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勇者死亡
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☆☆☆
カタリナ、カーラ、レック、カットル、ライ、そしてメメ。
全員いなければこの結論には至らなかった。
この一撃は追放されてから俺が得たもの、全てを込めた一撃だ。
「そうか、仲間たちと力を合わせた、か……」
アルフレドは小さく頷くと、続けて言った。
「作戦、連携、全てにおいて完璧だったよ、ケイオスたちは」
「アルフレド……お前、やけに落ち着いているな」
「君の拳を受け、なんだかスッキリしている。邪が晴れたようだよ」
「俺も同じ気持ちだ」
魔族の魔力を拳に集中させ開放した結果だろうか。
それとも、意気消沈をしたアルフレドの姿を見てだろうか。
今まで抱いてきた憎しみの感情が薄れ、思考に陰りが無くなっていた。
「トドメを刺す前に一つ聞いておきたいことがある」
「なんだい?」
「どうしていきなり俺を追放するなんて暴挙に出た」
あの日、全てが変化した運命の日。
それまで俺たちは「本物の勇者パーティー」を目指して奮闘していた。
前衛、後衛、それぞれの役割をしっかりと果たしていた。
誰が不要だとか、誰が必要だとか、そんな話が出たことはない。
確かに関係性としては距離感があったが、仕事に支障をきたす程ではない。
あくまでも大人の距離感、割り切った関係であった。なのに。
「気が付けばお前は他の女たちをまるで自分の女のように扱っていた。俺にはその変貌が信じられない」
「変貌……それを言えば、たった数日で僕から君に心変わりをしている状況も同じだろう?」
「いや、俺が言っているのは女たちだけじゃない、お前もだ」
「僕も?」
「確かに自己中心的なところはあった。でも仲間に理不尽なことを言うような奴じゃなかった」
「……」
今の今まで、どうして疑問に思わなかったのだろう。
鮮明になった思考は、感じていた筈の『疑問』を優先し始めていた。
よくよく考えると、おかしいところばかりだ。
エロステータスが見えるようになって俺は、彼女たちの性癖を刺激。
快感に依存させるように調教し、自分がアルフレドよりも優秀な雄であると主張した。
そうして次々とこちら側へと引き込んだ。
──でも、そんなことで本当に仲間になることがあるのか?
彼女たちは普通の人間ではない。優秀な勇者パーティーの一員だ。
硬い意思と誇りを持ち、強敵に挑んできた仲間たちだ。
色欲の力は強力。
だが、それに屈するような精神力の持ち主では勇者パーティーには入れない。
それに、思い返してみれば淫夢に堕とした後、皆アルフレドの現状に疑問を抱いているようだった。
何かがおかしい。
漠然とした違和感が拭いきれない。
「教えてくれ、どうして自らの欲望を優先するような男になってしまったんだ」
勇者パーティーとは『弱者を救う者』の集まりである。
力のない人間を守る為に、運命に導かれし者たちなのである。
そんな自己犠牲の精神に満ち溢れた者が、あの日変わってしまった。
俺だって例外ではない。
心の中は復讐に支配され『弱者を救う』などと考えもしなかった。
自身の使命を忘れてしまう程に、この復讐という感情は黒く、深い。
この違和感の正体を、アルフレドなら分かると考えた。
だが、彼は静かに首を横に振るう。
「僕にも分からない。なぜ自分が、あんな愚行に走ったのか」
「愚行……自覚があるのか」
「だけれども、この期間は最高に楽しかったさ。それに今も、君を殺したい程憎い」
「あぁ、そう思ってもらわないと俺が困る」
「自ら手中に収めていた女を他者に盗られる屈辱、立ち直れないな」
「俺は──」
左腕は残っている。足だってある。
彼を蹴り飛ばし、殴り、今までの鬱憤を全て晴らすことは容易いだろう。
でも、その行為に一体なんの意味があるのだろうか。
復讐は何も生まない。なんて、綺麗事を言っているのではない。
ただ、こんな違和感を持ったままでは復讐を締めくくることはできないと思った。
