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二章 精霊姫 人間界に降りる
出張販売の準備をする
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ダンジョンで出店をするなんて事を考えていなかったので、何も準備をしていないが、大きめのテーブルを出すことは出来る。
何故ならば、ハービーを狩った後に倒れた木々を使って魔法でチョチョイとテーブルを作ってマジックバッグに入れて置いたのだ!
これで、テーブルの上に商品を並べて置くことが出来る。
とりあえず、マジックバッグに入れてある出来立てパンを取り出す。
これも時間停止機能付の保存ケースに入れてあるので、テーブルの上に出しても冷える事がない。
スープと果実水については、私の店で販売している物を売る。
始めは、使い捨てのタンブラーとマグカップに商品に魔力を注ぎスープと果実水を準備する。
それを食べて気に入れば、お買い求め頂けますよ?と声を掛けて、タンブラーと飲料水・果実水をセットにし、マグカップとスープをセットにして売り出す。
きっとお手軽感が気に入って買って貰えるはず!
タンブラーも蓋付きマグカップも保冷保温機能付だし、重宝するはず!
何より飲料水と果実水は常備して置きたい商品だろう。
お肉は、私の分として分けられたオークの肉がたーっぷりあるので、それを目の前で焼いて売る。
匂いに引き寄せられるに違いない。
ただし、ここで大問題が・・・。
ロイ義兄様が良い顔をしない。
流石に私のお店の商品の販売をロイ義兄様にさせるわけにはいかないので、私がお客さんの対応をする。
これにロイ義兄様は納得してくれない。
「ロイ義兄様・・・こればかりは私がやらねばなりません。私のお店の商品の販売ですし・・・従業員が居ない今は私の仕事です」
流石に、辺境伯家の次期当主に、従業員の真似事はさせられない。
ロイ義兄様も自分が接客するのは宜しくないと思っているからか、眉を寄せてはいるけれど、言葉が出せないでいる。
ロイ義兄様の手を両手で握り体を寄せる。
「商品の受け渡しで軽く手が触れることがあるかも知れない程度の接触です。テーブルを挟むのでそれほど近寄ることもないので、安心してください」
「・・・分かった。リアのすぐ後ろで待機してるから、何かあってもすぐ対応出来る様にする」
空いてる方の手で、私の髪を好いて口付けを落とす。
ロイ義兄様のいつもの儀式。
言葉にせずとも、この仕草だけで愛を感じられ、胸がじわりと熱を帯びる。
ミリア達が夕食の準備をしている間に、出品の準備をする。
テーブルの上には、スープ2種類を蓋付きマグカップに入れた状態のものと、果実水3種類をタンブラーに入れた物とパンを並べる。
それぞれ時間停止機能付きの為、予め入れておいても冷めることがないので、用意が楽で良い。
それとは別に、お店で取り扱っているスープと果実水と飲料水の球が30個入った瓶も出して置く。
スープや果実水が気に入ったら、これも買って頂ければ、いつでもどこでも暖かいスープが食べられて、水辺が近くになくても水分補給が出来るので、食いつくはず。
スープは野菜ごろごろタイプとお肉たっぷりタイプの2種類用意してある。
基本的に冒険者は肉を選びやすいけれど、女性冒険者は野菜スープを好む人が多いので、どちらも用意している。
さて、お肉もそろそろ焼いて、保存ケースに入れておこうかな。
________________
すみませんっ。昨日は時間が余りなくて、長く書けなかったです・・・。
今日頑張って続きを書きたいと思いますっ
何故ならば、ハービーを狩った後に倒れた木々を使って魔法でチョチョイとテーブルを作ってマジックバッグに入れて置いたのだ!
これで、テーブルの上に商品を並べて置くことが出来る。
とりあえず、マジックバッグに入れてある出来立てパンを取り出す。
これも時間停止機能付の保存ケースに入れてあるので、テーブルの上に出しても冷える事がない。
スープと果実水については、私の店で販売している物を売る。
始めは、使い捨てのタンブラーとマグカップに商品に魔力を注ぎスープと果実水を準備する。
それを食べて気に入れば、お買い求め頂けますよ?と声を掛けて、タンブラーと飲料水・果実水をセットにし、マグカップとスープをセットにして売り出す。
きっとお手軽感が気に入って買って貰えるはず!
タンブラーも蓋付きマグカップも保冷保温機能付だし、重宝するはず!
何より飲料水と果実水は常備して置きたい商品だろう。
お肉は、私の分として分けられたオークの肉がたーっぷりあるので、それを目の前で焼いて売る。
匂いに引き寄せられるに違いない。
ただし、ここで大問題が・・・。
ロイ義兄様が良い顔をしない。
流石に私のお店の商品の販売をロイ義兄様にさせるわけにはいかないので、私がお客さんの対応をする。
これにロイ義兄様は納得してくれない。
「ロイ義兄様・・・こればかりは私がやらねばなりません。私のお店の商品の販売ですし・・・従業員が居ない今は私の仕事です」
流石に、辺境伯家の次期当主に、従業員の真似事はさせられない。
ロイ義兄様も自分が接客するのは宜しくないと思っているからか、眉を寄せてはいるけれど、言葉が出せないでいる。
ロイ義兄様の手を両手で握り体を寄せる。
「商品の受け渡しで軽く手が触れることがあるかも知れない程度の接触です。テーブルを挟むのでそれほど近寄ることもないので、安心してください」
「・・・分かった。リアのすぐ後ろで待機してるから、何かあってもすぐ対応出来る様にする」
空いてる方の手で、私の髪を好いて口付けを落とす。
ロイ義兄様のいつもの儀式。
言葉にせずとも、この仕草だけで愛を感じられ、胸がじわりと熱を帯びる。
ミリア達が夕食の準備をしている間に、出品の準備をする。
テーブルの上には、スープ2種類を蓋付きマグカップに入れた状態のものと、果実水3種類をタンブラーに入れた物とパンを並べる。
それぞれ時間停止機能付きの為、予め入れておいても冷めることがないので、用意が楽で良い。
それとは別に、お店で取り扱っているスープと果実水と飲料水の球が30個入った瓶も出して置く。
スープや果実水が気に入ったら、これも買って頂ければ、いつでもどこでも暖かいスープが食べられて、水辺が近くになくても水分補給が出来るので、食いつくはず。
スープは野菜ごろごろタイプとお肉たっぷりタイプの2種類用意してある。
基本的に冒険者は肉を選びやすいけれど、女性冒険者は野菜スープを好む人が多いので、どちらも用意している。
さて、お肉もそろそろ焼いて、保存ケースに入れておこうかな。
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すみませんっ。昨日は時間が余りなくて、長く書けなかったです・・・。
今日頑張って続きを書きたいと思いますっ
応援ありがとうございます!
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