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第2章

第14話 アンナへの拷問再開

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馬車は繁華街を抜け、貴族たちが住む区画に入って行った。

「サロンにルーファスが参加している間、ティナとダグラスに護衛を任せてもいいか?」

「え? 何かあったのかしら?」

「そうなんだよ! 冒険者ギルドの訓練場にいたときから、ずっと監視されててね。オイラたちで捕まえて、誰からの指示か尋問しようって話してたんだ!」

「……そうだったのか。それではその者の尋問はセシルに任す」

ルーファスが険しい顔で頷いた。

「尋問するが、ホリーは粉砕のミョルニル代表でルーファスの護衛をしていてくれ。今回はパックと2人で行く」

「はい……店長分かりました」

馬車は庶民の住む区域から貴族層の住む区域へと走っていった。家の大きさも民家からお屋敷、大貴族のお屋敷というように徐々に大きくなっていた。《探査マップ/神愛》で上から見ると、オレたちの乗る馬車は貴族の屋敷の中でも、ひときわ大きな屋敷の門前で停車した。王侯貴族イシュタル公爵家の自宅なので、屋敷まで門から1、2キロは庭がありとても広い。警備兵が常に巡回して警戒態勢をとっており、壁も侵入者を防ぐために10メートルほどの高さがある。さすが公爵家の自宅だ。

警備兵は馬車を見ると敬礼をし、止めることなく通してくれた。飛ぶ鳥を落とす勢いのあるオーディン傭兵団の紋章は有名らしい。馬車は屋敷入り口前に止まり、ルーファスたちはお屋敷の中に入って行く。オレとパックは門前で降ろしてもらい、《探査マップ/神愛》でアンナの潜伏場所を探す。彼女はイシュタル公爵家全体を見張る事のできる、周囲で1番高い建物の屋上にいた。

《フライ/飛行魔法》

『フォン』

アンナは建物の屋上にいるので、空を飛んで音もなく近づいた。そして後ろに回り込んで様子を伺う。

「うっひっひ、セシル見てよ。これから自分に起きることも知らずに、のんびりご飯を食べているよ!」

「そうだな。またあのプレイを楽しめると思うとワクワクするよな」

あのプレイとは、当然、あのプレイだ。アンナが誰の命令でルーファスを監視していたかを吐かそうと、オレから数々のエロテクを駆使し快楽を与えられる。何度も何度も性的絶頂をむかえ、その凄まじい快感に耐えながらも依頼者を吐かずに頑張るアンナの表情がとても興奮するのだよな~、ぐふふふふふ♪

《スリープ/睡眠》

『ドサッ』

アンナは睡眠魔法のレジストにあっさりと失敗し、地面に力なく倒れた。オレとはレベルもステータスも差がだいぶあるから当然の結果だ。パックと顔を見合わせてニヤリと薄笑いを浮かべた。

「ぐっふっふっふっ!」

「うっひっひっひ!」



ーーー近くにある宿屋の一室

アンナは椅子に縛りつけら、身動きが取れなくされている。両足はM字開脚にし、拷問用に《クリエイトシリコン/創造》で特別に作成した、通常よりも倍ほどある椅子の座面に座らせている。両手は肘掛け部分に縛り、魔法で作成した柔らかいが頑丈なロープでロックをした。
アンナから発せられる悲鳴のような甘い嬌声がもれると、誰かが来るかもしれない。《サイレント/消音》もかけておくとしよう。これで万全だな、ぐっふっふ♪

《サイレント/消音》
《スリープ/睡眠、解呪》

『フォン』

「はっ! ここはどこなの? 私、いきなり眠くなって……あ、あなたたちの仕業ね!」

解呪されて目覚めたアンナは、オレたちを見つけると親の敵を見るように目尻を険しく吊り上げ睨みつけてきた。

「よう、数日ぶりだな。今はフェロニア市内で仕事をしているのか?」

「わ、私はあなたたちのせいで、外で暗躍できる花形の部署から、首都での地味な所へ左遷されたのよぉ~! 必死に築き上げてきた私の経歴に傷がついたわ! どうしてくれるのよ、あなたたちのせいよ!」

アンナは怒り心頭と、自分に起きた左遷をされた悲劇をオレたちのせいにしてきた。本当に左遷されてフェロニア市にいたとはな。幸薄そうな女だなと感じていたが、本当にそうだったとはな。

「それは残念なことだな。だが、お前には白金貨を1枚払ったろう? しっかり金を受け取っておいて、諜報活動を邪魔されたので殺害しようとするなど自分勝手すぎるだろ。すでに他のお客様から夜伽のご予約いただいております、とか適当に嘘をついていれば済む話だったろう、なあパック?」

