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第一章
1.「毎日」*真奈※
しおりを挟む何で、こんな事になったんだっけ。
たまに考えるけど――――……なんか、はっきり答えは出ない。
「……ん、ン……っ」
でかいベッドのど真ん中で。
やたら色気のある、アルファの男に、組み敷かれて。
深く突かれて、仰け反る。
それを、オレの体は、快感として受け取ってしまう。
「……あ……っあ……」
二か月も、毎晩のように、何度も繰り返されれば、
そりゃ、慣れる。
「……っ……ぅあ……っ……ん、ん……!」
奥をかき混ぜられて、噛みしめた唇に、乱暴にキスされる。
「……んん、ん……っ……ぅ……っ」
突かれてまた仰け反り、唇が離れる。
すぐに顎を抑えられて、深くキスされる。
「……んっ、ふ、ぁ……」
もう、無理――――……。
中を、締め付けて。
頭の中、真っ白になった。
「……っは……――――……っ…」
荒い呼吸を繰り返していたのだけれど。
ぐい、と引かれて、俊輔の上に座らされる。
向かい合うと、後頭部に手を置かれて引き寄せられて、深くキスされる。
「……んぅ……ん……ぁ……」
中にある俊輔のが、いいとこを、刺激して――――……。
「……ぁ……ん……っ……」
今度は、緩く突き上げられる。
――――……今日も、まだまだ終わらなそうで。
ただ、快感に翻弄されて震える手で、俊輔にしがみついた。
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