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2巻
6_目指すゴールは一緒でも感情思考は千差万別 ②
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「諸君。名ハナント申ス」
ここで俺は田村親衛隊なるけったいな団体に属するイカれた女の子たちに両手を開いて向き直った。
「なんでアンタに名乗らないといけないのよ」
親衛隊の一人、黒髪ボブスタイルの小柄な女が面倒そうな顔を作ってきたが、
「私は坂元彩香。田村親衛隊の副隊長をやってる」
長い金髪に金色のカラコンをつけた派手な女が自己紹介をしてくれた。
ほほう、背が高めで化粧も厚くキツイ見た目の割には優しそうな感じじゃないか。
「わたしは永野優子だよ」
茶髪ショートボブの長身女子が微笑をたたえてきた。微笑はあるものの、クールな印象を受ける。掴めないタイプだぜ。
「……あたしは小田みさきだけど。田村親衛隊の創設者で隊長。あたしら全員法改の三年」
渋々と言った形で名を名乗った小田という女子は俺にきつい視線を浴びせてくる。敵意をこれっぽっちも隠そうとしちゃいない。くりっとした強気な瞳で俺を見据えている。
「小田。俺ニツンデレハ不要ダゾ」
そんなことをして気を引こうとしなくても、俺はいつでもウェルカムよ。
「は? 普通に嫌いなんですけど。あと仲良くない後輩から呼び捨てやタメ口聞かれたくないっつーの」
フフン。分かる、俺には分かるぞ。コイツは三人の中で最も俺に好感を抱いていると手に取るように分かるわ! 奴からテレパシーが伝わってくるんだわ!
「オイミサキ。素直ニナレヨ。己ノ欲望ヲ解放シタマエ」
「タメ口どころか初対面なのに気安く下の名前で呼ばないでくれる? ガチで気持ち悪いんですけど」
みさきは眉を八の字にして俺に罵声を浴びせた。
「みさき、そうピリピリするなって」
「やーん、翔くんになら何度でも呼ばれたいっ☆」
「お安いご用だよ、みさき」
おいおい、俺への態度とはえらい違いじゃねーかよ。フッ、どこまでもあまのじゃくなガールだぜ。
だが肝に銘じておけよ。素直になれないその心がのちに大きな後悔を生み出す事態になるんだからな。
「ねぇねぇ、私のことも名前で呼んで?」
「彩香」
「きゃ~~!」
田村ハーレムズが公共の面前で痛いやりとりをおっぱじめた。おうおう、後々黒歴史になるとも知らずによくやるわ。桃色ワールド全開でお気楽なもんだぜ。
「アヤカ、ウィーッス」
「………………」
うわっ、完全スルー。まったく、つれないギャルだぜ。
それにしても、ここに来て一気に女モブキャラ増員ときたか。作者は何考えてるかマジで分からねーなおい。
どちらにせよ俺の女候補が補充されたわけだ。楽しみしかないな! ますます内閣総理大臣を目指すモチベーションが上がるってモンよ。
田村軍団と別れ、俺はウキウキ気分で会場まで向かったのだった。
♪
だが会場に到着した瞬間、現実に強制送還された。
「ハァ。俺ハ補欠ナンダヨナァ」
俺の才能に嫉妬した顧問に干された俺はベンチで脚を温める羽目に。これもGODのイタズラだとでも言うんですか。
「マジデ時間ト交通費ノ無駄ダゼ」
「おい、仲間を鼓舞するのも部活で大切な仕事だぞ。無駄だなんてことはない」
俺のぼやきを聞きつけた沖山が綺麗事をほざく。
「俺ハ使ワレル側ニハナラン! 搾取スル側専門ダ!」
「もはやどう突っ込むべきか分からないわ。逆に高度なやりとりだわ」
沖山は何やら唸っているが、凡人が天才の思考を理解するのは不可能だから無意味に悩み苦しむ必要はないんだがな。
その後は着替えをしたりミーティングをしたりしてあっという間に本番時間となった。
各種目が消化されてゆく。
「頑張れー!」
参加者はみんな自分の高校の生徒を応援している。
まったくアホな連中よ。同じ高校だとしても味方ではなく全員が敵なんだぞ。仲良しこよしがしたい輩は即、競技場から出ていけ。陸上界から永久追放じゃい。
「アァ、気持チイイナァ」
俺はというと、鼻くそをほじくって英気を養っている。うーん、舐めるとほのかにしょっぱい。
「平原。自分が出場できないもどかしさ、つまらなさは分かるがこれも経験、勉強だ。その悔しさを忘れずに励むんだ」
「俺ニ悔シサナドナイ。ナゼナラ実力デハナクコネト賄賂デレギュラーヲ奪ワレタンダカラナ!」
既に自分の種目を終えた沖山がいらぬ助言をしてきたものだから、俺もつい熱くなって言い返してしまった。だって俺は何一つ悪くないんだからな。
「コネも賄賂もないんだけどな」
沖山は首を軽く横に振って自身に着せられた疑惑を否定した。
「お前の練習と他人への態度が問題視されたんだよ。そこを認めて反省しないと、ずっと干され続ける羽目になるぞ」
「ダッタラ俺ヲスタメンデ使ワザルヲエナイヨウニシテヤルマデヨ!」
壁をぶち破るためには手段は選ばん!
