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本質は淫乱聖女

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「惰性の塊みてーな太腿だな。ちゃんと運動してんのか?」
「余計なお世話で……ひ、はひッ……!?♡」
「おや、これは汗か? やけにここら変だけ濡れているな」

 太腿の隙間に手を入れると、べっちょりとした熱い粘液が絡み付いた。

「ぁ、汗ですよ……ッぅ♡」
「うわ……凄いぞ、これが汗? 糸引いて太腿に橋が掛かってるぞ?」
「──ッ、あ、汗っかきなだけです……」
「本当か? まぁ、そうだよな。神聖なシスターが、まさか乳首弄られただけで愛汁垂れ流す淫乱なわけないもんなー」
「ぁ、貴方になんか、負けない……!」
「けど、あれ? もう一つ勃起してる箇所があるみたいだけど、これは何かな?」

 耳元で息を吹き掛けるように囁き、股にいれた手を徐々に上へと持ち上げていく。
 弄るように肉を押し除け、そうしてようやく見つけた。雌最大の弱点クリトリスを。

「さて、聖女様はどんな姿を見せてくれるのか、要必見だ……な!」

 俺はバキバキにボッキした陰核を親指と中指で軽く摘んだ。その瞬間──

「ぇ……ひぃィィぁッ!?!?♡♡」

 腰を浮き上がらせ、絶叫するメアリー。
 陰部からは更に愛汁が押し寄せ、どんどん股を濡らしていった。

「い、今の……な、なに!? し、知らない……ぇ、はひぇ!?♡」

 思わぬ電流に困惑するメアリーを見て、彼女は自慰行為をしたことがないと察する。
 だから俺は、親切丁寧に教えてあげることにした。

「メアリー、さっき触ったのはクリトリスって名前の場所さ」
「ク、クリトリ……ス……」
「そう、雌が雄に種付けしてもらう為に、雄に媚を売る為に備わっている人間の器官だ」
「そんな……そんな穢らわしい物が私に……」
「お前だけじゃない、雌の全員に付いているぞ? 元々、生物ってのは穢れた存在なのさ。こんな風にな」
「ま、待って──ひ、ひぐぅッ!♡ ぅ、ああッ!!♡♡」

 コリコリコリコリ。
 もう一度陰核を指で摘み、乳首を弄る時と同じ要領で刺激する。
 メアリーは身を捩りながら、必死に歯を食い縛り、俺を喜ばせまいと声を殺そうとした。
 だが、快楽の電流は彼女の口元を緩め、湧き上がる熱は自然と漏れる。

「気持ちいいだろ、メアリー? 雌の喜びを感じてるんだろ?」
「ひぐッ……んんぁッ!♡ と、止めてぇ……や、めッ……ひっ、ぁぁ!♡」
「なに? 乳首も一緒に触って欲しいのか? しょーがないなぁ、淫乱聖女さんは」
「ぃ、言ってな──んあああ゛!♡ は、はやぁぁ!♡♡」

 右手でクリを、左手で乳首をこねくると、打ち上げられた魚みたいにビチビチと暴れるメアリー。

「ゃ、やだぁ……く、るッ──な、なにか……や、やだ……ん、んん゛ッ!!♡」
「そうか、やっぱりお前は最後までした事がないんだな」
「しゃ……しゃいご……ぅ、ぅォッ!♡」
「絶頂だよ。今からたんと味合わせてやるから……な!!」
「ひィッ!?♡ ぁ、ぁぁ、ああああ゛ッ!♡♡」

 少し激しめに、指先を振動させつつ陰核を刺激し、乳首を挟みながら引っ張る。
 腰を突き上げ、悶えるメアリーは大声で叫び、未知の快感に恐怖した。
 全身の筋肉がギュッと中心に集まり、背筋がピンッと伸びる。
 そして、容赦なく続く愛撫は、遂に彼女を絶頂へと至らしめた。

「ぁッ、や、だ──ッん、んぁぁぁァああ゛あ゛ッ!!♡♡♡」

 ビク、ビクビクビクッ!
 激しい痙攣と共に陰部から勢いよく放出される潮は、股をびちゃびちゃに濡らす。
 暫く身体を跳ねらせた後、まるで糸の切れた人形のように全身から力が抜けた。

「盛大にイッたな……どれ、聖女様は一体どんな顔をしているんだ」

 目隠しを外してみると、聖女というより売女のような雌の顔があった。
 アホ顔で口を開き、快感の電流に脳を焼かれた表情だ。
 メアリーは目隠しを外された事に気がつくと、ポロポロと涙を流しながら言った。

「も……もぅ……止めて下さい……お願い、します……こ、こんな事されたら……ぁ、ぅ♡」
「淫魔に懇願するつもりか?」
「知らないんです……は、初めてで……私、壊れてしまいます……だから、もう」
「おいおい、遠回しに言われても俺は分からないぞ?」
「──ッ、はひッ!?♡」

