33 / 46
本編
戦闘方法は
しおりを挟む
それからの僕は、スクロールを中心とした戦闘と弓を使いつつも最後はスクロールで仕留めるという感じで狩りをする様になった。
スクロール中心の戦闘は、大分慣れてきて、ゴブリン2体を同時に相手にできる様になってきた。
2体相手する様になった切っ掛けは、いつも通り1体を小石で釣ったのだが、離れたと思っていたゴブリンが近くに寄ってきていた為に、2体同時に釣れてしまったのだ。
すぐに【ファイアーウォール】で、足止めをし、その隙に1体に【バインド】を発動。
【ファイアーウォール】の効果が切れそうだったので、2体目に【バインド】を掛ける前に【盾】を発動し、近づいてきたゴブリンの攻撃を防ぎ、直ぐに2体目に【バインド】を掛け、距離を取り、1体目の【バインド】が切れる前に素早く、【アイスアロー】を3連続で叩きこみ沈める。
そうこうしている内に、2体目のバインドが切れ、動き出したところで、アイスウォールで進行を妨げ、再度【盾】発動し、攻撃に備えながら、【アイスアロー】を発動。
【盾】の効果が切れるギリギリのところで、2体目のゴブリンを倒すことが出来て、座り込み一息つく。
「はぁー、疲れた。今回は僕の不注意で2体釣っちゃったけど、頑張れたんじゃないかな?」
『うんうん、坊ちゃん凄い!少し前までは、ゴブリンが近付いて来ただけで、焦って何も出来なかったとは思えないよ!』
「・・・う、うん。そうだね。あの時は本当に危なかったよね。クマさんが居なかったら危なかったよ」
『今回は2体だったから、大丈夫だったけど、次からは十分に気をつけて釣ってきてね。3体だったら流石にクマさんの出番だったよ』
「そうだよね。流石に3体は相手出来ないや。本当に気をつけないとな。毎回こんな感じに上手くいくとは限らないからね」
『うんうん、何事も慎重にやらないとね』
「うん!よしっ、少し休憩したら、弓の練習しようか」
木に腰を掛けて、パンを頬張る。
中には、ちょっとした野菜とハムが挟まっている。
具を挟むだけなので、朝出かける時にちゃちゃっと作れちゃうので、森に来るときは作って持ってくる様にしている。
食事を摂る必要がないクマさんは何をしているのかと言うと・・・
せっせと薬草を摘んでいた。
冒険者成り立ての時に、良く一緒に薬草を採っていたからか、薬草を見かけると摘んでしまうらしい。
僕としても、薬草は売れるので採ってくれるのは助かる。
それに、薬草をちょこちょこと摘んでいるクマさんは可愛いので、癒されるな。
スクロール中心の戦闘は、大分慣れてきて、ゴブリン2体を同時に相手にできる様になってきた。
2体相手する様になった切っ掛けは、いつも通り1体を小石で釣ったのだが、離れたと思っていたゴブリンが近くに寄ってきていた為に、2体同時に釣れてしまったのだ。
すぐに【ファイアーウォール】で、足止めをし、その隙に1体に【バインド】を発動。
【ファイアーウォール】の効果が切れそうだったので、2体目に【バインド】を掛ける前に【盾】を発動し、近づいてきたゴブリンの攻撃を防ぎ、直ぐに2体目に【バインド】を掛け、距離を取り、1体目の【バインド】が切れる前に素早く、【アイスアロー】を3連続で叩きこみ沈める。
そうこうしている内に、2体目のバインドが切れ、動き出したところで、アイスウォールで進行を妨げ、再度【盾】発動し、攻撃に備えながら、【アイスアロー】を発動。
【盾】の効果が切れるギリギリのところで、2体目のゴブリンを倒すことが出来て、座り込み一息つく。
「はぁー、疲れた。今回は僕の不注意で2体釣っちゃったけど、頑張れたんじゃないかな?」
『うんうん、坊ちゃん凄い!少し前までは、ゴブリンが近付いて来ただけで、焦って何も出来なかったとは思えないよ!』
「・・・う、うん。そうだね。あの時は本当に危なかったよね。クマさんが居なかったら危なかったよ」
『今回は2体だったから、大丈夫だったけど、次からは十分に気をつけて釣ってきてね。3体だったら流石にクマさんの出番だったよ』
「そうだよね。流石に3体は相手出来ないや。本当に気をつけないとな。毎回こんな感じに上手くいくとは限らないからね」
『うんうん、何事も慎重にやらないとね』
「うん!よしっ、少し休憩したら、弓の練習しようか」
木に腰を掛けて、パンを頬張る。
中には、ちょっとした野菜とハムが挟まっている。
具を挟むだけなので、朝出かける時にちゃちゃっと作れちゃうので、森に来るときは作って持ってくる様にしている。
食事を摂る必要がないクマさんは何をしているのかと言うと・・・
せっせと薬草を摘んでいた。
冒険者成り立ての時に、良く一緒に薬草を採っていたからか、薬草を見かけると摘んでしまうらしい。
僕としても、薬草は売れるので採ってくれるのは助かる。
それに、薬草をちょこちょこと摘んでいるクマさんは可愛いので、癒されるな。
22
お気に入りに追加
256
あなたにおすすめの小説

異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。

未知なる世界で新たな冒険(スローライフ)を始めませんか?
そらまめ
ファンタジー
中年男の真田蓮司と自称一万年に一人の美少女スーパーアイドル、リィーナはVRMMORPGで遊んでいると突然のブラックアウトに見舞われる。
蓮司の視界が戻り薄暗い闇の中で自分の体が水面に浮いているような状況。水面から天に向かい真っ直ぐに登る無数の光球の輝きに目を奪われ、また、揺籠に揺られているような心地良さを感じていると目の前に選択肢が現れる。
[未知なる世界で新たな冒険(スローライフ)を始めませんか? ちなみに今なら豪華特典プレゼント!]
と、文字が並び、下にはYES/NOの選択肢があった。
ゲームの新しいイベントと思い迷わずYESを選択した蓮司。
ちよっとお人好しの中年男とウザかわいい少女が織りなす異世界スローライフ?が今、幕を上げる‼︎

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
聖女を騙った少女は、二度目の生を自由に生きる
夕立悠理
恋愛
ある日、聖女として異世界に召喚された美香。その国は、魔物と戦っているらしく、兵士たちを励まして欲しいと頼まれた。しかし、徐々に戦況もよくなってきたところで、魔法の力をもった本物の『聖女』様が現れてしまい、美香は、聖女を騙った罪で、処刑される。
しかし、ギロチンの刃が落とされた瞬間、時間が巻き戻り、美香が召喚された時に戻り、美香は二度目の生を得る。美香は今度は魔物の元へ行き、自由に生きることにすると、かつては敵だったはずの魔王に溺愛される。
しかし、なぜか、美香を見捨てたはずの護衛も執着してきて――。
※小説家になろう様にも投稿しています
※感想をいただけると、とても嬉しいです
※著作権は放棄してません

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる