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プロローグ5
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セレネーが管理する神殿の一室、その中の執務室で悠はソファーに腰を掛けてセレネーから異世界に転移だのなんだのという良く分からない事への説明を待っていた。
「さて......何から話せばいいでしょうか......こういう事例は類を見ない物ですから.......」
セレネーは長髪で顔の半分も隠れているというか、目隠れというのだろうかそんな髪型なので表情も良く分からないが、ゆっくりと話し始める。
「まず突然転移と言われても困ると思うのでどういう形になるか説明します.......ナグモユウさんは私の管理する第6世界から私の兄のヘリオスが管理する第3世界へと転移して頂きます.......もちろん不自由のないように配慮するつもりです.......」
「不自由のないって言ってもな......色々聞きたい事はあるんだが、まずなんで俺なんかが別の世界に行くことになったんだ?言っちゃなんだが個性も無いし身体能力が凄いとかじゃないぞ俺は?疲れたただのサラリーマンだったと自分を認識してるんだが.......」
悠は自分の事をただの都会に疲れたサラリーマンだと自認している、学生時代もスポーツに打ち込んだとか勉強が特段出来たとかではなく、強いて言うならば自然が好きだったから一人でキャンプに行ったり釣りをしたり、じいちゃんとばあちゃんの家で手伝っていた農作業をなんとなく思い出して、部屋のベランダで小さな家庭菜園もどきを作っていたことぐらいしか趣味といえるものも無い。
「それについては誰でもよかったとも言えるし.......誰でもよくなかったとも言えることです......」
そう言ってセレネーは一呼吸ついて続いて話し始める。
「少し理解が出来ない話かもしれませんが、世界と世界というのは一見無関係のように見えて隣り合った関係なのです。一つの世界の中で完結するのであればどんなことでも大抵どうにかなるのですが、世界を跨ぐとなると影響が大きいのです.......」
「うーん、いまいちピンと来ないけど要するに転移した際の影響の少ない人間ってことで俺が選ばれたって事か?」
「そうですね......それに加えて悪しき心の持ち主で無いなど他にも理由はありますが概ねその解釈で良いかと......」
そう言ってセレネーは目の前の空中に何やら枠の様なものを浮かび上がらせて説明を続けていく。
そこには悠の情報が詳細に記載されていた。
「南雲悠、地球の島国日本生まれ、種族は人間で身長は180㎝体重は69キロ年齢は28歳。両親は幼い頃に事故で死亡、その後母方の祖父と祖母の元で育つ。心身ともに健康で動物や自然に関心があり、勉学も平均値で性格は温厚。趣味はキャンプや読書で料理もある程度出来る......」
セレネーはそこに表示された悠の個人情報をつらつらと読み上げていく。
「ちょ、ちょっと!?このパソコンのウィンドウみたいのはなんだ.......?それに俺の個人情報をそんな駄々洩れで言われても恥ずかしいというかなんというか......!」
悠は驚いてソファーから立ち上がってセレネーに抗議の声を上げていく。
「私は貴方の世界の管理者ですから......これぐらいの事は簡単に分かります......とにかく南雲悠、貴方が転移して頂くに丁度いい人材だったことは分かって頂けましたでしょうか.......」
「まぁ、納得とかしてもしなくても転移することには変わりないんだろ?それより転移して俺に何をさせたいんだ?もしかしてよくある物語みたいに魔王を倒せ!とかか?そんなこと言われても無理だぞ、喧嘩すらしたことないんだからな......」
悠は再びソファーに腰を掛けてセレネーに質問をしていく。
心身ともに健康な自負はあるが、喧嘩をしたことがあるとか山に猟に行ったことがあるとかそんな経験は悠にはない。
それなのによくあるファンタジー小説よろしく魔物などが跋扈する世界に放り出されても何もできないだろう。
「その点は安心してください......兄ヘリオスが管理する世界は種族の融和や共存を目的としている世界です......魔法などが存在するので魔物などは居ますが......自ら危険な地域に行ったりしなければ戦いなどしなくても大丈夫でしょう......」
「それなら安心していいの......か?じゃあ尚更何のためにわざわざ面倒な事をしてまで転移させるんだ?」
