色無しのアルカナ

とある世界。

シディル国の国立アカデミーの新入生である公爵令嬢アルカナ・アルフェジアは、大変憂鬱だった。

魔力のある者は必ず「七色」に分類されるはずが、自分は「色無し」だからだ。

理由がわからないままアカデミーで落ちこぼれとして生活するアルカナ。

だが、アルカナには秘密があった。

(私は無色。無色という色であり、無色の魔法が使えること―――)

自分は何者なのか。そもそも「色分け」はなぜ存在するのか。



自身の謎を追っていると、突然皇太子が接触してして、取引を持ちかけてきて…?


ちょっと特別な人たちが、問題解決に搬送しながらも自身の謎を解き明かす、ファンタジーラブ。
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