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1巻
9_乱闘とはプライドではなく命を懸けてするもの ③
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「ヲ前、ナゼ俺ヲ助ケタ?」
俺の問いに新山はフッ、と気味の悪い笑みを浮かべる。
「一人になっても諦めないその姿勢、感動したぜ……やはりお前にはスターの素質があるようだ。真っ直ぐなお前を裏切る真似をして悪かった」
新山は俺に謝罪した。本来なら土下座して俺の体育館履きの裏を舐めろと命令するところだが、今回だけは助けてもらったことに免じて許してやろう。特別だぞ。
「ヲ前ニモウ●コシテ親ノ脛ヲカジル以外ニモヤレルコトガアッタンダナ」
「お前が起こす奇跡を、この場の全員に見せてやれ! たった一人でも不可能はないってことを! お前ならできる! いや、お前にしか成し遂げられない! だってお前こそが、あの平原圭だろ!!」
大声を張り上げて激励の言葉をぶつけてくる新山。
「新山……ヲ前……!」
「打ち勝て!! 平原圭!!」
新山はバスケ部員の足首を掴んで俺への接近を妨げている。
だがその代償は新山に降りかかることになるぞ。
「あの裏切り者を先にどうにかするぞ!」
バスケ部員どもは俺から新山にターゲットを切り変えて攻め込む。
「これでも味わえ! バスケ部!」
新山はバスケ部員の足首から手を離し、コート横のカゴに入っていたバスケットボールを別のバスケ部員に向かって投げ飛ばした。
「当たるかよ!」
バスケ部員は新山のボール攻撃を避けてすぐさまヤツの元へと近づいていき。
「あがーーーーーーっ!」
新山はバスケ部員からこめかみ付近に鉄拳を食らって床に倒れ込む。
コイツは何回床に倒れれば気が済むんだ??
「平原、俺の屍を超えていけ……っ!!」
屍になるまでほんの一瞬だったな。
普段はこれっぽっちも役に立たないしすぐ長いものに巻かれるクソ野郎ではあるけれど、その男気は受け取った!
「任セロ! 正義ハ必ズ勝ツ!! ――スゥ~、ゥファ~、スゥ~、ゥファ~」
深呼吸をして気合を入れ直す。
その間に永田大地が新山の胸倉を掴んで睨みつけていた。
「裏切りましたね? 俺は人を平気で見捨てる輩が大嫌いなんですよ。落とし前つけてくれないと許しませんよ」
いつもクールを装っている永田大地にしては珍しく、怒気をはらんだ口調で新山と対峙している。
新山の方はというと、永田大地の圧に完全にビビっているようで、
「そんな、滅相もない! 俺は永田君の味方のままだからね!」
結局、戦力が大きい側に再び寝返りやがった。容易に想像できる展開そのままで、もはやキレる気にすらならんわ。
「信用できませんね。これ以上場を掻き乱すのはやめて、大人しく静観しててください」
「イエス! 隊長!」
冷たく突き放す永田大地に対して新山は敬礼をし、その場で正座をはじめた。
さっきの俺への熱い激励はマジでなんだったんだよ。
即座に制裁を加えたいところだが、今は目の前の敵に集中するべきだ。
「さってと。そろそろ醜い戦いに終止符を打とうか」
バスケ部は人材を総動員させてトドメを刺す算段らしい。
俺みたいな真面目な優等生相手にずいぶんと狡猾な手段に出るもんだ。こいつらは全員死んだら地獄へ連れて行かれるに違いない。
「俺ノ両手両足ハ奇跡ヲ起コス!!」
「奇跡とか、そうそう起こらないから奇跡なんだよアホが!」
俺は単身で集団に飛び込んで、目が合った奴に手当たり次第拳を放る。攻撃こそ避けられるものの、俺の強硬手段に相手も無闇にこちらの懐までは入れま――――
「グェッ!?」
「捕まえたよ、圭君」
背後から永田大地に首を掴まれ、うつ伏せの態勢で床に押し倒された。
そして他の部員にも身体の至る所をホールドされ、再び身動きが取れなくなってしまった。
「あっけないなぁ。所詮一人では限界があるんだよ。お前が自分の人間性を改善できれば、また信者(笑)が出てきてもう少しいい勝負になるんじゃないか? まぁ、お前が変わるとは到底思えないけどな」
永田大地が汚いものを見るような目で俺に汚い言葉をぶつけてきやがった。
「集団リンチトハヤルコトガ汚ネェ!! ソレガヲ前等ノヤリ方カ!?」
「被害者面で非難してんじゃねーよ。こちとらお前に危害を加えられた奴が大勢いるんだよ。敵討ちさせてもらうぞ」
バスケ部部長が邪悪な笑みで言葉を零すや否や、部員どもは俺の身体に殴る蹴るの暴行をおっぱじめやがった。
「ギャギャギャーーーーーーーーッ!! ゴ慈悲ヲ! 何卒ゴ慈悲ヲーーーーーーーーッ!!」
痛いんですけど!! ボコスカ殴るのは非道だ! お前ら全員半グレだわ!
