11 / 16
神殿に向かおう
しおりを挟む
「とりあえず、神殿に行こうぜ!その後でいくらでもイチャつけばいいだろ?」
レビンが機嫌よく言う
「うん!そうだねー」
他の皆は口々に同意し、
オレとフェンディは赤い顔をさらに赤くして、下を見て同意した。
とりあえずここにいるみんなで向かう事にした
木属性のドラゴンに弱いフェンディとオレを囲むようにして登る。山にも沢山葉っぱが飛んでくるので先頭はフレイア、最後尾は兄貴。オレらの近くにフロストだ。
必然とオレはフェンディと近くなる
何だかみんながやけにくっつけようとしている気がしてむず痒さと苛立ちとを一緒に覚える
中腹まで来たところで、休憩所があるのでそこでひと休みする
いくら急がなくてはいけないとはいえ、着く前に体力が尽きては意味がない
昼過ぎに登ると夕方に着くような山だ
そこからでも村の全てが見渡せる。みんなでそっと見てみると、村がほとんど葉っぱで埋まり、村のみんなは屋根の上に避難していた
大きなケガは無いが、ところどころケガをしている人がいる。きっとフェンディと同じ水属性の人や、オレと同じ地属性の人だろう
ってか、こんなに木が多かったか!?ドラゴンを見てみると、ジャンプを何度もしている?と思っていたら、近くに木が生えた!一瞬で、大きさは庭木とかの高さの2倍だ。そこまで大きくはないが、何しろ数が多い
家にもダメージを与えるほどに多くなっている
ヤバすぎだろ!
その時、おばばがいるのが見えた
おばばはドラゴンの見えるベランダにいる
他のみんなはドラゴンから隠れているってのに何してんだよ!
何か口が動いていたが、わからない
悔しそうにして騒いでる
「ん?おばば何か手に持ってないか?」
「あ、アレはさびだ!」
おばばはドラゴンの口の中めがけて放り込んだ
見事なフォームを描き、ドラゴンの口の中に入った。
ドラゴンは目を丸くして噴水に文字通り飛びつくと水をゴクゴク飲み出した。
「サビが苦手なのか?ホントガキみたいだ」
と、レビン
「でも、いつまた攻撃しだすかわからないわ」
フレイアが言う
「さびで攻撃したら、時間稼ぐ事ができそうだな、おれ、行ってくる!」
兄さんが来た道を戻る
「私も行きます!」
フロストが続く
「俺も行く!」
レビンが言う
「双子も連れていくか?」
兄貴が聞いてくれる
「どうしようなー、、、ってフェンディから離れないな」
正直、双子には来てほしいと思っていた
泣いていた双子の為にはじめて人前歌ったのをこの目で見て理解できた。フェンディは自分の為よりも、人のための方が強くなれるタイプだ。自分を頼ってくれる奴がいるのは心強いものだ。
という事で、神殿に行くのはオレ、フェンディ、エウロス、フレイアとラットとダクトの双子の6人だ
神殿へ急ぐ
レビンが機嫌よく言う
「うん!そうだねー」
他の皆は口々に同意し、
オレとフェンディは赤い顔をさらに赤くして、下を見て同意した。
とりあえずここにいるみんなで向かう事にした
木属性のドラゴンに弱いフェンディとオレを囲むようにして登る。山にも沢山葉っぱが飛んでくるので先頭はフレイア、最後尾は兄貴。オレらの近くにフロストだ。
必然とオレはフェンディと近くなる
何だかみんながやけにくっつけようとしている気がしてむず痒さと苛立ちとを一緒に覚える
中腹まで来たところで、休憩所があるのでそこでひと休みする
いくら急がなくてはいけないとはいえ、着く前に体力が尽きては意味がない
昼過ぎに登ると夕方に着くような山だ
そこからでも村の全てが見渡せる。みんなでそっと見てみると、村がほとんど葉っぱで埋まり、村のみんなは屋根の上に避難していた
大きなケガは無いが、ところどころケガをしている人がいる。きっとフェンディと同じ水属性の人や、オレと同じ地属性の人だろう
ってか、こんなに木が多かったか!?ドラゴンを見てみると、ジャンプを何度もしている?と思っていたら、近くに木が生えた!一瞬で、大きさは庭木とかの高さの2倍だ。そこまで大きくはないが、何しろ数が多い
家にもダメージを与えるほどに多くなっている
ヤバすぎだろ!
その時、おばばがいるのが見えた
おばばはドラゴンの見えるベランダにいる
他のみんなはドラゴンから隠れているってのに何してんだよ!
何か口が動いていたが、わからない
悔しそうにして騒いでる
「ん?おばば何か手に持ってないか?」
「あ、アレはさびだ!」
おばばはドラゴンの口の中めがけて放り込んだ
見事なフォームを描き、ドラゴンの口の中に入った。
ドラゴンは目を丸くして噴水に文字通り飛びつくと水をゴクゴク飲み出した。
「サビが苦手なのか?ホントガキみたいだ」
と、レビン
「でも、いつまた攻撃しだすかわからないわ」
フレイアが言う
「さびで攻撃したら、時間稼ぐ事ができそうだな、おれ、行ってくる!」
兄さんが来た道を戻る
「私も行きます!」
フロストが続く
「俺も行く!」
レビンが言う
「双子も連れていくか?」
兄貴が聞いてくれる
「どうしようなー、、、ってフェンディから離れないな」
正直、双子には来てほしいと思っていた
泣いていた双子の為にはじめて人前歌ったのをこの目で見て理解できた。フェンディは自分の為よりも、人のための方が強くなれるタイプだ。自分を頼ってくれる奴がいるのは心強いものだ。
という事で、神殿に行くのはオレ、フェンディ、エウロス、フレイアとラットとダクトの双子の6人だ
神殿へ急ぐ
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。

白い結婚をめぐる二年の攻防
藍田ひびき
恋愛
「白い結婚で離縁されたなど、貴族夫人にとってはこの上ない恥だろう。だから俺のいう事を聞け」
「分かりました。二年間閨事がなければ離縁ということですね」
「え、いやその」
父が遺した伯爵位を継いだシルヴィア。叔父の勧めで結婚した夫エグモントは彼女を貶めるばかりか、爵位を寄越さなければ閨事を拒否すると言う。
だがそれはシルヴィアにとってむしろ願っても無いことだった。
妻を思い通りにしようとする夫と、それを拒否する妻の攻防戦が幕を開ける。
※ なろうにも投稿しています。

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。

いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
愚者による愚行と愚策の結果……《完結》
アーエル
ファンタジー
その愚者は無知だった。
それが転落の始まり……ではなかった。
本当の愚者は誰だったのか。
誰を相手にしていたのか。
後悔は……してもし足りない。
全13話
☆他社でも公開します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる