今世は精霊姫 〜チートで異世界を謳歌する。冒険者？薬師？...側妃！？番！？〜

一章 精霊姫 誕生

精霊姫たちの日記

　精霊たちに確認したところ、なんと！
　精霊姫たちは、日記をつけたり、色々メモを残してくれていた！
　なんならマニュアルみたいなものもある！
　このマニュアルみたいなのは、ひとつ前の精霊が、転生後すぐ困らないように作ってくれたとのこと！！！もー、感謝してもしきれないー！ありがとー！！

　そのマニュアルに寄ると・・・

　人間界で代々お世話になっているのは、『マグニート辺境伯家』。
　マグニート家の庭に、温室があり、この家の壁に書いてある魔法陣に魔力を込めると、マグニート家の温室に転移する。
　精霊姫が温室に入ると、温室のガラスが淡く輝くので、辺境伯家の人間には、精霊姫が来た事がすぐわかるようになっている。
　温室は、精霊達の憩いの場でもあるので、沢山の精霊達がいる。
　精霊達のために、辺境伯家の人達が定期的に果物や甘いデザートを届けてくれる。
　マグニート家は王族の姫が何度か降下している歴史ある家系なので、希望は大体叶えて貰えるだけの権力がある。
　マグニート家で部屋を用意して貰っても良いし、郊外などに家を用意して貰うこともできる。

　この世界について知りたければ、マグニート家に行き、家庭教師の手配をして貰うことをお勧めする。

　精霊界の果物については、マグニート家お抱えの商会で取引をして貰っている。
　果物持参で行けば、滞りなく取引が済む。

　なるほど？
　マグニート家という、権力持ってる感じな貴族が良きに計らってくれると言うことね！
　果物と蜂蜜売るだけだったら、マグニート家お抱えの商会でいいかもしれないけど、これから色々作って売ろうと思ってるから、やっぱり自分の商会作った方が良さそうかな。
　でも、これまでの付き合いを考えて、果物と蜂蜜は、マグニート家お抱えの紹介で取引して貰おうかな。

　魔道具やアイテムバッグ、ポーションなどは、自分の商会で売りたいかな。
　お金稼いで、色々やりたいしな。
　冒険者活動し易いように、テントやら馬車やらも改良したいし！
　あー、でも馬車は改造案だして、現在取り扱ってる商会でやって貰った方がいいかな。何でもかんでも私の商会で売ると、他の商会の邪魔になっちゃうのもね。
　その辺もマグニート家でアドバイスを貰おう！
　因みに、商会をするにあたっての、人の手配とかもお願いしちゃおうかな。

　ぺらぺらとページをめくって・・・
　歴代の精霊姫たちが使ったマジックバッグがあるの！？
　中身好きに使って良いって！
　さっきの衣装部屋をもう一度見てこよう。

　ほむほむ。二つ前の精霊姫は冒険者してたのか。マジックバッグの中身が楽しみだ！

　よし、今から見てこよう！