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7月海3
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試着室前・・・
ボタンが中々出てこない。
「す、すみません。胸元がきついです・・・」
ボタンは小さく困った声を上げた。
「ボタン流石ね!おそろしい子・・・!」
「羨ましい・・・。言ってみたいよそのセリフ・・・!」
モミジもルピナスもボタンのサイズに敵わないようだ。
「はいはい。サイズもう少し大きいコッチは?」
「・・・あ、大丈夫です!」
カスミがこてん、こてんと首を傾げる。
「背じゃない?大きい?小さい?あ、おっぱ
「カスミちゃん言っちゃダメ!」
ルピナスは必死でカスミの口を塞いだ。
「・・・?わかった」
そうこうしているとボタンがカーテンをそっと開いた。
「ど、どうですか?」
「うわぁ!素敵!!」
「思った以上によく似合ってるわ!」
本当にスタイル良いな・・・。くすん
「も、モミジちゃんは?どんな水着にしたの!?」
ルピナスはこれ以上体型の話を避ける為に話を反らした。
「アタシはアースカラーが似合うのよね。こういうのとか、こういうの。こっくりした収穫時の色ね!」
モミジは色を指差して自身に当てる。
「へー。自然界の色だね」
「そんな感じ!青緑のビキニとデニムパンツみたいな水着よ!はい、写真コレね!」
「うわぁ!可愛い」
モミジちゃんはちょっとギャルだけど、こういう色だと大人っぽさがある。
「ろ、露出度高いですが、モミジさんなら健康的ですわね」
戻ったボタンも赤くなりながら褒める。
「うふふふふっ!褒めすぎよ~!・・・ただし、あくまでもアタシのアドバイスは参考程度にしてね。着れない服は存在しないわ!」
「うん、ありがとうモミジちゃん」
「問題はカスミちゃんね」
「カスミちゃんは能力の色、何色なんですか?」
モミジとボタンがカスミをジッと見る。カスミも小さい身体を更に小さくしながら答える。
「んと、とうめい・・・。まだはっきりしないってパパが言ってた」
「先生も白と黒ですしね」
「じゃ、まずはデザインから見ていきましょうか」
ボタンとモミジはカスミのサイズの売り場に移動していった。
「うん!」
ルピナスは3人の会話を聞いていて不思議に思った。やはり色には何か意味がある。
なら・・・とルピナスは手元の水着を一着取り、3人の後を追った。
「うーん・・・。露出控えめなワンピースタイプだとこの辺だけど、カスミちゃんどれがいい?」
「あ、これ!これかわいい!!ルピナスお姉ちゃんとおんなじてんてん!」
カスミはドット柄の水着を手に取った。
「それは白ね・・・。ちょっと待って!カスミちゃんならコッチのが似合うんじゃないかしら?」
モミジはよく似てる白いドット柄の水着をカスミに渡した。
「黄色っぽい白ですわね」
先ほどの水着は雪のような純白だったが、こちらはアイボリーとでも言うのか、暖かい白だ。
「なら、コッチにする。パパに送らないといけないから着てみるね~」
数分後
「うん、やっぱりカスミちゃんにはお花畑みたいな華やかな色が似合うわ」
「エッヘヘ~!」
カスミは気に入った様子でくるくる回る。
「よし、先生に写真送らないとね!」
カシャ!
モミジが撮って送った。
「速攻で返信来たわよ・・・」
モミジがメールを開くと?
「良いって!」
「やったぁ!」
カスミはバンザイした。
「でも、白黒の物もっと入れてってきたから、小物で入れてあげましょうか!過保護よね・・・」
モミジはため息を吐く。
「・・・あのさ!色にそんなに意味あるの?」
ルピナスは思いきって聞いてみたら、みんな黙ってしまった。
『・・・・・・・・・・・・』
「えっと、何?」
「そっか、ルピナスは知らないのよね・・・」
モミジは頭を抱える。そんなに常識な事だったのだろうか?