「そうだよね! 金額提示しておいて、やっぱり夜伽が出来ないって言うとかお馬鹿な話だよね!」

「……くぅっ」

パックにも天然ぶりを突っ込まれて、すでにアンナはお尻にピシンピシンとムチを打たれるような、苦悶の表情をしていた。

「まあ、そんな事よりお前に2つ質問がある。ギルドの訓練場からオレたちをつけていたな。もしかしたら、ルーファスをつけていたのか? また誰から依頼をされたのか吐いてもらおう」

「…………………………………」

アンナは口をしっかりと結び、プイっと横を向いてしまった。またもや絶対に依頼者を吐かないという態度を示してきた。ぶっちゃけ《探査マップ/神愛》で見れば、名前も所属もスリーサイズも処女かどうかも何でも分かるのだけどな。まっ、そうでないと楽しくないからね。ぐふふふふ♪

「パックの使える魔法で吐かせるのに効果的なものって何かないか?」

「そうだね~。グレーターデーモンを倒してからレベルは上がっていないからね~。変わったところでは、強制的に100%の確率で子供を孕ませちゃう魔法とか……」

強制的に子供を孕ませてしまう魔法……女の子にとっては天敵のような恐ろしい魔法だな。ん? パックの今の言葉で、アンナはサァ~っと一気に血の気が引いたようだ。アンナは顔面蒼白となっている。

「お、お願い。その魔法だけは使わないで! 絶対に孕みたくないの」

「孕まされたくなかったら誰からの依頼か、お前の名前と所属している組織の名を言うのだ」

「い、言うことはできないわ。前にも言ったでしょう。絶対に言わないわ!」

アンナはギロッと睨みを利かして脅してきた。だがM字開脚状態でギロリと睨んで覇気を出してきても全く迫力はない。そもそもアリシアほどではないにしても、可愛い系美少女がどんなに睨んできても可愛さが増し、オレを興奮させるだけだということに、この娘は全く気がついていない。

「そんな態度じゃ、孕むまで中出しを連発するかな。そういえばパックって、女の子が子供を孕むと分かるんだったよな?」

「うん、オイラ特殊スキルで女の子が子供を孕むと子宮が光って分かるんだよね。この女の子ってさぁ~、この間あんなにセシルが中出しして孕まないとか、奇跡だよねぇ~」

「お、お願いよ! それだけは堪忍して~」

先程まで殺してやるという勢いで睨んでいたのに、孕ませてやると言うと急にしおらしくなった。孕ませるのだけは勘弁してやるか。オレも今、子供が出来ても困るしな。

「強制的に孕ませるのだけは勘弁してやろう。だが中出しはバンバンするから、孕んじゃったら諦めるんだな」

「ええ! そんな博打で敗れると孕むみたいのは嫌ぁ~!」

もっとも《インファティリティ/避妊魔法》をかけるので100%の確率で孕むことはない。女の子はハラハラさせると興奮するものだから、多いにドキドキしてもらおう。ん? 若干ドキドキの意味が違うか? まあいいだろう。

「そういえば、お前って夜伽している時って、最高に嬉しそうな顔をするよな。色々な女の子と夜伽したが、お前が1番喜んでいるよな。拷問をうけているはずなのにな」

「それはそうだよ。セシルってば拷問とか、鞭でビシビシ叩いても、結局は女の子が怪我しないように、安全最優先で強い快楽を与えようとするじゃん! だからこの娘もどんなことをされて、イカせてもらえるか楽しみなんだよ!」

「なっ! そ、そんな事はないわよ! 絶対に!」

パックの突っ込みに困惑するアンナ。顔をブンブンと左右に振って違うと拒否をする。だがパックの言うことも最もだよな。絶対に怪我をさせたくないし、女の子には最高に気持ち良くなってもらいたい。

今回はアンナにどんな快楽を与えるかな? ぐふふふふ♪ そうだ! エミリアのために作っておいた魔道具をアンナで試すというのは面白いか。アイテムボックスから対エミリア用に開発していた道具を2つ出した。そして、それを両手に1本づつ持ち、アンナに見せつけるように目の前に出す。

「お前の目の前にある道具がなにか分かるか? これは魔動器振動型エルティコ1号と魔動器ピストン型エルティコ2号だ」

そう言って取り出した魔道具は、オレの一物の形と長さを参考に設計しており、手で持つ部分が、握りこぶし1個分ほどある。一物部位はイボイボが数多くついており、太さも長さもオレの一物と同じタイプである。

魔道具だからということであまり太く作ると、オレが挿入したときに膣内がガバガバになったら、オレが気持ち良くなくて困るからな。その辺りまで考えつくされた秘蔵のエルティコだ。

「……ゴクッ」

「嬉しそうな顔しちゃって! あ、今、興奮して生唾を飲み込んだよね!」

「ま、お前が期待している、信じられないような快感が襲ってくること間違いなしだ。魔道器振動型エルティコ1号は、膣の中に挿入したあと、ブルブルと震え、お前の中の1番気持ち良い所に振動を与えるものだ。まずは魔力を流してみよう、そら」