「もういい、俺は彼女たちを連れて去る。追い掛けてくるなよ」
「トドメは刺さなくていいのか?」
「今のお前にトドメを刺すメリットがないからな」
それに、命を奪うことを、選択を奪うことを嫌う大事な女性が側にいるから。
「甘いな、その甘さと油断で、いつか自分の首が飛ぶぞ」
「わかっているさ。わかっているだろう?」
「……昔から、そういう男だったな」
アルフレドに背を向け、俺は皆のところへ戻る。
復讐は終わりだと告げる意味を込め、左腕を空に上げた。
勝利を皆に告げるポーズ。
これ以上、戦う必要はないのだと。
満身創痍のレックとカットルを二人を守るように立つカーラは、それを見て目を見開いてた。
そう、見開いていたのだ。
口を大きく開き、両手で抱えたレックを落としそうになりながら。
必死に俺に何かを伝えようとしているようだった。勝利の喜びではない。
俺は呑気に「どうしてそんな顔を?」と思う。この間は1秒にも満たない。
ただ、その短い時間の中で聞き覚えのある音が聞こえた。
ボキリ。
低く、それでいて鈍い単音。
鼻を撫でる香りが鋭利に尖り、神経を真っ直ぐに張らせる。
筋肉は硬直し、思考は鈍足に。
カーラの表情の意味を理解し、唯一この状況で許された「振り向く」という行動を俺は取った。
するとそこでは、満面の笑みでゆらりと佇むライが、アルフレドの後ろに立っていた。
「流石はケイオス様、あのアルフレドを無力化してしまうとは! ああ、恐れ入ります」
「ら、ライ……お前、どうして……」
「あま~いあま~い貴方様の変わりに、物語を〆てあげただけですよ」
「そんな……アルフレド!!」
俺の問いかけに対し、もう彼の言葉は返ってこない。
なぜなら、顔は身体の反対側を向き、絶命してしまっていたからだ。
ライロットがアルフレドを殺した。
その事実しか理解できず硬直する俺たちに、ライは動かなくなったアルフレドの身体を愛しい恋人のように抱きかかえると、一人語りを始める。
「計画の変更はありましたが、ケイオス様のお陰で目的を果たすことができました」
「なにも……なにも殺すことなかっただろ!!」
「いいえ、しっかりと絶って置かなければ可愛い我が子に怪我をさせる恐れがありますので」
「可愛い我が子? なっ!?」
ライに抗議しようと右足を一歩進めた時、激しい地響きが発生。
同時に、端が見えないほど赤い線で描かれた巨大な魔法陣が地面に展開された。
こんな巨大な魔法陣見たことがない。一旦何をする気なのかと能力解剖で暴こうとする。
だが、そんな暇はなかったようだ。
周囲一面が魔法陣から漏れ出した光に染まり、真っ赤になっていく。
まずい、これは広範囲爆裂魔法、しかも超強力な──
「ご主人様、こっちに!!」
魔法陣を見て緊急性を誰よりも早く気が付いたカーラの声が耳に刺さる。
振り向くと、レック、カットルを守るように障壁が展開されていた。
俺は急いで彼女の近くへと走る。
「手を伸ばして、早く!」
「くそっ、間に合えぇーー!!」
伸ばされた手を掴もうと飛び込む。
その瞬間、無慈悲にも広範囲爆裂魔法は発動した。
地面が割れ、死の光が放たれる。
ジリジリと焼ける肌、強烈な痛みが全身に走る。
「ぐぁぁぁぁぁぁあああ!!」
「この威力、今の私じゃ──きゃぁぁぁあ!!」
俺を助けようと障壁範囲を広げるカーラ。
だが、そのせいで薄くなってしまった壁は割れてしまった。
まるで人形のように軽々と四方に吹き飛ばされる俺達。
転がる俺の身体を止めたのは、硬い岩であった。
「ぐっ、がはッ! ぐ……い、生きてる……」
朦朧とする意識の中、岩にもたれかかりながら薄目を開く。
緑溢れる木々は一瞬にして燃え尽き、草一つ生えない荒野へと変貌。
地形を変える威力の魔法を受けながらも命が繋がっているのは、全てカーラのお陰だ。
あの判断の速さと技術、魔力がなければ確実に死んでいた。
ありがとう、と礼の言葉を言いたいが……それどころではないようだ。
「なんだ、そいつは……答えろ、ライ!!」
「可愛いでしょう、私の子供は」