「さてと。総括代わりの一発をおみまいしますかね――特別なヤツをね」
永田大地が手をポキポキと鳴らして拳を作り、俺の顔面めがけて振り下ろした――――
――その時。
体育館の扉が開け放たれた。
「モシヤ信者タチガ戻ッテキタカ!?」
中へと入ってきたのは――――
「おーい、お前ら何してる。遊んでないでちゃんと練習しろ」
信者が戻ってきた――はずもなく、やってきたのはバスケ部の顧問だった。
「すみません、今から練習します。お前ら、部活の準備をしろ」
「「「はいっ!」」」
バスケ部どもは忍者もビックリの変わり身の早さで部活の準備をはじめる。
てか、今日部活休みじゃねぇのかよ! 乱闘を部活動の日に指定するなよ!
「……ん? 平原、何やってる。お前も陸上部の練習があるだろう?」
俺の存在に気がついたバスケ部顧問は部外者の俺を見て渋い面をしている。
「イヤァ今日ハ体調不良デ休ミニシテモラッタンダヨ」
「なら遊んでないでさっさと帰れ」
「断ジテ遊ビナドデハナイ!! プライドト人生ヲ懸ケタ大戦ヲオッパジメテタンダ!」
「体調不良なのにか? お前、もしや仮病では――」
「アウァーーーーーーッ!? 頭ガガンガンシテ痛ェ! 忘レテタノヲ思イ出シタカノヨウニ頭ニ響ク! 頭痛ガ痛ェワァ!!」
「『頭痛が痛い』は重言だぞ」
バスケ部顧問が重箱の隅をつつくことをほざいているが、俺はそれを右から左へと受け流して体育館をあとにした。
「……で、君は誰だい? ここの生徒じゃないよね?」
「ハハ、僕は道に迷ったただの根暗ぼっち短大生ですね。今すぐ出ていきます、ヘヘヘ」
♪
「クソガッ!!」
バスケ部顧問から命からがら逃げ出すことに成功して校内を歩いている。
事実上、俺の負けだ。
当然悔しい。拳で壁を叩くも、痛みで怒りが余計にこみ上げるだけだった。
「ウーー……アアアアアアアアアーーーーッ!!」
悔しさで口から気持ちが溢れ出てしまう。
校内にいる生徒たちがビクッとしてこちらを見てくるが、今はファンサービスしなくても許されるよな。
「GODハ……GODハ未ダ俺ニ試練ヲ与エ続ケルト申スカ」
覇権は簡単にはやらぬということだな。手厳しいじゃないの。
「ダガ俺ハ不死鳥ノ如ク何度デモ蘇リ、必ズヤ永田大地ヲハジメトシタバスケ部連中ニ正義ノ鉄槌ヲ下シテヤルカラナ!」
窓から差し込む西日よりも熱い決意を固めていると、
「――圭、部活はどうしたの?」
美しい声色が俺の聴覚を刺激してきた。
そして俺の視界に映ったのは、愛しい葵だった。
「今日ハ体調ガ悪クテナ。休ムコトニシタンダ」
「そうなんだ。体調が悪い時は無理せずに帰るのが正解だね」
普通に嘘なんだけど、サボりがバレた時の葵は怖いし体調不良で押し通すぞ。
「本当に辛いなら先生に自宅まで送ってもらえると助かるよね」
「マァ自力デ帰ル余力ハアルカラ安心シテクレ」
「それなら安心だよ。私も部活早退できれば送ってあげられるんだけど」
「葵ハ自分ノ部活ニ専念シテクレ」
さすがに俺の仮病に葵を付き合わせて貴重な部活動の時間を奪うわけには行かないし、バレたら大目玉を食らうのも目に見えてる。
「そっか。気をつけて帰ってね」
「オウ、マタナ」
俺は葵と別れて校門をあとにした。
お前はいつだって俺の味方で寄り添ってくれる。俺もお前を大切にし続けるよ。愛しい葵。
♪
「アレ部外者じゃ? 先生に言う?」
「先生よりも警察じゃね?」
「待ってくれ。俺はここのOBで部活指導に当たってただけだ。もう帰るよ」
「怪しい……」
「写メと動画撮っとく?」
「……戦術的撤退!! ――この学校は俺にアウェーすぎるよ……」
俺の問いに新山はフッ、と気味の悪い笑みを浮かべる。
「一人になっても諦めないその姿勢、感動したぜ……やはりお前にはスターの素質があるようだ。真っ直ぐなお前を裏切る真似をして悪かった」
新山は俺に謝罪した。本来なら土下座して俺の体育館履きの裏を舐めろと命令するところだが、今回だけは助けてもらったことに免じて許してやろう。特別だぞ。
