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番外編。【クリスマス🎄ミニ小説】1/3
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【悠里より♡(*'ω'*)】
遅れたし…どうしようかなと思ったんですけど。
やっぱり書き上げたいので。
ちょっと本編から 2話だけズレます♡
→12/31 3話ずれます…また長くなってしまって💦
少ししたらどこかにうつします。
とりあえず今日はここで♡
前ページまでの関係の2人が、そのままクリスマスに突入したら、という感じの番外編としてお読みください。本編には関係なしです♡
↓ どうぞ♡
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
今日は会社の、部のクリスマスパーティー。
会社の食堂で、立食だけど、座りたければ椅子も色んなとこに配置されてるし、アルコールあり、食べ物も結構豪華。ビンゴゲームなんかもある。
食堂と言っても、こういう社内パーティとかもする前提で作ってあるので、ステージなんかも作れるようになってるし、ライトとかも豪華だし、色々なのに使える。
……ただ単に、社長の親父がパーティーとかが好きだから、だ。趣味でしかない。
去年までは、先輩とはまったく別に過ごして、オレは同期や他の先輩や。
男女問わず、楽しく飲んで騒いでた。
今日は、先輩の横に張り付いてる。まあ別に他の誰も先輩に寄せ付けないように、なんてことをする訳じゃなく、ちゃんと周りとも楽しくやってるけど。
でもとにかく、側に居たいから、側に居るんだけど……。
「先輩おかわりいります?」
「あ、いい。オレちょっともう飲むのやめとく」
「? 何で? 今日全然飲んでないですよね?」
「うん、まあ……ちょっとな」
ちょっとなって何。
……なに、この後、誰かと、約束あるとか言わないよな。
むむむむ。
次2人きりになったら聞こう。
そう思っていたけれど、周りにいっぱい人が来て、全然2人きりになれないまま、時が過ぎていく。
先輩が持っていた皿を目の前のテーブルに置いて、時計を確認してる。
さっきから、結構何度も見てる。
……帰る気?じゃないよな。会社のイベントで、そんな事はしないと思うけど。
「どうしたんですか?」
隣に行って聞くと。
「あ。いや――――……ちょっと出る、すぐ戻るから」
「トイレですか?」
「違うんだけど」
「……なんなんですか?」
ちょっと面白くない。どう考えても、何かを隠されてるみたい。
「待ってろってば。 戻ったら分かるから」
ふ、と笑って、先輩は、ムカつくくらい綺麗な笑顔でオレの言葉を奪って。
歩いて行ってしまう途中で、先輩の同期の青木さんと合流して、ドアから出て行った。
――――……くー。
なんか、むかつく……。なんなんだ、戻ったら分かるからって。
10分。15分。
青木さんも、先輩も戻ってこない。
何な訳、これ。まさか青木さんと……。
戻ってくるって言ってたし、そもそもそんな訳ないのに、なんかちょっとムカつくあまり、思考がおかしい。
とその時。
電気が消えて、音楽が大きくなって、簡易で置かれたミラーボールが部屋を光らせる。ステージにライトが当たって。
あーもううるせーな。
あ、ビンゴ大会か……。
思った瞬間。
ステージに現れたのは、何やらコスプレした、サンタとトナカイ。
よくやるな……ああ、そういや去年も誰かやってた――――……。
とその時。
「せんぱ――――……」
思わず小さく叫んだけど、前に立った、陽斗先輩のサンタと、トナカイの青木さんがマイクで話し始めたので、誰にも聞かれはしなかった。
ビンゴの、司会だったのか……。
道理で飲まないし、時間も気にしてたし。
――――……戻れば分かるって、こういう意味か……。
先輩も青木さんも、思い切り上下全部のコスプレで。
特に先輩は。
……サンタのコスプレ、めっちゃ似合ってて。
ちょっと恥ずかしそうなのがすげえ可愛くて、酔っ払った周りが、可愛いぞーとはやし立てている。
……つか、何でそれやるって先にオレに言わない訳。
全力でトナカイ、薦めたのに!!
どう見てもトナカイはお笑いぽくて、間抜けな感じなのに、サンタは、めっちゃ可愛いだけだし! もー何してくれてる訳!!
先輩は、どっちかっていうと黙ってるとキレイだから、可愛いとか言われてるのはあんまり聞かない。
可愛いって思うのは、多分オレだけ……と思ってたのに!!