眼前に立つライの隣には、真っ黒で不気味な風体をした化け物が蠢いていた。
カタリナ、カーラ、レック、カットル、ライ、そしてメメ。
全員いなければこの結論には至らなかった。
この一撃は追放されてから俺が得たもの、全てを込めた一撃だ。
「そうか、仲間たちと力を合わせた、か……」
アルフレドは小さく頷くと、続けて言った。
「作戦、連携、全てにおいて完璧だったよ、ケイオスたちは」
「アルフレド……お前、やけに落ち着いているな」
「君の拳を受け、なんだかスッキリしている。邪が晴れたようだよ」
「俺も同じ気持ちだ」
魔族の魔力を拳に集中させ開放した結果だろうか。
それとも、意気消沈をしたアルフレドの姿を見てだろうか。
今まで抱いてきた憎しみの感情が薄れ、思考に陰りが無くなっていた。
「トドメを刺す前に一つ聞いておきたいことがある」
「なんだい?」
「どうしていきなり俺を追放するなんて暴挙に出た」
あの日、全てが変化した運命の日。
それまで俺たちは「本物の勇者パーティー」を目指して奮闘していた。
前衛、後衛、それぞれの役割をしっかりと果たしていた。
誰が不要だとか、誰が必要だとか、そんな話が出たことはない。
確かに関係性としては距離感があったが、仕事に支障をきたす程ではない。
あくまでも大人の距離感、割り切った関係であった。なのに。
「気が付けばお前は他の女たちをまるで自分の女のように扱っていた。俺にはその変貌が信じられない」
「変貌……それを言えば、たった数日で僕から君に心変わりをしている状況も同じだろう?」
「いや、俺が言っているのは女たちだけじゃない、お前もだ」
「僕も?」
「確かに自己中心的なところはあった。でも仲間に理不尽なことを言うような奴じゃなかった」
「……」
今の今まで、どうして疑問に思わなかったのだろう。
鮮明になった思考は、感じていた筈の『疑問』を優先し始めていた。
よくよく考えると、おかしいところばかりだ。
エロステータスが見えるようになって俺は、彼女たちの性癖を刺激。
快感に依存させるように調教し、自分がアルフレドよりも優秀な雄であると主張した。
そうして次々とこちら側へと引き込んだ。
──でも、そんなことで本当に仲間になることがあるのか?
彼女たちは普通の人間ではない。優秀な勇者パーティーの一員だ。
硬い意思と誇りを持ち、強敵に挑んできた仲間たちだ。
色欲の力は強力。
だが、それに屈するような精神力の持ち主では勇者パーティーには入れない。
それに、思い返してみれば淫夢に堕とした後、皆アルフレドの現状に疑問を抱いているようだった。
何かがおかしい。
漠然とした違和感が拭いきれない。
「教えてくれ、どうして自らの欲望を優先するような男になってしまったんだ」
勇者パーティーとは『弱者を救う者』の集まりである。
力のない人間を守る為に、運命に導かれし者たちなのである。
そんな自己犠牲の精神に満ち溢れた者が、あの日変わってしまった。
俺だって例外ではない。
心の中は復讐に支配され『弱者を救う』などと考えもしなかった。
自身の使命を忘れてしまう程に、この復讐という感情は黒く、深い。
この違和感の正体を、アルフレドなら分かると考えた。
だが、彼は静かに首を横に振るう。
「僕にも分からない。なぜ自分が、あんな愚行に走ったのか」
「愚行……自覚があるのか」
「だけれども、この期間は最高に楽しかったさ。それに今も、君を殺したい程憎い」
「あぁ、そう思ってもらわないと俺が困る」
「自ら手中に収めていた女を他者に盗られる屈辱、立ち直れないな」
「俺は──」
左腕は残っている。足だってある。
彼を蹴り飛ばし、殴り、今までの鬱憤を全て晴らすことは容易いだろう。
でも、その行為に一体なんの意味があるのだろうか。
復讐は何も生まない。なんて、綺麗事を言っているのではない。
ただ、こんな違和感を持ったままでは復讐を締めくくることはできないと思った。
「もういい、俺は彼女たちを連れて去る。追い掛けてくるなよ」
「トドメは刺さなくていいのか?」
「今のお前にトドメを刺すメリットがないからな」
