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なんか来たっ!
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保護?木を?どういうこと?なにより選択肢が一択とか意味ないじゃないか。
というか、この画面はなんだ?
『ナビですけど』
なんだかすねた感じの文字が増えた。あったのか、ナビ。すまんな、とはいえ
「保護ってどういうことよ。この木まるごと保護しろって事?なんで?」
訳がわからんと首をかしげると、ハイハイって感じに『鑑定』画面が出現する。
『 仙桃の木 この木はかなり特殊っす!姿はバッチリ、香りも芳醇!実は美味しいうえに他にも色々あるっすから、あらゆるもんに狙われまくって乱獲されまくってるっす!もう、あんまり残ってない可哀想な木なんすっ!可哀想っすよねッ!』
めっちゃ喋る(?)な。ということはあれか、絶滅危惧種的な事か、と理解するが‥‥‥‥
『保護しますか?→はい』
顔すれすれに選択画面が表示される。こいつめっちゃグイグイくるな。
「‥‥‥‥保護ってどこに」
『アイテムボックス内の大事なモノ欄に分類されます 保護しますか?→はい』
さらに顔に寄ってくるナビ画面。拒否権なんかないじゃないかと桃の木に目をやると、木全体がわさわさ揺れていた。なんだか「はやく、はやく、ワクワクすっぞ」て雰囲気が伝わってくる。‥‥‥‥あ、君も普通じゃなかったのね。
─────『仙桃の木』はアイテムボックスの大事なモノ欄に入りました。
「あ~あ、何だが疲れた」
その場にゴロっと寝っ転がり、陽が沈んできた空に浮かぶ雲を眺める。せっかくの癒しがなくなってしまった。まあ、自分のせいではあるが、意志ではではないな。『ナビ』のせいではあるが、自分に何をさせたいのかまったく解らん。
「‥‥‥‥桃一個ちょうだい」
ボソッと呟けば、瞬時に現れる桃。‥‥‥‥くれるんだ、じゃあまあいいか。と寝ころんだまま齧ろうとすると、揺れを感じて体を起こす。
「─────何?地震?」
慣れない土地での地震は勘弁してと立ち上がるが、その間もだんだん揺れは大きくなる。 これはさすがに不味いのではないか、と思い始めたとき
『何か来ます』
「何かって何が来る─────うわっ!」
─────上から巨大な何かが降ってきた。
それは目の前を通過し、下の地面に叩きつけられたが、その動きを止める様子はない。
「ええ~何?取っ組み合いのケンカなの?」
ケンカと評したがそんなかわいい光景ではなかった。なにしろ取っ組み合っていると思われる二匹は、どちらもかなりデカい。上下が入れ替わるたびに地面がえぐれ、周辺の樹々が破壊される。そのたびにこちらに響く振動は足元がふらつくほどだ。とても桃を齧る気にもならずアイテムボックスに戻した。
肉片のようなものが飛び散り、辺りに血しぶきが飛び散るかなりえぐい光景だ。
「グルルルルオオォォォォ!」
「ギィィィィイイイイイ」
すざましい唸り声に思わず耳をふさぐ。互いに相手の体に取っ組み合う光景はまさに。
「〇獣大戦争‥‥‥‥」
呟いた瞬間、片方がこちらに飛ばされてきた────。巨体が壁にぶつかる衝撃で立っていられず両膝をつく。下をのぞいてみれば血だらけの獣が横たわっていた。見た感じは犬か狼に似た感じの白っぽい毛並みの獣。口から大量の血を流し、かなりのダメージを受けているようで、なかなか立ち上がらない。
─────ゴッと背後に何か落ちてきた音に振り返ると、血まみれの何か尖ったものが刺さっていた。────危っな!何あれ?もしかして歯?牙?デカい。
落下物を見ていたら、ふっと自分に影が差した。
くるっと振り返ると、─────もう一匹が立ち上がってこっちを見てた。
「‥‥‥‥ぎ」
さっきまで二匹で取っ組み合っていたからよく分らなかった。
黒っぽい何かというのは解っていた。何かははっきり解らなかった。─────が
『Gです』
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁっ!」
─────ドゴォと大岩がぶっ飛び、奴の頭部はパァーンッ!と破裂した。
というか、この画面はなんだ?