「実を言いますと兄の世界は様々な種族が存在しすぎる為に遠くない未来にとある問題が起こりそうなのです......その問題というのは様々な種族が存在しすぎるために、種族間の交流などが上手く行かず種族間の発展の格差、それに伴って特定の種族が虐げられるなど......とにかくまだ問題は起こっていませんが、この後の世界の発展に追随するように問題が爆発すると予測されています......」
「それは......大変そうなのは分かるが、俺にどうしろって?」
セレネーから転移予定の世界の事を少し聞いた悠だが、もちろん悠はどうすればいいのかピンと来ない。
そんな悠にセレネーは続けて説明をしていく。
「詳しくは後ほど兄からも聞くことになると思いますが......数の少ない種族の救済や逆に数の多すぎる種族同士の間に入っての制裁などを行っていただきたい考えています......もちろん転移して直ぐという訳ではありません」
「そんな事が俺に出来るのか?平凡なサラリーマンだったんだが......まぁ戦いとかよりは出来るかもしれんが......」
そんな調子でいまいち実感の湧かない悠を励ますかのようにセレネーは続けて言う。
「出来るように我々が貴方に力を授けます、まずはこちらのスキルを......」
そう言ってセレネーは悠に手をかざし、手の先から影の様な黒い光が悠の身体に向かって飛んでいく。
光は悠の身体を包んだ後身体に吸収されていく。
「今授けたのは私の加護、夜の加護です。その加護は様々な疫病や魔法から身を守ってくれることでしょう......」
加護を貰った悠は何となく身体が温まったような気がした。
「兄の世界と私の世界では違う事が多すぎるので授けられる物は多くありません......ですが、大変な使命を与えてしまった事を申し訳なく思っています。少しばかりですが更なる恩恵を与えましょう」
そう言うと今度はセレネーの手から金色の光が悠の身体へと向かっていき、同じように吸収される。
「そちらは月の加護、夜目が効くようになったり多少ですが悪意のある生物の気配を感じたりと暗闇から貴方を守ってくれるでしょう......」
「そんなに沢山俺を優遇して大丈夫なのか?もしかしたらお兄さんの世界に問題を起こすのは俺かもしれないぞ?」
悠は二種類の加護を貰った事に感謝と戸惑いを感じながらセレネーにそう返事をする。
確かに誰かを傷つけるような力では無いが、悪用して何かをしてしまう可能性もある。
「......大丈夫だと信じています、貴方の魂はとても綺麗でしたから」
何故か少し大きな声でセレネーはそう悠に伝える。
長い髪で隠れている目線も何故だか期待を込めて強く見つめられているような気がした。
「まぁ、選ばれちゃったもんは仕方ないよな。神様から加護なんてものも貰った以上は少しは頑張るよ」
悠はやれやれと観念したようにそう決意する。
「ただ俺は元々田舎に帰ってスローライフをする予定だったんだ、その世界の事が落ち着いたらのんびりと生活させてもらうからな」
「それは勿論約束します......さて、そろそろ兄の領域へと送る時間が迫ってきました」
そんな話をしていると飲み物を取りに行っていたナハトがバサバサと戻ってきた。
どうやってるのかは分からないがティーカップなどを空中に浮遊させて追尾させて運んできている。
「普段こんなことしないから時間掛かっちゃったよ~、ってもう人間さんは行っちゃうのかい?折角運んできたのに......そうだ!せめてこれだけでも持って行ってよ~」
そう言って目の前に透明な袋に個包装されたビスケットの様なお菓子を差し出してくる。
「神々の領域エリュシオン名物の栄養満点ビスケットだよ~、食べればみるみるうちに元気になる!日持ちするからそのまま持って行って疲れた時に食べてねぇ~」
そう言って何枚もビスケットを目の前に積み重ねていく。
「お、おう。ありがとうな、ナハト。短い時間だったけど中々刺激的な出会いだったぞ」
「こちらこそだよ~、もしまたいつかここに来ることがあったらお土産持ってきてねぇ~」
そんな微笑ましいやりとりをしているとセレネーが話しかけてくる。
「さて、転移魔法陣の準備が出来ました......貴方を兄ヘリオスの領域の神殿へと転移させます」
「あぁ、まぁ詳しくはそのお兄さんに聞くことにするよ。戸惑ってたけど加護を二つもくれてありがとうな」
「いえ......では良き旅路になるように祈っております.......」
そう言うと悠の座っていた場所が光に包まれてその光ごと悠はヘリオスの待つ神殿へと瞬間移動していった。