「お前はどうしてそうなんだ……いや、部長の俺にも責任はあるんだよな」
「ソウダゾ、大イニ反省シロヨナ」
「俺以上に張本人のお前が誰よりも猛省してくれ」
沖山は呆れ果てた声音を零してきた。
「反省バカリデ前ヲ向カナイ人間ニ未来ハナイ」
「今のお前の態度思想じゃ未来がないと言ってるんだが?」
俺と沖山の口論はしばしの間続いた。
そんなこんなで。
いよいよ俺が専攻している五千メートル走の番となった。
それなりに参加人数がいるので競技は何回かに分けて実施される。そのため法改のスタメン陣も一斉スタートではなくばらけている。
つまり、出場前の選手から負傷者が出れば補欠の俺に光が差す!
「フォォオオオオオオオオォォーーーーーーイイイッ!!」
「な、なんだ!?」
「おい平原! あぶねーな!!」
俺は出場選手の足に飛び蹴りを繰り出したが、見事に全てかわされてしまった。
「チィッ!」
「舌打ち!? コイツとんでもねーな!」
「みんな気をつけろ!」
スタメン軍団は俺に冷たい視線を向けてきた。おいおい、俺ら同じ学校の仲間だろ? つれねーなぁ。
こうして競技がはじまり。
次々と選手が走ってタイムを競い合っている。
誰もが自らが一番を取るべくしのぎを削っている。
「怪我シロ! 怪我シロ!」
俺はまだ走っていないメンバーに呪いをかける。
「引キ離サレロ! 俺ノ出番ガ来ルオ膳立テヲシロ!」
ついでに只今絶賛走っているメンバーにも同様に。
「平原ぁ! 貴様は部員の応援もできんのか!?」
「俺ナリノ激励ナンスケドモ??」
「それのどこが激励なんだよ」
まったく、呆れた声でこっちが呆れる話をするんじゃないよ、三流顧問ジジイが。お前にゃ俺の秘めた想いは理解できまい。
ま? 成績不振が続けば顧問は嫌でも俺を使わざるをえなくなるがな!
と、ここで事態は急展開を迎える。
「――――あっ!?」
出番が回ってきた部員がトラックに入るなり、顔をしかめて足を押さえた。
「どうした!?」
「オ? オオオッ!? モシヤ!!」
「すみません……足捻っちゃいました」
「イィィヤッホオオオオーーーーイ!!」
GODはッ! GODはまだ俺を見離しちゃいなかった!
俺は天に向かってガッツポーズし、感謝の咆哮を上げた。
「おい!! 仲間が怪我して喜ぶんじゃない!」
「ウーッス」
仲間……? この顧問は何をほざいてやがんだ? 人を不条理に干しておいて仲間?? ククッ、片腹痛いわ!