それに、命を奪うことを、選択を奪うことを嫌う大事な女性が側にいるから。
「甘いな、その甘さと油断で、いつか自分の首が飛ぶぞ」
「わかっているさ。わかっているだろう?」
「……昔から、そういう男だったな」
アルフレドに背を向け、俺は皆のところへ戻る。
復讐は終わりだと告げる意味を込め、左腕を空に上げた。
勝利を皆に告げるポーズ。
これ以上、戦う必要はないのだと。
満身創痍のレックとカットルを二人を守るように立つカーラは、それを見て目を見開いてた。
そう、見開いていたのだ。
口を大きく開き、両手で抱えたレックを落としそうになりながら。
必死に俺に何かを伝えようとしているようだった。勝利の喜びではない。
俺は呑気に「どうしてそんな顔を?」と思う。この間は1秒にも満たない。
ただ、その短い時間の中で聞き覚えのある音が聞こえた。
ボキリ。
低く、それでいて鈍い単音。
鼻を撫でる香りが鋭利に尖り、神経を真っ直ぐに張らせる。
筋肉は硬直し、思考は鈍足に。
カーラの表情の意味を理解し、唯一この状況で許された「振り向く」という行動を俺は取った。
するとそこでは、満面の笑みでゆらりと佇むライが、アルフレドの後ろに立っていた。
「流石はケイオス様、あのアルフレドを無力化してしまうとは! ああ、恐れ入ります」
「ら、ライ……お前、どうして……」
「あま~いあま~い貴方様の変わりに、物語を〆てあげただけですよ」
「そんな……アルフレド!!」
俺の問いかけに対し、もう彼の言葉は返ってこない。
なぜなら、顔は身体の反対側を向き、絶命してしまっていたからだ。
ライロットがアルフレドを殺した。
その事実しか理解できず硬直する俺たちに、ライは動かなくなったアルフレドの身体を愛しい恋人のように抱きかかえると、一人語りを始める。
「計画の変更はありましたが、ケイオス様のお陰で目的を果たすことができました」
「なにも……なにも殺すことなかっただろ!!」
「いいえ、しっかりと絶って置かなければ可愛い我が子に怪我をさせる恐れがありますので」
「可愛い我が子? なっ!?」
ライに抗議しようと右足を一歩進めた時、激しい地響きが発生。
同時に、端が見えないほど赤い線で描かれた巨大な魔法陣が地面に展開された。
こんな巨大な魔法陣見たことがない。一旦何をする気なのかと能力解剖で暴こうとする。
だが、そんな暇はなかったようだ。
周囲一面が魔法陣から漏れ出した光に染まり、真っ赤になっていく。
まずい、これは広範囲爆裂魔法、しかも超強力な──
「ご主人様、こっちに!!」
魔法陣を見て緊急性を誰よりも早く気が付いたカーラの声が耳に刺さる。
振り向くと、レック、カットルを守るように障壁が展開されていた。
俺は急いで彼女の近くへと走る。
「手を伸ばして、早く!」
「くそっ、間に合えぇーー!!」
伸ばされた手を掴もうと飛び込む。
その瞬間、無慈悲にも広範囲爆裂魔法は発動した。
地面が割れ、死の光が放たれる。
ジリジリと焼ける肌、強烈な痛みが全身に走る。
「ぐぁぁぁぁぁぁあああ!!」
「この威力、今の私じゃ──きゃぁぁぁあ!!」
俺を助けようと障壁範囲を広げるカーラ。
だが、そのせいで薄くなってしまった壁は割れてしまった。
まるで人形のように軽々と四方に吹き飛ばされる俺達。
転がる俺の身体を止めたのは、硬い岩であった。
「ぐっ、がはッ! ぐ……い、生きてる……」
朦朧とする意識の中、岩にもたれかかりながら薄目を開く。
緑溢れる木々は一瞬にして燃え尽き、草一つ生えない荒野へと変貌。
地形を変える威力の魔法を受けながらも命が繋がっているのは、全てカーラのお陰だ。
あの判断の速さと技術、魔力がなければ確実に死んでいた。
ありがとう、と礼の言葉を言いたいが……それどころではないようだ。
「なんだ、そいつは……答えろ、ライ!!」
「可愛いでしょう、私の子供は」
眼前に立つライの隣には、真っ黒で不気味な風体をした化け物が蠢いていた。
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