「......どうか平穏に過ごせるように......」
セレネーは悠が居なくなったソファーを見つめてそ呟くのだった。
「さて......何から話せばいいでしょうか......こういう事例は類を見ない物ですから.......」
セレネーは長髪で顔の半分も隠れているというか、目隠れというのだろうかそんな髪型なので表情も良く分からないが、ゆっくりと話し始める。
「まず突然転移と言われても困ると思うのでどういう形になるか説明します.......ナグモユウさんは私の管理する第6世界から私の兄のヘリオスが管理する第3世界へと転移して頂きます.......もちろん不自由のないように配慮するつもりです.......」
「不自由のないって言ってもな......色々聞きたい事はあるんだが、まずなんで俺なんかが別の世界に行くことになったんだ?言っちゃなんだが個性も無いし身体能力が凄いとかじゃないぞ俺は?疲れたただのサラリーマンだったと自分を認識してるんだが.......」
悠は自分の事をただの都会に疲れたサラリーマンだと自認している、学生時代もスポーツに打ち込んだとか勉強が特段出来たとかではなく、強いて言うならば自然が好きだったから一人でキャンプに行ったり釣りをしたり、じいちゃんとばあちゃんの家で手伝っていた農作業をなんとなく思い出して、部屋のベランダで小さな家庭菜園もどきを作っていたことぐらいしか趣味といえるものも無い。
「それについては誰でもよかったとも言えるし.......誰でもよくなかったとも言えることです......」
そう言ってセレネーは一呼吸ついて続いて話し始める。
「少し理解が出来ない話かもしれませんが、世界と世界というのは一見無関係のように見えて隣り合った関係なのです。一つの世界の中で完結するのであればどんなことでも大抵どうにかなるのですが、世界を跨ぐとなると影響が大きいのです.......」
「うーん、いまいちピンと来ないけど要するに転移した際の影響の少ない人間ってことで俺が選ばれたって事か?」
「そうですね......それに加えて悪しき心の持ち主で無いなど他にも理由はありますが概ねその解釈で良いかと......」
そう言ってセレネーは目の前の空中に何やら枠の様なものを浮かび上がらせて説明を続けていく。
そこには悠の情報が詳細に記載されていた。
「南雲悠、地球の島国日本生まれ、種族は人間で身長は180㎝体重は69キロ年齢は28歳。両親は幼い頃に事故で死亡、その後母方の祖父と祖母の元で育つ。心身ともに健康で動物や自然に関心があり、勉学も平均値で性格は温厚。趣味はキャンプや読書で料理もある程度出来る......」
セレネーはそこに表示された悠の個人情報をつらつらと読み上げていく。
「ちょ、ちょっと!?このパソコンのウィンドウみたいのはなんだ.......?それに俺の個人情報をそんな駄々洩れで言われても恥ずかしいというかなんというか......!」
悠は驚いてソファーから立ち上がってセレネーに抗議の声を上げていく。
「私は貴方の世界の管理者ですから......これぐらいの事は簡単に分かります......とにかく南雲悠、貴方が転移して頂くに丁度いい人材だったことは分かって頂けましたでしょうか.......」
「まぁ、納得とかしてもしなくても転移することには変わりないんだろ?それより転移して俺に何をさせたいんだ?もしかしてよくある物語みたいに魔王を倒せ!とかか?そんなこと言われても無理だぞ、喧嘩すらしたことないんだからな......」
悠は再びソファーに腰を掛けてセレネーに質問をしていく。
心身ともに健康な自負はあるが、喧嘩をしたことがあるとか山に猟に行ったことがあるとかそんな経験は悠にはない。
それなのによくあるファンタジー小説よろしく魔物などが跋扈する世界に放り出されても何もできないだろう。
「その点は安心してください......兄ヘリオスが管理する世界は種族の融和や共存を目的としている世界です......魔法などが存在するので魔物などは居ますが......自ら危険な地域に行ったりしなければ戦いなどしなくても大丈夫でしょう......」
「それなら安心していいの......か?じゃあ尚更何のためにわざわざ面倒な事をしてまで転移させるんだ?」
「実を言いますと兄の世界は様々な種族が存在しすぎる為に遠くない未来にとある問題が起こりそうなのです......その問題というのは様々な種族が存在しすぎるために、種族間の交流などが上手く行かず種族間の発展の格差、それに伴って特定の種族が虐げられるなど......とにかくまだ問題は起こっていませんが、この後の世界の発展に追随するように問題が爆発すると予測されています......」