「仕方ない……甚だ不本意だが、ここは平原に代理で出てもらうしかない」
ククッ。出番は案外すぐにやってきたな。
メンバーどもは嫌そうな顔で俺を睨んでいるが、所詮は実力の世界。力ある者が輝く仕組みとなっているのだよ。
「安心シロ。ヲ前等ノ分マデ活躍シテヤッカラヨ!」
俺はグータッチを求めるが、メンバーどもは俺の顔を見ようともしない。
「オイオイ、俺タチ仲間ダロ?」
当然俺のグータッチも無視されて空砲となってしまった。おいおい、俺が滑ったみたいになってるじゃねーか。どうしてくれる、このアホどもめ。
「仲間? 部員の怪我や不振を願う奴が仲間だって?」
「マジ片腹痛ぇよ」
「勝手に走ってくれば?」
「俺は死んでも応援しねーから」
部員どもときたら、俺が部内一の実力者だからってやっかんで迫害してきやがる。
やれやれ。こいつら、俺様に嫉妬するばかりで自身を高めようともしない。だから底が知れてるんだよな。
米粒どものやっかみに真摯に対応する時間惜しいので、さっさとトラックへと向かった。
ここで俺は田村親衛隊なるけったいな団体に属するイカれた女の子たちに両手を開いて向き直った。
「なんでアンタに名乗らないといけないのよ」
親衛隊の一人、黒髪ボブスタイルの小柄な女が面倒そうな顔を作ってきたが、
「私は坂元彩香。田村親衛隊の副隊長をやってる」
長い金髪に金色のカラコンをつけた派手な女が自己紹介をしてくれた。
ほほう、背が高めで化粧も厚くキツイ見た目の割には優しそうな感じじゃないか。
「わたしは永野優子だよ」
茶髪ショートボブの長身女子が微笑をたたえてきた。微笑はあるものの、クールな印象を受ける。掴めないタイプだぜ。
「……あたしは小田みさきだけど。田村親衛隊の創設者で隊長。あたしら全員法改の三年」
渋々と言った形で名を名乗った小田という女子は俺にきつい視線を浴びせてくる。敵意をこれっぽっちも隠そうとしちゃいない。くりっとした強気な瞳で俺を見据えている。
「小田。俺ニツンデレハ不要ダゾ」
そんなことをして気を引こうとしなくても、俺はいつでもウェルカムよ。
「は? 普通に嫌いなんですけど。あと仲良くない後輩から呼び捨てやタメ口聞かれたくないっつーの」
フフン。分かる、俺には分かるぞ。コイツは三人の中で最も俺に好感を抱いていると手に取るように分かるわ! 奴からテレパシーが伝わってくるんだわ!
「オイミサキ。素直ニナレヨ。己ノ欲望ヲ解放シタマエ」
「タメ口どころか初対面なのに気安く下の名前で呼ばないでくれる? ガチで気持ち悪いんですけど」
みさきは眉を八の字にして俺に罵声を浴びせた。
「みさき、そうピリピリするなって」
「やーん、翔くんになら何度でも呼ばれたいっ☆」
「お安いご用だよ、みさき」
おいおい、俺への態度とはえらい違いじゃねーかよ。フッ、どこまでもあまのじゃくなガールだぜ。
だが肝に銘じておけよ。素直になれないその心がのちに大きな後悔を生み出す事態になるんだからな。
「ねぇねぇ、私のことも名前で呼んで?」
「彩香」
「きゃ~~!」
田村ハーレムズが公共の面前で痛いやりとりをおっぱじめた。おうおう、後々黒歴史になるとも知らずによくやるわ。桃色ワールド全開でお気楽なもんだぜ。
「アヤカ、ウィーッス」
「………………」
うわっ、完全スルー。まったく、つれないギャルだぜ。
それにしても、ここに来て一気に女モブキャラ増員ときたか。作者は何考えてるかマジで分からねーなおい。
どちらにせよ俺の女候補が補充されたわけだ。楽しみしかないな! ますます内閣総理大臣を目指すモチベーションが上がるってモンよ。
田村軍団と別れ、俺はウキウキ気分で会場まで向かったのだった。
♪
だが会場に到着した瞬間、現実に強制送還された。
「ハァ。俺ハ補欠ナンダヨナァ」
俺の才能に嫉妬した顧問に干された俺はベンチで脚を温める羽目に。これもGODのイタズラだとでも言うんですか。
「マジデ時間ト交通費ノ無駄ダゼ」
「おい、仲間を鼓舞するのも部活で大切な仕事だぞ。無駄だなんてことはない」
俺のぼやきを聞きつけた沖山が綺麗事をほざく。
「俺ハ使ワレル側ニハナラン! 搾取スル側専門ダ!」
「もはやどう突っ込むべきか分からないわ。逆に高度なやりとりだわ」
沖山は何やら唸っているが、凡人が天才の思考を理解するのは不可能だから無意味に悩み苦しむ必要はないんだがな。
その後は着替えをしたりミーティングをしたりしてあっという間に本番時間となった。
各種目が消化されてゆく。
「頑張れー!」
参加者はみんな自分の高校の生徒を応援している。
まったくアホな連中よ。同じ高校だとしても味方ではなく全員が敵なんだぞ。仲良しこよしがしたい輩は即、競技場から出ていけ。陸上界から永久追放じゃい。
「アァ、気持チイイナァ」
俺はというと、鼻くそをほじくって英気を養っている。うーん、舐めるとほのかにしょっぱい。
「平原。自分が出場できないもどかしさ、つまらなさは分かるがこれも経験、勉強だ。その悔しさを忘れずに励むんだ」
「俺ニ悔シサナドナイ。ナゼナラ実力デハナクコネト賄賂デレギュラーヲ奪ワレタンダカラナ!」
既に自分の種目を終えた沖山がいらぬ助言をしてきたものだから、俺もつい熱くなって言い返してしまった。だって俺は何一つ悪くないんだからな。
「コネも賄賂もないんだけどな」
沖山は首を軽く横に振って自身に着せられた疑惑を否定した。
「お前の練習と他人への態度が問題視されたんだよ。そこを認めて反省しないと、ずっと干され続ける羽目になるぞ」
「ダッタラ俺ヲスタメンデ使ワザルヲエナイヨウニシテヤルマデヨ!」
壁をぶち破るためには手段は選ばん!
