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揺らめく影、不思議な人魔
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「ああ、俺の名前を言ってしまったなぁ、ルロロク・レシタント」
「──ッ、どうして俺の名を!?」
「隣のやつは、レンゲール・ランチか……いい名前じゃないか」
「ひッ!?」
ゆらり、ゆらりと千鳥足で近づいてくるケイオス・ヘルム。
炎の如く揺らぐ、曖昧な形の右腕とその動きが相まって、まるで幽霊《ゴースト》のようだった。
自分の名前を言い当てられ、不気味な雰囲気に耐えれなくなったか。
棍棒を持った男、レンゲールは錯乱しながらも襲いかかった。
「この死にぞこないが! お前の首を獲って、俺が報奨金を手に入れてやる!!」
この巨体からは想像できない素早さで接近し、頭上から棍棒を振り下ろす。
ズガンと鈍い音がなるが、それは地面を叩いた音。
ケイオスは俯いたまま、身体を半身にしあっさりと躱した。
「な、俺の攻撃がぁ!?」
「攻撃力はそれなり、素早さは魔力で補っているのか。意外と技能派なんだな」
「チッ、分かったような口を利きやがって」
「レンゲール! 二人で殺《や》るぞ!!」
一人では敵わないと察するや、ルロロクはケイオスの後ろに回り込む。
いくら素早い相手であろうと、挟み撃ちであれば逃げ場はない。
判断から実行の速さ、彼らの冒険者としての実力は本物なのだろう。
だが、眼の前にいるのはあの『アルフレド』を殺した者。
「「くたばりやがれ!!」」
前後から激しい猛攻が襲いかかるも、彼の顔色は変わらない。
先程の千鳥足が嘘のように高速で身体を動かし、攻撃を避け続ける。
続く猛攻。疲労を先に見せたのは、まさかの巨漢の方だった。
「くそ、どうしてあたらねぇ!」
「素早さを魔力で補わせてもらった、お前の技だ」
「殺人犯だけじゃなく、盗人かよ、クズめ!」
その言葉に、ピタリと一瞬だがケイオスの動きが止まる。
「もらった!」
隙を逃さぬまいと、男の挟撃が遂に身体に直撃。
ケイオスの身体はくの字に折れ曲がり、口から血反吐を吐き出した。
トドメを刺そうと、棍棒を握りしめるレンゲール。
だが、瞬きしている間に彼の姿は視界から消えていた。
「ど、どこに行った!?」
「ここだ」
「な──ぐふッ?!」
「レンゲール!!!!」
大振りの攻撃を見切り、懐に潜り込んだケイオスの魔の手は巨漢の腹部を貫く。
貫通し、背中から見える恐ろしい右腕。
女はその悍ましさから「ひッ!」と姦しい悲鳴を上げる。
「貴様、よくも相棒を!!」
仲間を傷つけられ、激昂するルロロク。
ケイオスは「わかるぞ」と呟き腕を引き抜くと、今度は右腕でルロロクの頭を鷲掴みにした。
「がッ、ぁぁぁあああ!!」
真っ黒な腕は顔全体を覆いつくし、視界を塞ぐ。
ギリギリと締まっていく手に、ルロロクは両手を使い振りほどこうとした。
もう決着はついただろう。
だが、ケイオスの鬱憤は晴れないのか、男に対し、いや、独り言を呟く。
「確かに、俺はクズだ。どうしようもないくらいに、お前たちと同じ……」
「は、はな……せッ、う……ぁがッ、あ、ぁ──」
「結末も同じだろう、だから先に行っていてくれ、後で追い掛ける」
「まッ、待てっ、俺たちは絶対にお前のことを他言しない! だから──」
「またな」
ボギッ、グシャリッ。
指の隙間から血が噴出し、血肉がぼたぼたと地面に落下。
脳機能を失った男も、膝を折り倒れた。
振り返り、もう一人の男を見てケイオスはため息を吐く。
「大量出血により既に死んでいたか、でも」
風穴の開いた男の頭を右手で掴み、同じように破壊する。
血しぶきの隙間から女が見たケイオスの顔は、苦虫を嚙み潰したような表情をしていた。
そうして、その赤い瞳が次は自分に対して向けられる。
「ぁ……ぁぁ……!!」
「やりすぎだと思うか? フレア・マナ・アース」
「──ッ、ど、どうして私の名前を……!?」
「俺には全部お見通しだ。この男たちが今まで犯してきた罪までも、な」
「……わ、私も、殺すつもり!?」
「いいや、お前は貴重な俺の……食料だ」
「ひッ!? い、嫌ぁーーーーーーーーーーッ!!」
怯えるフレアに対し、ケイオスは左腕を近づける。
そうして──自らのマントを身体に掛け、裸体を隠した。
思いがけない行動に「えッ」と呆気に取られるフレア。
そんな彼女に対し、ケイオスは言葉を続ける。
「怪我をしているようだな、それに酷く汚れている。体力も限界か」
「え、えぇ……そう、だけど……」
「抵抗するなよ、暴れたらすぐに殺すからな」
「わッ!?」
軽々と身体を持ち上げられ、荷物のようにフレアを担ぐ。
「ちょっと、何するつもりなのよ! いい加減にしなさいよ!」
「大人しくしていればいい、目を瞑って黙っていれば終わる」
何が何だか分からないまま、洞窟の奥へと連れていかれる。
しばらく担がれていると、細道を抜けた先には円形の空間が広がっていた。
岩の隙間から水が流れ出ており、小さな泉を作り出している。
ダンジョンとは思えない程、美しく透き通った水面。
ケイオスは泉の横にフレアをゆっくりと下ろし寝かせると、そのまま右手を身体にかざす。
すると、新緑のような光がフレアの身体を包み込んだ。
(身体が温かい……これって、回復魔法……?)