『ナビですけど』
なんだかすねた感じの文字が増えた。あったのか、ナビ。すまんな、とはいえ
「保護ってどういうことよ。この木まるごと保護しろって事?なんで?」
訳がわからんと首をかしげると、ハイハイって感じに『鑑定』画面が出現する。
『 仙桃の木 この木はかなり特殊っす!姿はバッチリ、香りも芳醇!実は美味しいうえに他にも色々あるっすから、あらゆるもんに狙われまくって乱獲されまくってるっす!もう、あんまり残ってない可哀想な木なんすっ!可哀想っすよねッ!』
めっちゃ喋る(?)な。ということはあれか、絶滅危惧種的な事か、と理解するが‥‥‥‥
『保護しますか?→はい』
顔すれすれに選択画面が表示される。こいつめっちゃグイグイくるな。
「‥‥‥‥保護ってどこに」
『アイテムボックス内の大事なモノ欄に分類されます 保護しますか?→はい』
さらに顔に寄ってくるナビ画面。拒否権なんかないじゃないかと桃の木に目をやると、木全体がわさわさ揺れていた。なんだか「はやく、はやく、ワクワクすっぞ」て雰囲気が伝わってくる。‥‥‥‥あ、君も普通じゃなかったのね。
─────『仙桃の木』はアイテムボックスの大事なモノ欄に入りました。
「あ~あ、何だが疲れた」
その場にゴロっと寝っ転がり、陽が沈んできた空に浮かぶ雲を眺める。せっかくの癒しがなくなってしまった。まあ、自分のせいではあるが、意志ではではないな。『ナビ』のせいではあるが、自分に何をさせたいのかまったく解らん。
「‥‥‥‥桃一個ちょうだい」
ボソッと呟けば、瞬時に現れる桃。‥‥‥‥くれるんだ、じゃあまあいいか。と寝ころんだまま齧ろうとすると、揺れを感じて体を起こす。
「─────何?地震?」
慣れない土地での地震は勘弁してと立ち上がるが、その間もだんだん揺れは大きくなる。 これはさすがに不味いのではないか、と思い始めたとき
『何か来ます』
「何かって何が来る─────うわっ!」
─────上から巨大な何かが降ってきた。
それは目の前を通過し、下の地面に叩きつけられたが、その動きを止める様子はない。
「ええ~何?取っ組み合いのケンカなの?」
ケンカと評したがそんなかわいい光景ではなかった。なにしろ取っ組み合っていると思われる二匹は、どちらもかなりデカい。上下が入れ替わるたびに地面がえぐれ、周辺の樹々が破壊される。そのたびにこちらに響く振動は足元がふらつくほどだ。とても桃を齧る気にもならずアイテムボックスに戻した。
肉片のようなものが飛び散り、辺りに血しぶきが飛び散るかなりえぐい光景だ。
「グルルルルオオォォォォ!」
「ギィィィィイイイイイ」
すざましい唸り声に思わず耳をふさぐ。互いに相手の体に取っ組み合う光景はまさに。
「〇獣大戦争‥‥‥‥」
呟いた瞬間、片方がこちらに飛ばされてきた────。巨体が壁にぶつかる衝撃で立っていられず両膝をつく。下をのぞいてみれば血だらけの獣が横たわっていた。見た感じは犬か狼に似た感じの白っぽい毛並みの獣。口から大量の血を流し、かなりのダメージを受けているようで、なかなか立ち上がらない。
─────ゴッと背後に何か落ちてきた音に振り返ると、血まみれの何か尖ったものが刺さっていた。────危っな!何あれ?もしかして歯?牙?デカい。
落下物を見ていたら、ふっと自分に影が差した。
くるっと振り返ると、─────もう一匹が立ち上がってこっちを見てた。
「‥‥‥‥ぎ」
さっきまで二匹で取っ組み合っていたからよく分らなかった。
黒っぽい何かというのは解っていた。何かははっきり解らなかった。─────が
『Gです』
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁっ!」
─────ドゴォと大岩がぶっ飛び、奴の頭部はパァーンッ!と破裂した。
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