 俺が太腿に手を当てると、メアリーは怯えたように身体を跳ねらせた。
 これ以上、快感に飲み込まれていくのが怖くて怖くて仕方がないのだろう。
 絞るような声で、できる限り知ってる言葉を使って彼女は伝えてきたのだ。

「ク、クリトリスと……乳首をイジメられて……あ、頭が変に……身体、熱くて……ぉ、おかしくなりそうなんです!」
「変? 熱く? それじゃあ、淫魔は納得しないかな」
「──ッ……き、気持ちよかったんです! クリトリスも、乳首も! そ、それで……一気に何か来て……あ、頭爆発しそうに……」
「それがイクってやつだ。一番気持ちのいい瞬間だな」
「イク……嫌、あの感覚、こ、怖いんです……た、助けて下さい……もぅ、イジメないで下さい……」

 手首足首を繋がれたまま、できる限り身体を丸くし震えるメアリー。
 とても可哀想で、助けてあげたくなってしまう……わけない。
 
「お前、本当に雄の喜ばせ方を知ってるよな……」
「ぇ……? ぅ──きゃぁッ! ぅ……」

 彼女をうつ伏せにし、足を折り畳め、右手で頭を押さえ付ける。
 尻を突き出した体勢にしたまま、後ろから耳元に囁き掛けた。

「才能あるよ、淫乱聖女。デカ尻デカ乳、しかも直ぐにイッて、あんあん喘ぐ。雄の欲望を受け止める為に存在してるような雌だ」
「ちがいます……わ、私は……」
「本当はもっとイジメて欲しいんだろ?」
「そんなわけ……」
「じゃあなんで、こんなにマンコひくひくさせてんだ? 言ってみろ?」
「や──ひッ……ゆ、指が……ぁぁッ!♡」

 ちゅくちゅくちゅく。
 左手で陰部に人差し指を当てると小陰唇が吸い付いてくる。

「ほらみろ。身体は欲しがっているぞ、快感を……いや、陰茎を」
「そ、それだけは本当にダ──へひッ!?♡ ぁ、んぁ……ィ、はぁ、ひッ!♡」

 少しだけ指を入れると、ギチギチの新鮮マンコは必死に食らい付いてきた。軽く抜こうとするだけでも一苦労な程に。

「凄い吸い付きだな。こんなマンコで聖女は流石に無理があるぞ」
「ぉ、お願いです……処女だけは、処女だけは助けて下さい……じゃないと、わ、私もう……聖女に戻れなく……何でもしますから、助けて……助けて……」
「そうだよなぁ、加護は処女しか受けれないもんな」
「は、はい……今回の事は口外しませんし、貴方の言う事は何でも聞きます……足だって舐めます……だから、処女だけは……」
「へぇ、なんでも言う事聞くんだ」

 聖女にとって陰部は最も穢されてはならない場所。処女でなくなった瞬間から加護は解け、永遠に聖女には戻れなくなってしまう。
 しかも、今まで聖女としての生き方しか知らない女が、途端に力を失ったとなれば、この世界での末路は言うまでもないだろう。
 加護のなくなった聖女を眷属にする意味などない。でも──

「はぃ……メアリー・マトリアルは服従します……だから、だから……」
「わかったよ」
「ほ、本当ですか!? あ、ありがとうご──」
「言うこと聞かなくてもいいから、処女は絶対にもらうね」
「──ぇ……」

 メアリーの顔から一気に血の気が引く。
 そして俺はズボンを脱ぎ、彼女に自身の陰茎を見せ付けた。

「これで、今からメアリーを犯すから。ちゃんと見とけよ」
「な、なんですか……これ……ぉ、大き、過ぎる……」

 最大まで勃起した凶悪な20センチちんぽを目にし、更なる恐怖に煽られるメアリーは唖然とし、言葉を失っていた。
 人間になった時、ここがちゃんと成長するか心配だったけど、大きさも太さも、反りもカリも充分エグい物になってくれてよかった。

「大丈夫大丈夫、痛みはないよ。一応、そう言ったケアをできるくらいに魔法は使えるから」
「ぁ……あぁ……ぁ……な、んで……」
「普通に考えてさ、淫紋で堕とせば眷属にできるじゃん?」
「……ぉ、御慈悲を……」
「魔族に慈悲なんて、無い。それに俺はメアリーに聖女を辞めてもらうのが目的なんだから」
「ぇ……? わ、私が聖女を辞めたら何も残らないのに……」
「俺の、俺だけの雌になってもらうよ、メアリー・マトリアル」

 そして、俺は彼女のケツを掴むと後ろから亀頭を陰部に当てた。

「知性の無い獣みたいに喘いでくれよ、淫乱聖女」
「助けて……イジメないで……お願い……」
「これから幸せになれるから、安心しとけ。さ、挿入していくぞー」
「ひッ……ォ、おおおォォッ!?♡♡」

