」
「わかりました!」
「……」
存外と素直過ぎる彼女に、少し違和感を抱きながらも歩き続けギルドに到着。
扉を開けると、中には沢山の冒険者達で溢れかえっていた。
サーニャも忙しそうに駆け回っていて、俺たちに構っている隙なんて無さそうだ。ラッキー。
「すごぉい! ここがギルドですかぁ……うわぁ、皆さん強そうですね」
「あれ? メアリー、来るのは初めてなのか?」
「聖女は基本、規律により教会から出ることは許されませんからね」
「ふ~ん、それは知らなかったな……」
「加護を受ける為には、相応の規律を守り続けないといけないのですよ」
「俺が破っちゃったから、もう関係ないけどな」
「ハリボテシスターですからね!」
なるほど、彼女が素直な理由に、少しだけ合点がいった。見る物、触る物、全てが新しいのか。
「えっと……彼処のテーブルが空いてるな」
筋肉隆々の冒険者達を押し除け、空いてる席に二人で座り俺は彼女に今までの経緯を説明した。
それを聞いたメアリーは「むぅー」と少し呻る。
「つまり、リル様は魔王を倒すために人間になった……?」
「そう言っているだろう。これ以上、何が疑問なんだ」
「いや、それなら……実質、人間の味方ってこと、ですよね?」
「ん? ……ん~そう、じゃない」
魔王を倒すのは人間の夢、ではあるだろう。けど、その後が違う。
人間が求めるのは平和な世界、俺が求めるのは次期魔王の座。味方ってわけじゃない。
「善悪で言えば、善。いい魔族ってことですか?」
「レイプされた相手に、よくそんな台詞吐けるな……善悪なんて、考えたこともないぞ」
「元聖女にとって、結構大事なことですよ! 行いが正しいのか、正しくないのか、は」
「まぁ、お前が正義だと思いたいならそれでいいが……俺たちがこれからやることは一つだぞ?」
「修行、ですか?」
「そんなまわりくどい事するくらいなら、強い奴を堕として淫紋刻んだ方がはえー」
「ということは……?」
「そう、お前と同じように色んな女を犯して──」
「布教活動ですね!!!!」
「……は?」
食い気味に叫ぶメアリーは、続けて言った。
「あんな気持ちいいこと、私だけが頂いては罪! 世界中の皆に、この快感を、解放感を広めなくてはなりませんものね!!」
「……おぃ」
「わかりました! やはり、貴方は正義……いや、我が教祖様です! 信者を増やしましょう、リル教の誕生です!」
「……」
ふんすと鼻を鳴らし、はりきっているメアリーを横目に、俺は思わず溜息を吐いた。
何か間違っている気がするが……まぁ、やる気になってくれるなら問題ないか?
「私たちでどんどん信者を増やして、いっぱい気持ちいい事して、魔王を倒しましょうね! リル様!」
「ぉ、おう……」
引き気味の俺を無視して、彼女は一人「おー!」と拳を突き上げる。
眷属にしてから、シスターははっちゃけてしまった。
もしかしたら俺は、一番最初の眷属を間違えてしまったのかもしれない。
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