ボタンが説明する。
「自分の能力の色の物を身に付けたり、小物で持ち歩いたりするんです。能力を強くしたり、コントロールしやすくなります」
「他にも
「あ!あったよ!パンダさんのビニールバック!これほしい!」
モミジが言いかけたところでカスミの可愛い声が響く。カスミの持つビニールバックはパンダのキャラクターがプリントされ、薄いターコイズと白のドット柄だ。水着とも合う。
「あら、可愛らしい!」
「良いわね!」
「カスミちゃん似合うよ!」
ボタンやモミジ、ルピナスも褒めた。
「エヘヘ。カスミのかいものてんさいてき!!」
カスミはご機嫌でエッヘンとドヤ顔した。
「ルピナス、着た?」
「うん。コレかなって・・・」
ルピナスもようやく決まったようだ。
「ピンクと・・・本当にその色にするのね?」
「うん!」
「わかったわ・・・!なら、何も言わない!」
「わたくしルピナスさんの幸せを願います!」
「うん、ありがとう?」
モミジちゃんもボタンちゃんも悔しそう?それと、2人ともちょっと凹んでる?
結局、教室でもみんながあんなにもバラバラの色をオススメしてくる意味、聞けなかったな・・・
これじゃあ浮き輪から決めたなんて言えない・・・
寮に帰る道でルピナスはモミジを褒めた。みんなの手には買い物袋がいくつかある。あの後普通の買い物もしたのだ。
「モミジちゃん、ショップ店員さんみたいだった!バイトした事あるの?」
「無いわ。女の子の服を自分以外で選んだのはルピナスがはじめてよ!」
ゴールデンウィークの事だろう。
「本当に!?凄いよ!」
「是非とも将来はファッション関係に進むべきですわ!」
ボタンも勧めるが、モミジは髪を弄りながら口を開いた。
「・・・ん、実は、雑誌の編集やりたいなって」
「あれ?ライターさん?能力使わないの?」
ルピナスが疑問を投げるとモミジは笑った。
「何言ってるの?アタシが目指しているのは編集長よ!能力でファッションアイテムを全て管理するわ!」
「カッコいい!」
「素晴らしいですわ!」
「モミジお姉ちゃんカッコいい!」
みんなで褒めたらモミジちゃんは照れくさそうに、でも、嬉しそうに笑った。
ボタンが中々出てこない。
「す、すみません。胸元がきついです・・・」
ボタンは小さく困った声を上げた。
「ボタン流石ね!おそろしい子・・・!」
「羨ましい・・・。言ってみたいよそのセリフ・・・!」
モミジもルピナスもボタンのサイズに敵わないようだ。
「はいはい。サイズもう少し大きいコッチは?」
「・・・あ、大丈夫です!」
カスミがこてん、こてんと首を傾げる。
「背じゃない?大きい?小さい?あ、おっぱ
「カスミちゃん言っちゃダメ!」
ルピナスは必死でカスミの口を塞いだ。
「・・・?わかった」
そうこうしているとボタンがカーテンをそっと開いた。
「ど、どうですか?」
「うわぁ!素敵!!」
「思った以上によく似合ってるわ!」
本当にスタイル良いな・・・。くすん
「も、モミジちゃんは?どんな水着にしたの!?」
ルピナスはこれ以上体型の話を避ける為に話を反らした。
「アタシはアースカラーが似合うのよね。こういうのとか、こういうの。こっくりした収穫時の色ね!」
モミジは色を指差して自身に当てる。
「へー。自然界の色だね」
「そんな感じ!青緑のビキニとデニムパンツみたいな水着よ!はい、写真コレね!」
「うわぁ!可愛い」
モミジちゃんはちょっとギャルだけど、こういう色だと大人っぽさがある。
「ろ、露出度高いですが、モミジさんなら健康的ですわね」
戻ったボタンも赤くなりながら褒める。
「うふふふふっ!褒めすぎよ~!・・・ただし、あくまでもアタシのアドバイスは参考程度にしてね。着れない服は存在しないわ!」
「うん、ありがとうモミジちゃん」
「問題はカスミちゃんね」
「カスミちゃんは能力の色、何色なんですか?」
モミジとボタンがカスミをジッと見る。カスミも小さい身体を更に小さくしながら答える。
「んと、とうめい・・・。まだはっきりしないってパパが言ってた」
「先生も白と黒ですしね」
「じゃ、まずはデザインから見ていきましょうか」
ボタンとモミジはカスミのサイズの売り場に移動していった。
「うん!」
ルピナスは3人の会話を聞いていて不思議に思った。やはり色には何か意味がある。
なら・・・とルピナスは手元の水着を一着取り、3人の後を追った。
「うーん・・・。露出控えめなワンピースタイプだとこの辺だけど、カスミちゃんどれがいい?」
「あ、これ!これかわいい!!ルピナスお姉ちゃんとおんなじてんてん!」
カスミはドット柄の水着を手に取った。
「それは白ね・・・。ちょっと待って!カスミちゃんならコッチのが似合うんじゃないかしら?」
モミジはよく似てる白いドット柄の水着をカスミに渡した。
「黄色っぽい白ですわね」
先ほどの水着は雪のような純白だったが、こちらはアイボリーとでも言うのか、暖かい白だ。
「なら、コッチにする。パパに送らないといけないから着てみるね~」
数分後
「うん、やっぱりカスミちゃんにはお花畑みたいな華やかな色が似合うわ」
「エッヘヘ~!」
カスミは気に入った様子でくるくる回る。
「よし、先生に写真送らないとね!」
カシャ!