 ズプ、ずぷぷぷぷ。
 ゆっくりと腰を落とし、陰茎を挿入させていくと、メアリーは口を開き吠えた。
 予想通り、極上に蕩けた肉壺は別の生き物が如くうねり、陰茎を咥え込む。
 ずぷっと深く、もっと深く、ようやくと半分入れたところで、彼女は叫んだ。

「も、もうムリィッ!♡ は、入らにゃいから……ぃ、ィィ……♡」

 地面に腕を伏せ、堪えながらも悶える。
 当然、こんな所でやめるつもりもないし……ここは一つ、驚かせてやろう。

「苦しい?」
「く……キツぃ……な、内臓が押し上げられて……は、入らないッ……から」
「なら、こうしてみようかな。えぃッ!」

 彼女の長い金髪を掴み、強引に身体を引き寄せると同時に、思いっきり腰を打ちつけた。ずぷん。

「はッ──ひにゃぁぁぁあああ゛ッ!♡♡」

 子宮を亀頭が押し潰し、内臓を一気に押し上げる。しっかりと根元まで飲み込むと、メアリーはそれだけで絶頂した。
 ……よし、血は出てないし、ちゃんと魔法は使えてるみたいだな。遠慮なくできる。

「ほら、入るじゃないかメアリー。偉いぞー」
「はぐッ……ぅ、ぅあ……ふ、へ♡」
「おいおい、挿入しただけで飛びそうになるなよ。本番はこれからだ、ぜ!」
「ぁ、あう゛っ!?♡ へ、は、ひぐぅぅぅう゛ッ!!♡♡」

 パン、パンパンパンパンッ!
 激しく腰を打ちつけ破裂音を鳴らす。
 メアリーは乱れ、陰部からは潮を噴きまくっていた。

「おら、何が『快楽になんて屈しない』だ、この淫乱聖女めッ! 本当は犯して欲しかったんだろ、言ってみろ!」
「ちが、ちがぅのぉぉぉ!♡ ほ、本当にぃ……わ、わたし、頑張ったにょにぃィ──ィ、イグッ、イグッ!♡♡」
「こんなにマンコ吸い付かせて、よくそんな台詞が吐けるな! 今、どんな気持ちだ?」
「ぎ、きもちぃぃのォ゛!♡ だ、ダメにゃのにぃ……も、戻れないの、もぅ、知っちゃったらぁ──戻れないぃぃッイ!♡」
「あぁ、そうだ! お前はもう、俺のモノになるしかないんだよ!」

 ストロークを続けていると、下腹部の淫紋が輝きを増した。
 それに合わせて、腰を振ったまま両手を使い乳首とクリトリスをイジメると更に締まりがよくなった。

「ィ──ぁあ゛ッ! イグの、と、とまりゃなぃッ!?♡ とまりゃないのぉぉ!!♡」
「ッ、物欲しいそうに子宮でキスしやがって、お望み通りくれてやるよッ!」

 限界が近くなった俺は一番深くまで挿入し、ケツ肉ごと身体を押し上げる。そして──

「最初の命令だ! 全部受け止めろ、メアリーッ──くッ!」
「だ、ダメ──ふ、深いのが、く、来るッ……ぁ、ィ、イグぅぅぅぅ゛!♡♡♡」

 ビュルルル……ドク、ドク。
 彼女に膣内射精《なかだし》をし、精液を流し込む。ペニスが脈を打つ度に、ビクビクと身体は震え「ぁ、ぁ♡」と声を漏らした。
 引き抜こうとしても、膣肉がしつこく絡み付き、なかなか抜けない。本当に欲張りなマンコだ。

「ふぅ……さて、と」
「へ──ひぎッ!?♡」

 強引にちんぽを抜き、完全脱力アヘ顔状態のメアリーの身体をコロンと転がす。
 よし、淫紋はしっかりと刻まれている。完堕ちだ。

「これからお前は俺の眷属だ。ちゃんと言うこと聞けよ。そしたら、もっと気持ちいいことしてやるからな」
「は、へひ……へ、は♡」
「……聞こえてない、か。まぁいい、目が覚めたら早速一仕事してもらうから、それまでゆっくり休んでいろ」

 そう伝えると、メアリーの瞳は閉じた。眠ってしまったのだろう。
 俺は拘束を外し、彼女の身体を抱き抱えると、とりあえず寝室に寝かせ、風邪をひかないようにタオルで身体を拭いておいた。

「ここまですれば……っと」

 人間の身体での初めての性交。
 やはり淫魔の時と比べて体力を使うな。
 俺も、少しだけ寝よう。

「とりあえず、一歩前進……むにゃ」

 メアリーの身体を抱き枕代わりにし、俺も一緒に眠りについた。魔王になる自分を思い浮かべて。

 
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