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お疲れっす!
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「お、おい‥‥‥‥これ本当に大丈夫なのか?」
「何ビビってんだよ。この俺様が集めてやった魔獣なんだから、大丈夫に決まってるだろ。今こいつ等は完全に俺の支配下にあるんだよ!」
やけに自慢げに語る奴だが、いまいち信用性がない。
何故なら周りの魔獣の視線は、人間に従っているようには見えず、今にも襲いかからんばかりの気配に満ち満ちていた。
「とにかく行くぞ」
事はさっさと片付けるに限る。砦近くに接近するが、何か違和感がある。
おびただしい数の立札。それは砦に近づくにつれて段々数を増やしていく。
『入るな危険』『立入禁止』『これ以上は死ぬぞ』
「─────ぷ。こんな物で防げるつもりかっての」
「侵入し放題じゃねぇか」
各々ヤジを飛ばすが、その異様な立札の数に何やら不安な予感がしないでもない。
呼び出されたという魔獣も、俺達の後ろを一切吠えることなく、一定の距離を取りながら付いてくるのも不気味だ
「おい、本当に魔獣達は俺達襲わねぇよな?」
「なんだよテメェら怖気づいてんのかよ。攻撃してくるつもりなら、俺等はとっくに襲われてるぜ」
「それはそうなんだが‥‥‥‥」
─────ガサリ
右手の方角から、付いてくる奴らとは違う魔獣が現れた。
真っ白長毛で覆われた、一際大きな体格の魔獣。人間など大した事ないと見下したような眼光。他とは明らかに違う異質の存在感‥‥‥‥。
「コイツはいい個体だ!このヤマが終わったらコイツは俺の物にするぜ!」
魔導士崩れの奴は、新たに現れた魔獣に興奮気味に喋ってはいるが、俺達はそんな楽観的な気分にはなれなかった。
────いやコイツはヤバい奴じゃ‥‥‥‥。
「さあお前ら!さっさと砦の奴らをブチ殺しに行け!」
魔導士崩れが手に持っていた丸石を振り回し、魔獣の集団に命令を下すが群れはその声にピクリとも反応しなかった。
─────すいっ
視界の端で、白い魔獣が首を振ったのが見えた。
それを合図に、取り囲んでいた犬型魔獣が一斉に吠え出し、俺達に向かって飛びかかってきた。
「─────うわぁっ!」
「何だ!」
「おいどうなってんだ」
「そんなはずは!おい、お前どういう事だ!」
襲いかかってきた魔獣から逃げ出した男達は、立ち並ぶ立札の境界線を─────超えた。
─────ピッ
─────ピピッ
「がっ」
「─────なんだコ‥‥‥」
「いっ─────」
─────ピッ
─────ピッピピッ
暗闇の中、容赦ない光線が縦横無尽に男達を襲い。秒もたたないうちに動いている人間は存在しなくなった。
「あ‥‥‥‥あ、あ」
─────ピッ
最後に残った魔導士崩れの男は、白の魔獣の前で光線に焼かれ事切れた。
静かになった茂みの中。集まっていた犬型魔獣達は野性の感なのか、予め危険を察知していたのか、人間に襲いかかりながらも一匹も立札の向こう側には踏み込んでいなかった。
『『『 若っ! お疲れっすっ!!! 』』』
犬系魔獣の群れを率いていたのは、『従魔狩り』の手から逃れた一団だった。
「何ビビってんだよ。この俺様が集めてやった魔獣なんだから、大丈夫に決まってるだろ。今こいつ等は完全に俺の支配下にあるんだよ!」
やけに自慢げに語る奴だが、いまいち信用性がない。
何故なら周りの魔獣の視線は、人間に従っているようには見えず、今にも襲いかからんばかりの気配に満ち満ちていた。
「とにかく行くぞ」
事はさっさと片付けるに限る。砦近くに接近するが、何か違和感がある。
おびただしい数の立札。それは砦に近づくにつれて段々数を増やしていく。
『入るな危険』『立入禁止』『これ以上は死ぬぞ』
「─────ぷ。こんな物で防げるつもりかっての」
「侵入し放題じゃねぇか」
各々ヤジを飛ばすが、その異様な立札の数に何やら不安な予感がしないでもない。
呼び出されたという魔獣も、俺達の後ろを一切吠えることなく、一定の距離を取りながら付いてくるのも不気味だ
「おい、本当に魔獣達は俺達襲わねぇよな?」
「なんだよテメェら怖気づいてんのかよ。攻撃してくるつもりなら、俺等はとっくに襲われてるぜ」
「それはそうなんだが‥‥‥‥」
─────ガサリ
右手の方角から、付いてくる奴らとは違う魔獣が現れた。
真っ白長毛で覆われた、一際大きな体格の魔獣。人間など大した事ないと見下したような眼光。他とは明らかに違う異質の存在感‥‥‥‥。
「コイツはいい個体だ!このヤマが終わったらコイツは俺の物にするぜ!」
魔導士崩れの奴は、新たに現れた魔獣に興奮気味に喋ってはいるが、俺達はそんな楽観的な気分にはなれなかった。
────いやコイツはヤバい奴じゃ‥‥‥‥。
「さあお前ら!さっさと砦の奴らをブチ殺しに行け!」
魔導士崩れが手に持っていた丸石を振り回し、魔獣の集団に命令を下すが群れはその声にピクリとも反応しなかった。
─────すいっ
視界の端で、白い魔獣が首を振ったのが見えた。
それを合図に、取り囲んでいた犬型魔獣が一斉に吠え出し、俺達に向かって飛びかかってきた。
「─────うわぁっ!」
「何だ!」
「おいどうなってんだ」
「そんなはずは!おい、お前どういう事だ!」
襲いかかってきた魔獣から逃げ出した男達は、立ち並ぶ立札の境界線を─────超えた。
─────ピッ
─────ピピッ
「がっ」
「─────なんだコ‥‥‥」
「いっ─────」
─────ピッ
─────ピッピピッ
暗闇の中、容赦ない光線が縦横無尽に男達を襲い。秒もたたないうちに動いている人間は存在しなくなった。
「あ‥‥‥‥あ、あ」
─────ピッ
最後に残った魔導士崩れの男は、白の魔獣の前で光線に焼かれ事切れた。
静かになった茂みの中。集まっていた犬型魔獣達は野性の感なのか、予め危険を察知していたのか、人間に襲いかかりながらも一匹も立札の向こう側には踏み込んでいなかった。
『『『 若っ! お疲れっすっ!!! 』』』
犬系魔獣の群れを率いていたのは、『従魔狩り』の手から逃れた一団だった。
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