モミジが撮って送った。
「速攻で返信来たわよ・・・」
モミジがメールを開くと?
「良いって!」
「やったぁ!」
カスミはバンザイした。
「でも、白黒の物もっと入れてってきたから、小物で入れてあげましょうか!過保護よね・・・」
モミジはため息を吐く。
「・・・あのさ!色にそんなに意味あるの?」
ルピナスは思いきって聞いてみたら、みんな黙ってしまった。
『・・・・・・・・・・・・』
「えっと、何?」
「そっか、ルピナスは知らないのよね・・・」
モミジは頭を抱える。そんなに常識な事だったのだろうか?
ボタンが説明する。
「自分の能力の色の物を身に付けたり、小物で持ち歩いたりするんです。能力を強くしたり、コントロールしやすくなります」
「他にも
「あ!あったよ!パンダさんのビニールバック!これほしい!」
モミジが言いかけたところでカスミの可愛い声が響く。カスミの持つビニールバックはパンダのキャラクターがプリントされ、薄いターコイズと白のドット柄だ。水着とも合う。
「あら、可愛らしい!」
「良いわね!」
「カスミちゃん似合うよ!」
ボタンやモミジ、ルピナスも褒めた。
「エヘヘ。カスミのかいものてんさいてき!!」
カスミはご機嫌でエッヘンとドヤ顔した。
「ルピナス、着た?」
「うん。コレかなって・・・」
ルピナスもようやく決まったようだ。
「ピンクと・・・本当にその色にするのね?」
「うん!」
「わかったわ・・・!なら、何も言わない!」
「わたくしルピナスさんの幸せを願います!」
「うん、ありがとう?」
モミジちゃんもボタンちゃんも悔しそう?それと、2人ともちょっと凹んでる?
結局、教室でもみんながあんなにもバラバラの色をオススメしてくる意味、聞けなかったな・・・
これじゃあ浮き輪から決めたなんて言えない・・・
寮に帰る道でルピナスはモミジを褒めた。みんなの手には買い物袋がいくつかある。あの後普通の買い物もしたのだ。
「モミジちゃん、ショップ店員さんみたいだった!バイトした事あるの?」
「無いわ。女の子の服を自分以外で選んだのはルピナスがはじめてよ!」
ゴールデンウィークの事だろう。
「本当に!?凄いよ!」
「是非とも将来はファッション関係に進むべきですわ!」
ボタンも勧めるが、モミジは髪を弄りながら口を開いた。
「・・・ん、実は、雑誌の編集やりたいなって」
「あれ?ライターさん?能力使わないの?」
ルピナスが疑問を投げるとモミジは笑った。
「何言ってるの?アタシが目指しているのは編集長よ!能力でファッションアイテムを全て管理するわ!」
「カッコいい!」
「素晴らしいですわ!」
「モミジお姉ちゃんカッコいい!」
みんなで褒めたらモミジちゃんは照れくさそうに、でも、嬉しそうに笑った。
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