「お前はどうしてそうなんだ……いや、部長の俺にも責任はあるんだよな」
「ソウダゾ、大イニ反省シロヨナ」
「俺以上に張本人のお前が誰よりも猛省してくれ」
沖山は呆れ果てた声音を零してきた。
「反省バカリデ前ヲ向カナイ人間ニ未来ハナイ」
「今のお前の態度思想じゃ未来がないと言ってるんだが?」
俺と沖山の口論はしばしの間続いた。
そんなこんなで。
いよいよ俺が専攻している五千メートル走の番となった。
それなりに参加人数がいるので競技は何回かに分けて実施される。そのため法改のスタメン陣も一斉スタートではなくばらけている。
つまり、出場前の選手から負傷者が出れば補欠の俺に光が差す!
「フォォオオオオオオオオォォーーーーーーイイイッ!!」
「な、なんだ!?」
「おい平原! あぶねーな!!」
俺は出場選手の足に飛び蹴りを繰り出したが、見事に全てかわされてしまった。
「チィッ!」
「舌打ち!? コイツとんでもねーな!」
「みんな気をつけろ!」
スタメン軍団は俺に冷たい視線を向けてきた。おいおい、俺ら同じ学校の仲間だろ? つれねーなぁ。
こうして競技がはじまり。
次々と選手が走ってタイムを競い合っている。
誰もが自らが一番を取るべくしのぎを削っている。
「怪我シロ! 怪我シロ!」
俺はまだ走っていないメンバーに呪いをかける。
「引キ離サレロ! 俺ノ出番ガ来ルオ膳立テヲシロ!」
ついでに只今絶賛走っているメンバーにも同様に。
「平原ぁ! 貴様は部員の応援もできんのか!?」
「俺ナリノ激励ナンスケドモ??」
「それのどこが激励なんだよ」
まったく、呆れた声でこっちが呆れる話をするんじゃないよ、三流顧問ジジイが。お前にゃ俺の秘めた想いは理解できまい。
ま? 成績不振が続けば顧問は嫌でも俺を使わざるをえなくなるがな!
と、ここで事態は急展開を迎える。
「――――あっ!?」
出番が回ってきた部員がトラックに入るなり、顔をしかめて足を押さえた。
「どうした!?」
「オ? オオオッ!? モシヤ!!」
「すみません……足捻っちゃいました」
「イィィヤッホオオオオーーーーイ!!」
GODはッ! GODはまだ俺を見離しちゃいなかった!
俺は天に向かってガッツポーズし、感謝の咆哮を上げた。
「おい!! 仲間が怪我して喜ぶんじゃない!」
「ウーッス」
仲間……? この顧問は何をほざいてやがんだ? 人を不条理に干しておいて仲間?? ククッ、片腹痛いわ!
「仕方ない……甚だ不本意だが、ここは平原に代理で出てもらうしかない」
ククッ。出番は案外すぐにやってきたな。
メンバーどもは嫌そうな顔で俺を睨んでいるが、所詮は実力の世界。力ある者が輝く仕組みとなっているのだよ。
「安心シロ。ヲ前等ノ分マデ活躍シテヤッカラヨ!」
俺はグータッチを求めるが、メンバーどもは俺の顔を見ようともしない。
「オイオイ、俺タチ仲間ダロ?」
当然俺のグータッチも無視されて空砲となってしまった。おいおい、俺が滑ったみたいになってるじゃねーか。どうしてくれる、このアホどもめ。
「仲間? 部員の怪我や不振を願う奴が仲間だって?」
「マジ片腹痛ぇよ」
「勝手に走ってくれば?」
「俺は死んでも応援しねーから」
部員どもときたら、俺が部内一の実力者だからってやっかんで迫害してきやがる。
やれやれ。こいつら、俺様に嫉妬するばかりで自身を高めようともしない。だから底が知れてるんだよな。
米粒どものやっかみに真摯に対応する時間惜しいので、さっさとトラックへと向かった。
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