これじゃあ皆に、先輩が可愛いってバレちゃうじゃんか。
楽しそうにビンゴの司会を続けて、盛り上げてる先輩を流石だなーとも思うのだけど。ため息しか、出てこない。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
ぷぷ、三上…。
もう思いついて結構途中まで書いてたので、書き上げる事にしました。
来年に回そうかしらとか思ってたんですけど、「今」の2人で書いてたし。
サンタ先輩、可愛いだろうし♡(*'ω'*)♡
明日には完結させますね♡(笑)
↑
諸事情で無理でした…。
12/31になってしまったけど更新しようとしたら。長くなり過ぎたので。
3話完結で、31日中にはきっと…(;'∀')
遅れたし…どうしようかなと思ったんですけど。
やっぱり書き上げたいので。
ちょっと本編から 2話だけズレます♡
→12/31 3話ずれます…また長くなってしまって💦
少ししたらどこかにうつします。
とりあえず今日はここで♡
前ページまでの関係の2人が、そのままクリスマスに突入したら、という感じの番外編としてお読みください。本編には関係なしです♡
↓ どうぞ♡
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
今日は会社の、部のクリスマスパーティー。
会社の食堂で、立食だけど、座りたければ椅子も色んなとこに配置されてるし、アルコールあり、食べ物も結構豪華。ビンゴゲームなんかもある。
食堂と言っても、こういう社内パーティとかもする前提で作ってあるので、ステージなんかも作れるようになってるし、ライトとかも豪華だし、色々なのに使える。
……ただ単に、社長の親父がパーティーとかが好きだから、だ。趣味でしかない。
去年までは、先輩とはまったく別に過ごして、オレは同期や他の先輩や。
男女問わず、楽しく飲んで騒いでた。
今日は、先輩の横に張り付いてる。まあ別に他の誰も先輩に寄せ付けないように、なんてことをする訳じゃなく、ちゃんと周りとも楽しくやってるけど。
でもとにかく、側に居たいから、側に居るんだけど……。
「先輩おかわりいります?」
「あ、いい。オレちょっともう飲むのやめとく」
「? 何で? 今日全然飲んでないですよね?」
「うん、まあ……ちょっとな」
ちょっとなって何。
……なに、この後、誰かと、約束あるとか言わないよな。
むむむむ。
次2人きりになったら聞こう。
そう思っていたけれど、周りにいっぱい人が来て、全然2人きりになれないまま、時が過ぎていく。
先輩が持っていた皿を目の前のテーブルに置いて、時計を確認してる。
さっきから、結構何度も見てる。
……帰る気?じゃないよな。会社のイベントで、そんな事はしないと思うけど。
「どうしたんですか?」
隣に行って聞くと。
「あ。いや――――……ちょっと出る、すぐ戻るから」
「トイレですか?」
「違うんだけど」
「……なんなんですか?」
ちょっと面白くない。どう考えても、何かを隠されてるみたい。
「待ってろってば。 戻ったら分かるから」
ふ、と笑って、先輩は、ムカつくくらい綺麗な笑顔でオレの言葉を奪って。
歩いて行ってしまう途中で、先輩の同期の青木さんと合流して、ドアから出て行った。
――――……くー。
なんか、むかつく……。なんなんだ、戻ったら分かるからって。
10分。15分。
青木さんも、先輩も戻ってこない。
何な訳、これ。まさか青木さんと……。
戻ってくるって言ってたし、そもそもそんな訳ないのに、なんかちょっとムカつくあまり、思考がおかしい。
とその時。
電気が消えて、音楽が大きくなって、簡易で置かれたミラーボールが部屋を光らせる。ステージにライトが当たって。
あーもううるせーな。
あ、ビンゴ大会か……。
思った瞬間。
ステージに現れたのは、何やらコスプレした、サンタとトナカイ。
よくやるな……ああ、そういや去年も誰かやってた――――……。
とその時。
「せんぱ――――……」
思わず小さく叫んだけど、前に立った、陽斗先輩のサンタと、トナカイの青木さんがマイクで話し始めたので、誰にも聞かれはしなかった。
ビンゴの、司会だったのか……。
道理で飲まないし、時間も気にしてたし。
――――……戻れば分かるって、こういう意味か……。
先輩も青木さんも、思い切り上下全部のコスプレで。
特に先輩は。
……サンタのコスプレ、めっちゃ似合ってて。
ちょっと恥ずかしそうなのがすげえ可愛くて、酔っ払った周りが、可愛いぞーとはやし立てている。
……つか、何でそれやるって先にオレに言わない訳。
全力でトナカイ、薦めたのに!!
どう見てもトナカイはお笑いぽくて、間抜けな感じなのに、サンタは、めっちゃ可愛いだけだし! もー何してくれてる訳!!
先輩は、どっちかっていうと黙ってるとキレイだから、可愛いとか言われてるのはあんまり聞かない。
可愛いって思うのは、多分オレだけ……と思ってたのに!!
これじゃあ皆に、先輩が可愛いってバレちゃうじゃんか。
楽しそうにビンゴの司会を続けて、盛り上げてる先輩を流石だなーとも思うのだけど。ため息しか、出てこない。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
ぷぷ、三上…。
もう思いついて結構途中まで書いてたので、書き上げる事にしました。
来年に回そうかしらとか思ってたんですけど、「今」の2人で書いてたし。
サンタ先輩、可愛いだろうし♡(*'ω'*)♡
明日には完結させますね♡(笑)
↑
諸事情で無理でした…。
12/31になってしまったけど更新しようとしたら。長くなり過ぎたので。
3話完結で、31日中にはきっと…(;'∀')
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