「ヲ前ニモウ●コシテ親ノ脛ヲカジル以外ニモヤレルコトガアッタンダナ」
「お前が起こす奇跡を、この場の全員に見せてやれ! たった一人でも不可能はないってことを! お前ならできる! いや、お前にしか成し遂げられない! だってお前こそが、あの平原圭だろ!!」
大声を張り上げて激励の言葉をぶつけてくる新山。
「新山……ヲ前……!」
「打ち勝て!! 平原圭!!」
新山はバスケ部員の足首を掴んで俺への接近を妨げている。
だがその代償は新山に降りかかることになるぞ。
「あの裏切り者を先にどうにかするぞ!」
バスケ部員どもは俺から新山にターゲットを切り変えて攻め込む。
「これでも味わえ! バスケ部!」
新山はバスケ部員の足首から手を離し、コート横のカゴに入っていたバスケットボールを別のバスケ部員に向かって投げ飛ばした。
「当たるかよ!」
バスケ部員は新山のボール攻撃を避けてすぐさまヤツの元へと近づいていき。
「あがーーーーーーっ!」
新山はバスケ部員からこめかみ付近に鉄拳を食らって床に倒れ込む。
コイツは何回床に倒れれば気が済むんだ??
「平原、俺の屍を超えていけ……っ!!」
屍になるまでほんの一瞬だったな。
普段はこれっぽっちも役に立たないしすぐ長いものに巻かれるクソ野郎ではあるけれど、その男気は受け取った!
「任セロ! 正義ハ必ズ勝ツ!! ――スゥ~、ゥファ~、スゥ~、ゥファ~」
深呼吸をして気合を入れ直す。
その間に永田大地が新山の胸倉を掴んで睨みつけていた。
「裏切りましたね? 俺は人を平気で見捨てる輩が大嫌いなんですよ。落とし前つけてくれないと許しませんよ」
いつもクールを装っている永田大地にしては珍しく、怒気をはらんだ口調で新山と対峙している。
新山の方はというと、永田大地の圧に完全にビビっているようで、
「そんな、滅相もない! 俺は永田君の味方のままだからね!」
結局、戦力が大きい側に再び寝返りやがった。容易に想像できる展開そのままで、もはやキレる気にすらならんわ。
「信用できませんね。これ以上場を掻き乱すのはやめて、大人しく静観しててください」
「イエス! 隊長!」
冷たく突き放す永田大地に対して新山は敬礼をし、その場で正座をはじめた。
さっきの俺への熱い激励はマジでなんだったんだよ。
即座に制裁を加えたいところだが、今は目の前の敵に集中するべきだ。
「さってと。そろそろ醜い戦いに終止符を打とうか」
バスケ部は人材を総動員させてトドメを刺す算段らしい。
俺みたいな真面目な優等生相手にずいぶんと狡猾な手段に出るもんだ。こいつらは全員死んだら地獄へ連れて行かれるに違いない。
「俺ノ両手両足ハ奇跡ヲ起コス!!」
「奇跡とか、そうそう起こらないから奇跡なんだよアホが!」
俺は単身で集団に飛び込んで、目が合った奴に手当たり次第拳を放る。攻撃こそ避けられるものの、俺の強硬手段に相手も無闇にこちらの懐までは入れま――――
「グェッ!?」
「捕まえたよ、圭君」
背後から永田大地に首を掴まれ、うつ伏せの態勢で床に押し倒された。
そして他の部員にも身体の至る所をホールドされ、再び身動きが取れなくなってしまった。
「あっけないなぁ。所詮一人では限界があるんだよ。お前が自分の人間性を改善できれば、また信者(笑)が出てきてもう少しいい勝負になるんじゃないか? まぁ、お前が変わるとは到底思えないけどな」
永田大地が汚いものを見るような目で俺に汚い言葉をぶつけてきやがった。
「集団リンチトハヤルコトガ汚ネェ!! ソレガヲ前等ノヤリ方カ!?」
「被害者面で非難してんじゃねーよ。こちとらお前に危害を加えられた奴が大勢いるんだよ。敵討ちさせてもらうぞ」
バスケ部部長が邪悪な笑みで言葉を零すや否や、部員どもは俺の身体に殴る蹴るの暴行をおっぱじめやがった。
「ギャギャギャーーーーーーーーッ!! ゴ慈悲ヲ! 何卒ゴ慈悲ヲーーーーーーーーッ!!」
痛いんですけど!! ボコスカ殴るのは非道だ! お前ら全員半グレだわ!