巨漢に殴られた箇所の痛みが、少しづつ引いていく。
岩で擦り傷ついた肌もあっという間に治っていった。
ふと、ケイオスの顔を見上げると、彼は苦笑いで返す。
「苦手なんだ、どうにもマネしきれない。少しの傷は我慢しろ」
「あッ、えっ……い、いや、充分だけど……どう、して!?」
あまりにも言動と食い違う行動。
ケイオスはフレアのことを食料だといったのに、傷を癒している。
目的不明ではあるが、優しくされたことで少しだけフレアの緊張は解け始めていた。
「動けるようになったら、身体を流せ」
「は、裸になれってこと!?」
「さっさとしろ、俺も右腕を洗い流したい」
だが、真っ赤に染まった魔族の右腕を見て、目の前で起きた惨劇を思い出す。
「わ、わかったわ……」
恐る恐るケイオスの言うことを聞き、マントを外す。
破かれた衣服も、土と泥に汚れた衣服も全部脱ぎさった。
裸になったところを襲われるかもしれない、と警戒していたフレア。
でも、自分が服を脱いでいる時、ケイオスは胡坐を掻き、背中を向けていた。
(なんなの……この男、大犯罪者でしょ? なのに……)
「どうした、見ないでやるから早くしろ」
(……隙だらけの今なら、私にだってやれるかもしれない……!)
服の間に隠しておいた折れた短剣に指先で触る。
やられる前にやる。魔族や魔獣、魔物との戦闘を勉強するとき一番最初に習う言葉だ。
この人間なのか、魔族なのか分からない混沌とした生物を殺すには今しかない。
やらなければ、さっきみたいに酷い目に合うことになるかもしれないから。
けれど、フレアは剣を握ることはなく、泉に身を浸からせた。
「冷たっ……ふ、ふぅ~……」
ちゃぷん、と水音が鳴り、ケイオスの耳に入る。
少しだけ、彼の肩が下がったように見えた。
水浴びをし、身体を清めたフレアは破れた服をタオル代わりにして水滴を拭く。
そうして、ケイオスから貰ったマントを羽織り、自分から言う。
「終わったわよ」
「あぁ、次は俺の番だな」
スッと立ち上がり振り向くと、布一枚のフレアには興味なさそうにすれ違い右腕を泉につけた。
あっという間に血の紅は広がり、透き通った泉を濁していく。
左手で水を掬い、右腕を洗うケイオスの背中を見て、本当に何となく、興味本位で話しかける。
「貴方、本当にあのケイオス・ヘルムなの……?」
「あぁ、俺が勇者を殺した、ケイオス・ヘルムだ」
「……どうして、私を助けたの?」
「助けたわけじゃない、俺の為に必要だっただけだ」
「でも、わざわざ回復させたり、身体まで綺麗にして……」
「俺の身体は半分、淫魔で形成されている。ここまで言えば分かるか?」
「えッ!? 淫魔って──」
嫌な予感がフレアに走る。
淫魔と言えば魔族の中でも上位種に当たる存在。
人の精気を吸い、捕食する恐ろしい敵。
自分が助けられた理由を理解すると同時に、ケイオスは荒い終わった右腕をフレアの顔に向けた。
真っ黒な手、闇の中に吸い込まれていくように意識が浮かぶ。
「限界だ、喰わせてもらうぞ、フレア・マナ・アース」
その言葉を皮切りに、フレアの視界はプツリと途切れ、ケイオスの世界へと誘われていったのである。
「──ッ、どうして俺の名を!?」
「隣のやつは、レンゲール・ランチか……いい名前じゃないか」
「ひッ!?」
ゆらり、ゆらりと千鳥足で近づいてくるケイオス・ヘルム。
炎の如く揺らぐ、曖昧な形の右腕とその動きが相まって、まるで幽霊《ゴースト》のようだった。
自分の名前を言い当てられ、不気味な雰囲気に耐えれなくなったか。
棍棒を持った男、レンゲールは錯乱しながらも襲いかかった。
「この死にぞこないが! お前の首を獲って、俺が報奨金を手に入れてやる!!」
この巨体からは想像できない素早さで接近し、頭上から棍棒を振り下ろす。
ズガンと鈍い音がなるが、それは地面を叩いた音。
ケイオスは俯いたまま、身体を半身にしあっさりと躱した。
「な、俺の攻撃がぁ!?」
「攻撃力はそれなり、素早さは魔力で補っているのか。意外と技能派なんだな」
「チッ、分かったような口を利きやがって」
「レンゲール! 二人で殺《や》るぞ!!」