『ビィィィイイイイイイイイイイ』

魔動器振動型エルティコ1号に魔力を流すと、アンナの目の前で振動する。魔力を強くすると、振動が強くなるという逸品だ。

「ひいっ!」

「そんなに驚かなくても、振動型エルティコは貴族が趣味で使っているから、たぶん知っているだろう? 
お前は快楽が強いとアヘ顔になって、話が出来なくなるからな。だから先にピストン型エルティコ2号の説明もするぞ。見てもらったほうが早いから、まずは魔力を流してみよう、そら」

『カッシャ、カッシャ、カッシャ、カッシャ』

ピストン型エルティコ2号に魔力を流すと先っぽの一物部分が、伸びては引っ込むという単純運動を繰り返す。

「!? ひぃいいいい!」

「マジでセシル凄い! オイラ、こういうタイプははじめて見たよ! ピストン型エルティコ2号を中に挿入し、膣内で伸び縮みを繰り返して中をかき回し、女の子を喜ばすというわけだね! セシルってばエロに関しては天才だね!」

「だろ! しかも先っぽから液体が出ているのが見えるか?」

「見える見える! 液体みたいなものが、トロッと溢れてきているね!」

「ここが今回は苦労したのだよ。この液体はシリコーンで作った潤滑オイルなのだ。しかも媚薬入り♪」

「なるほど! つまり女の子の膣内に出し入れしながら、潤滑油を出すことで、擦れることなく滑らかに気持ち良くなってもらおうという愛情というわけだね!」

「そのとおり! さすが変態妖精パックだ。オレの意図をすべて読み取ってくれるとは!」

パックと、ゲンコツをコツンとぶつけ合うとニヤリと薄笑いを浮かべあった。

「ああ! それで私は貫かれてしまうのね」

「そうだ。お前がすべて吐けば止めてやるが、吐かねばイキ狂ってしまうぞ。何度でも白状するまでイク事になる。まずはお前の名前だけでも教えてくれ」

「……ア、アンナ」

「よし、名前はアンナというのだな。良い名だ。それではアンナの目的と依頼主を言うのだ」

「それだけは言えないわ! 絶対によ」

その言葉を聞き、片側だけ口角をあげると、アイテムボックスから2本の振動型エルティコ1号を出し、アンナの目の前で魔力を込める。

『ビイイイイイイイィィィィ』

振動型エルティコ1号は音をたてた。この静かで地味な音は、女の子にとってはある意味天敵のような破壊力を持っている。

「それでは仕方ないな。吐くまで責めるとしよう、そうら」

振動型エルティコ1号をアンナの大事な所、乳首と陰核の2箇所に当てると、ビクッとアンナの体が大きく弓なりに反り返る。

「うぁああああああああああああああ!」

『ビィィィイイイイイイイイイイ』



ーーー2時間後

アンナは拷問椅子の上で完全に意識を失っている。部屋内は女の匂いで充満していていた。何度も何度もイカされ、失神しては起こされる。神液吸収も20回ほど、すべて膣内で出した。レベル30オーバーの上級職忍者でもあるアンナだが、ここまで責められては腰に力が入らなくなったようで、潮を大量に吹き、だらしない格好で椅子に座っている。

新しく作成したピストン型エルティコ2号も大活躍だった。アンナの陰部前で固定したピストン型エルティコ2号を挿入したまま、長時間、止めることなく動かして放置してみたら、失禁を繰り返し、オレにもアンナの黄金水がかかり、ビチャビチャになった。

最後は痙攣が止まらなくなったので、《リカバリー/回復魔法》をかけた。少し責めすぎたかな? でもアンナのイキ失神顔は究極ともいえる快楽をうけ、とても満足そうにしているからいいか。

「アンナ、凄い幸せそうに気絶しているね!」

「ああ、よほど気持ちが良かったのだろうな」

「セシルの技術も達人の域だね! これならあとで合流する、アリシアたちのエロいEカップボディも充分に満足させられるね!」

「そうだな、ずいぶん色々な女の子とやったからな。考えてみたら、ラティアリア大陸に来て、夜伽と戦闘しか、していない気がするな。ただ、夜伽の技術向上はパックのおかげでもある。いつも助かるよ。感謝してる」

「え!? そ、そう? 夜のことならパックにお任せあれ!」

鼻が伸びたパックは、火に炙ったイカのように、後ろにグイッと反り返る。

結局、アンナは吐かなかった。というかこの娘はアヘ顔になると、快楽を得ることに執着し、話が全くできなくなる。だが忠誠心の厚い女の子であることは確かだ。部下にしたいくらいだよ。その忠誠心のお陰で、まだしばらくはアンナでこのプレイが出来そうだな。ぐふふふふ♪

「そろそろルーファスのサロンも終わる頃だろうから、行くとしよう」

「承知~」

    
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