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第2章
「マジで」※
しおりを挟む「――――……ん、んっ……」
もう、焦らされるの、限界。
指とキスばっかりで、乱され続けて、もう辛い――――……。
さっさと、入れてもらって、終わりにしてくれた方がいい。
思った瞬間。
そういうの、全部分かってるかのようなタイミングで、中に入ってきた。
「……ひ、あ……!」
――――……つか…… 入っただけで 今……。
頭の中、真っ白で。
啓介にしがみつく力もなくて、シーツを辿る。
「……う……んっ……っ……」
啓介がする事、全部、気持ちいい。
ほんと、ヤバい。
深く突き上げられて、仰け反ると、啓介が、ぐい、と体を起こしてきた。
「……雅己――――……?」
「……っ……ん、ん……っ……?」
のけ反った顎を戻すと、ちょうど真上から、オレの顔を見下ろして。
顎を捕らえられて、深く、口づけられる。
「……は……っ……あ、う……っ……」
「――――……気持ちええ?」
……絶対、分かってるくせに。なんでいちいち聞くんだよ。
「……オレは――――…… めっちゃ気持ちええよ」
「――――……っ……」
濡れたような、色っぽい、声。ゾクゾクする。
限界まで開かされた脚。その奥を、ぐり、とかきまわされる。
「……――――……っ……!」
ぞく、として、汗が、滲む。
……気が、遠くなる。
「――――……お前ん中……ほんま、好き」
「……っ……」
啓介の声だけが、何とか、引き止めてくれる、感じ。
……つか……何、いってんだお前……。
もー、やだ……頼むから、黙って、やって……。
思うけど、言葉にできない。
「めっちゃ、オレのに絡みついてきて……」
「……ん、ん……っ?……」
ゆっくり抜かれそうになる。
「抜こうとすると締めつけてくるし……」
「……っ……」
「……きゅ、てなっとるとこに入れると……」
「……んン、ぁ ……っ……あっ……」
耳元でやらしいこと言いながら、やるなよ……っ。
なんか――――……耳から、頭ん中まで、色々されてる気が……。
「……めっちゃ気持ち良さそうな声、出すし。かわええなーほんま……」
腰、押さえられて、何度も繰り返される。
「……んぁっ――――……あ……」
切れ切れの喘ぎが、ひっきりなしに、上がってしまう。
もう――――……無理。 無理。 ……絶対無理。
そう思うのに。
啓介の動きを、快感としか、受け止めない自分。
「――――……抜かれたくないんやろ……?……」
首筋に、舌が這って、耳の中に入ってくる。
ゾクゾクが極まって、軽く、イッたのが分かって。瞬間、啓介も分かったみたいで、くす、と笑った。
「――――……中、めっちゃ締め付けてる……」
「……っふ……っ……っ……」
――――…… ほんと、啓介…… もう。
「……け、すけ……」
「――――……ん?」
お前が言ってること、全部あってる。もう、認めるから。
マジで、そろそろ、おわりにして、くんないかな。
もう、おかしくなりそう。
(2022/2/21)
今、朝だなぁ……。
皆さん夜見てくれてるといいな…(*ノωノ)
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