一人では敵わないと察するや、ルロロクはケイオスの後ろに回り込む。
いくら素早い相手であろうと、挟み撃ちであれば逃げ場はない。
判断から実行の速さ、彼らの冒険者としての実力は本物なのだろう。
だが、眼の前にいるのはあの『アルフレド』を殺した者。
「「くたばりやがれ!!」」
前後から激しい猛攻が襲いかかるも、彼の顔色は変わらない。
先程の千鳥足が嘘のように高速で身体を動かし、攻撃を避け続ける。
続く猛攻。疲労を先に見せたのは、まさかの巨漢の方だった。
「くそ、どうしてあたらねぇ!」
「素早さを魔力で補わせてもらった、お前の技だ」
「殺人犯だけじゃなく、盗人かよ、クズめ!」
その言葉に、ピタリと一瞬だがケイオスの動きが止まる。
「もらった!」
隙を逃さぬまいと、男の挟撃が遂に身体に直撃。
ケイオスの身体はくの字に折れ曲がり、口から血反吐を吐き出した。
トドメを刺そうと、棍棒を握りしめるレンゲール。
だが、瞬きしている間に彼の姿は視界から消えていた。
「ど、どこに行った!?」
「ここだ」
「な──ぐふッ?!」
「レンゲール!!!!」
大振りの攻撃を見切り、懐に潜り込んだケイオスの魔の手は巨漢の腹部を貫く。
貫通し、背中から見える恐ろしい右腕。
女はその悍ましさから「ひッ!」と姦しい悲鳴を上げる。
「貴様、よくも相棒を!!」
仲間を傷つけられ、激昂するルロロク。
ケイオスは「わかるぞ」と呟き腕を引き抜くと、今度は右腕でルロロクの頭を鷲掴みにした。
「がッ、ぁぁぁあああ!!」
真っ黒な腕は顔全体を覆いつくし、視界を塞ぐ。
ギリギリと締まっていく手に、ルロロクは両手を使い振りほどこうとした。
もう決着はついただろう。
だが、ケイオスの鬱憤は晴れないのか、男に対し、いや、独り言を呟く。
「確かに、俺はクズだ。どうしようもないくらいに、お前たちと同じ……」
「は、はな……せッ、う……ぁがッ、あ、ぁ──」
「結末も同じだろう、だから先に行っていてくれ、後で追い掛ける」
「まッ、待てっ、俺たちは絶対にお前のことを他言しない! だから──」
「またな」
ボギッ、グシャリッ。
指の隙間から血が噴出し、血肉がぼたぼたと地面に落下。
脳機能を失った男も、膝を折り倒れた。
振り返り、もう一人の男を見てケイオスはため息を吐く。
「大量出血により既に死んでいたか、でも」
風穴の開いた男の頭を右手で掴み、同じように破壊する。
血しぶきの隙間から女が見たケイオスの顔は、苦虫を嚙み潰したような表情をしていた。
そうして、その赤い瞳が次は自分に対して向けられる。
「ぁ……ぁぁ……!!」
「やりすぎだと思うか? フレア・マナ・アース」
「──ッ、ど、どうして私の名前を……!?」
「俺には全部お見通しだ。この男たちが今まで犯してきた罪までも、な」
「……わ、私も、殺すつもり!?」
「いいや、お前は貴重な俺の……食料だ」
「ひッ!? い、嫌ぁーーーーーーーーーーッ!!」
怯えるフレアに対し、ケイオスは左腕を近づける。
そうして──自らのマントを身体に掛け、裸体を隠した。
思いがけない行動に「えッ」と呆気に取られるフレア。
そんな彼女に対し、ケイオスは言葉を続ける。
「怪我をしているようだな、それに酷く汚れている。体力も限界か」
「え、えぇ……そう、だけど……」
「抵抗するなよ、暴れたらすぐに殺すからな」
「わッ!?」
軽々と身体を持ち上げられ、荷物のようにフレアを担ぐ。
「ちょっと、何するつもりなのよ! いい加減にしなさいよ!」
「大人しくしていればいい、目を瞑って黙っていれば終わる」
何が何だか分からないまま、洞窟の奥へと連れていかれる。
しばらく担がれていると、細道を抜けた先には円形の空間が広がっていた。
岩の隙間から水が流れ出ており、小さな泉を作り出している。
ダンジョンとは思えない程、美しく透き通った水面。
ケイオスは泉の横にフレアをゆっくりと下ろし寝かせると、そのまま右手を身体にかざす。
すると、新緑のような光がフレアの身体を包み込んだ。
(身体が温かい……これって、回復魔法……?)