「さてと。総括代わりの一発をおみまいしますかね――特別なヤツをね」
永田大地が手をポキポキと鳴らして拳を作り、俺の顔面めがけて振り下ろした――――
――その時。
体育館の扉が開け放たれた。
「モシヤ信者タチガ戻ッテキタカ!?」
中へと入ってきたのは――――
「おーい、お前ら何してる。遊んでないでちゃんと練習しろ」
信者が戻ってきた――はずもなく、やってきたのはバスケ部の顧問だった。
「すみません、今から練習します。お前ら、部活の準備をしろ」
「「「はいっ!」」」
バスケ部どもは忍者もビックリの変わり身の早さで部活の準備をはじめる。
てか、今日部活休みじゃねぇのかよ! 乱闘を部活動の日に指定するなよ!
「……ん? 平原、何やってる。お前も陸上部の練習があるだろう?」
俺の存在に気がついたバスケ部顧問は部外者の俺を見て渋い面をしている。
「イヤァ今日ハ体調不良デ休ミニシテモラッタンダヨ」
「なら遊んでないでさっさと帰れ」
「断ジテ遊ビナドデハナイ!! プライドト人生ヲ懸ケタ大戦ヲオッパジメテタンダ!」
「体調不良なのにか? お前、もしや仮病では――」
「アウァーーーーーーッ!? 頭ガガンガンシテ痛ェ! 忘レテタノヲ思イ出シタカノヨウニ頭ニ響ク! 頭痛ガ痛ェワァ!!」
「『頭痛が痛い』は重言だぞ」
バスケ部顧問が重箱の隅をつつくことをほざいているが、俺はそれを右から左へと受け流して体育館をあとにした。
「……で、君は誰だい? ここの生徒じゃないよね?」
「ハハ、僕は道に迷ったただの根暗ぼっち短大生ですね。今すぐ出ていきます、ヘヘヘ」
♪
「クソガッ!!」
バスケ部顧問から命からがら逃げ出すことに成功して校内を歩いている。
事実上、俺の負けだ。
当然悔しい。拳で壁を叩くも、痛みで怒りが余計にこみ上げるだけだった。
「ウーー……アアアアアアアアアーーーーッ!!」
悔しさで口から気持ちが溢れ出てしまう。
校内にいる生徒たちがビクッとしてこちらを見てくるが、今はファンサービスしなくても許されるよな。
「GODハ……GODハ未ダ俺ニ試練ヲ与エ続ケルト申スカ」
覇権は簡単にはやらぬということだな。手厳しいじゃないの。
「ダガ俺ハ不死鳥ノ如ク何度デモ蘇リ、必ズヤ永田大地ヲハジメトシタバスケ部連中ニ正義ノ鉄槌ヲ下シテヤルカラナ!」
窓から差し込む西日よりも熱い決意を固めていると、
「――圭、部活はどうしたの?」
美しい声色が俺の聴覚を刺激してきた。
そして俺の視界に映ったのは、愛しい葵だった。
「今日ハ体調ガ悪クテナ。休ムコトニシタンダ」
「そうなんだ。体調が悪い時は無理せずに帰るのが正解だね」
普通に嘘なんだけど、サボりがバレた時の葵は怖いし体調不良で押し通すぞ。
「本当に辛いなら先生に自宅まで送ってもらえると助かるよね」
「マァ自力デ帰ル余力ハアルカラ安心シテクレ」
「それなら安心だよ。私も部活早退できれば送ってあげられるんだけど」
「葵ハ自分ノ部活ニ専念シテクレ」
さすがに俺の仮病に葵を付き合わせて貴重な部活動の時間を奪うわけには行かないし、バレたら大目玉を食らうのも目に見えてる。
「そっか。気をつけて帰ってね」
「オウ、マタナ」
俺は葵と別れて校門をあとにした。
お前はいつだって俺の味方で寄り添ってくれる。俺もお前を大切にし続けるよ。愛しい葵。
♪
「アレ部外者じゃ? 先生に言う?」
「先生よりも警察じゃね?」
「待ってくれ。俺はここのOBで部活指導に当たってただけだ。もう帰るよ」
「怪しい……」
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「……戦術的撤退!! ――この学校は俺にアウェーすぎるよ……」
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