「それは......大変そうなのは分かるが、俺にどうしろって?」
セレネーから転移予定の世界の事を少し聞いた悠だが、もちろん悠はどうすればいいのかピンと来ない。
そんな悠にセレネーは続けて説明をしていく。
「詳しくは後ほど兄からも聞くことになると思いますが......数の少ない種族の救済や逆に数の多すぎる種族同士の間に入っての制裁などを行っていただきたい考えています......もちろん転移して直ぐという訳ではありません」
「そんな事が俺に出来るのか?平凡なサラリーマンだったんだが......まぁ戦いとかよりは出来るかもしれんが......」
そんな調子でいまいち実感の湧かない悠を励ますかのようにセレネーは続けて言う。
「出来るように我々が貴方に力を授けます、まずはこちらのスキルを......」
そう言ってセレネーは悠に手をかざし、手の先から影の様な黒い光が悠の身体に向かって飛んでいく。
光は悠の身体を包んだ後身体に吸収されていく。
「今授けたのは私の加護、夜の加護です。その加護は様々な疫病や魔法から身を守ってくれることでしょう......」
加護を貰った悠は何となく身体が温まったような気がした。
「兄の世界と私の世界では違う事が多すぎるので授けられる物は多くありません......ですが、大変な使命を与えてしまった事を申し訳なく思っています。少しばかりですが更なる恩恵を与えましょう」
そう言うと今度はセレネーの手から金色の光が悠の身体へと向かっていき、同じように吸収される。
「そちらは月の加護、夜目が効くようになったり多少ですが悪意のある生物の気配を感じたりと暗闇から貴方を守ってくれるでしょう......」
「そんなに沢山俺を優遇して大丈夫なのか?もしかしたらお兄さんの世界に問題を起こすのは俺かもしれないぞ?」
悠は二種類の加護を貰った事に感謝と戸惑いを感じながらセレネーにそう返事をする。
確かに誰かを傷つけるような力では無いが、悪用して何かをしてしまう可能性もある。
「......大丈夫だと信じています、貴方の魂はとても綺麗でしたから」
何故か少し大きな声でセレネーはそう悠に伝える。
長い髪で隠れている目線も何故だか期待を込めて強く見つめられているような気がした。
「まぁ、選ばれちゃったもんは仕方ないよな。神様から加護なんてものも貰った以上は少しは頑張るよ」
悠はやれやれと観念したようにそう決意する。
「ただ俺は元々田舎に帰ってスローライフをする予定だったんだ、その世界の事が落ち着いたらのんびりと生活させてもらうからな」
「それは勿論約束します......さて、そろそろ兄の領域へと送る時間が迫ってきました」
そんな話をしていると飲み物を取りに行っていたナハトがバサバサと戻ってきた。
どうやってるのかは分からないがティーカップなどを空中に浮遊させて追尾させて運んできている。
「普段こんなことしないから時間掛かっちゃったよ~、ってもう人間さんは行っちゃうのかい?折角運んできたのに......そうだ!せめてこれだけでも持って行ってよ~」
そう言って目の前に透明な袋に個包装されたビスケットの様なお菓子を差し出してくる。
「神々の領域エリュシオン名物の栄養満点ビスケットだよ~、食べればみるみるうちに元気になる!日持ちするからそのまま持って行って疲れた時に食べてねぇ~」
そう言って何枚もビスケットを目の前に積み重ねていく。
「お、おう。ありがとうな、ナハト。短い時間だったけど中々刺激的な出会いだったぞ」
「こちらこそだよ~、もしまたいつかここに来ることがあったらお土産持ってきてねぇ~」
そんな微笑ましいやりとりをしているとセレネーが話しかけてくる。
「さて、転移魔法陣の準備が出来ました......貴方を兄ヘリオスの領域の神殿へと転移させます」
「あぁ、まぁ詳しくはそのお兄さんに聞くことにするよ。戸惑ってたけど加護を二つもくれてありがとうな」
「いえ......では良き旅路になるように祈っております.......」
そう言うと悠の座っていた場所が光に包まれてその光ごと悠はヘリオスの待つ神殿へと瞬間移動していった。
「......どうか平穏に過ごせるように......」
セレネーは悠が居なくなったソファーを見つめてそ呟くのだった。
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