巨漢に殴られた箇所の痛みが、少しづつ引いていく。
岩で擦り傷ついた肌もあっという間に治っていった。
ふと、ケイオスの顔を見上げると、彼は苦笑いで返す。
「苦手なんだ、どうにもマネしきれない。少しの傷は我慢しろ」
「あッ、えっ……い、いや、充分だけど……どう、して!?」
あまりにも言動と食い違う行動。
ケイオスはフレアのことを食料だといったのに、傷を癒している。
目的不明ではあるが、優しくされたことで少しだけフレアの緊張は解け始めていた。
「動けるようになったら、身体を流せ」
「は、裸になれってこと!?」
「さっさとしろ、俺も右腕を洗い流したい」
だが、真っ赤に染まった魔族の右腕を見て、目の前で起きた惨劇を思い出す。
「わ、わかったわ……」
恐る恐るケイオスの言うことを聞き、マントを外す。
破かれた衣服も、土と泥に汚れた衣服も全部脱ぎさった。
裸になったところを襲われるかもしれない、と警戒していたフレア。
でも、自分が服を脱いでいる時、ケイオスは胡坐を掻き、背中を向けていた。
(なんなの……この男、大犯罪者でしょ? なのに……)
「どうした、見ないでやるから早くしろ」
(……隙だらけの今なら、私にだってやれるかもしれない……!)
服の間に隠しておいた折れた短剣に指先で触る。
やられる前にやる。魔族や魔獣、魔物との戦闘を勉強するとき一番最初に習う言葉だ。
この人間なのか、魔族なのか分からない混沌とした生物を殺すには今しかない。
やらなければ、さっきみたいに酷い目に合うことになるかもしれないから。
けれど、フレアは剣を握ることはなく、泉に身を浸からせた。
「冷たっ……ふ、ふぅ~……」
ちゃぷん、と水音が鳴り、ケイオスの耳に入る。
少しだけ、彼の肩が下がったように見えた。
水浴びをし、身体を清めたフレアは破れた服をタオル代わりにして水滴を拭く。
そうして、ケイオスから貰ったマントを羽織り、自分から言う。
「終わったわよ」
「あぁ、次は俺の番だな」
スッと立ち上がり振り向くと、布一枚のフレアには興味なさそうにすれ違い右腕を泉につけた。
あっという間に血の紅は広がり、透き通った泉を濁していく。
左手で水を掬い、右腕を洗うケイオスの背中を見て、本当に何となく、興味本位で話しかける。
「貴方、本当にあのケイオス・ヘルムなの……?」
「あぁ、俺が勇者を殺した、ケイオス・ヘルムだ」
「……どうして、私を助けたの?」
「助けたわけじゃない、俺の為に必要だっただけだ」
「でも、わざわざ回復させたり、身体まで綺麗にして……」
「俺の身体は半分、淫魔で形成されている。ここまで言えば分かるか?」
「えッ!? 淫魔って──」
嫌な予感がフレアに走る。
淫魔と言えば魔族の中でも上位種に当たる存在。
人の精気を吸い、捕食する恐ろしい敵。
自分が助けられた理由を理解すると同時に、ケイオスは荒い終わった右腕をフレアの顔に向けた。
真っ黒な手、闇の中に吸い込まれていくように意識が浮かぶ。
「限界だ、喰わせてもらうぞ、フレア・マナ・アース」
その言葉を皮切りに、フレアの視界はプツリと途切れ、ケイオスの世界へと誘われていったのである。
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