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第1章

第31話 ソフィアの衝撃

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「ん……朝か。ふわぁ~。よく寝たな。んむっ……ん……」

エミリアが唇を重ねてくる。おとといまで処女だったのに、もうキスで舌まで入れてくるくらい成長している。
エミリアは情熱的な女の子で、オレの舌を吸い続けて簡単には離してくれない。数分後、ながいながいキスが終わる。色気系美少女に求められるのはありがたいことだ。

昨日はエミリアに16回も神液吸収をさせてしまった。自家製シリコンムチで叩くたびにオレの体の芯を揺さぶるような甘いあえぎ声を出すのだ。
エロすぎて堪えられなくなり、何度も途中で、ムチを中断して神液吸収させてしまったな。
あえぎ声だけでものすごく興奮できると知って、女の子って奥が深いな。

女のあえぎ声は視覚以上に男を性的に興奮させることができる耳から入る媚薬のようなものだ。あえぎ声を聞いた瞬間から男の欲望のスイッチが入り、一物に血液がドクドク行く感覚を体験してしまうとレジストすることが困難になってしまうだろう。
もうエミリアの虜になりそう♪ 

「おはようございます。セシル様♪ パック」

昨日のプレイが良かったのか、エミリアは朝から積極的だ。自分では気づくことがなかった真性M女体質に、オレが目覚めさせてしまったからだ。そのようなプレイもとても楽しい。もっと極めてエミリアを困らせて、3人で独特のエロティックな世界観を達成していきたい♪
その効果がすぐに肌に出ている。彼女はいつもより微妙に肌の艶がいい。

「エミリアおはよう~。ずいぶん機嫌が良いね~。オイラもセシルの挑戦が上手くいって嬉しいな!」

「ふふふ、2人共に少々お待ちください。すぐに朝ごはんのご用意をいたします」

『カチャッ』

しばらくすると食事を持ってエミリアが部屋に入ってくる。テーブルに皿やコップを置いた。あれ? スプーンとフォークがないなと思ったら、エミリアの手にあった。彼女自ら朝食を食べさせてくれるようだ。朝から色気系美少女とイチャイチャラブラブ出来て嬉しい事だ。

「さぁできましたよ。セシル様、あ~ん♪」

「あ~ん。もぐもぐゴクン。エミリアの手料理は美味しいな。良いお嫁さんになれるよ」

「だよね! エミリアは体もエロいし、完璧だよね!」

「もう! パックったら。ふふ、セシル様とパックにそう仰っていただけると嬉しい……です」

彼女の頬がポッと赤くなる。照れる美少女も格別可愛いな。朝から朝伽をしたくなっちゃいそうだ。今からするぞ! と言えばエミリアは拒否はしないだろう。神の化身の特権って凄すぎる!

とても機嫌が良いエミリアに、その後も朝食を食べさせてもらった。食後、外に出て一服していると、ソフィアが藁人形を相手に剣の練習をしているところに出会った。

「やっ! えいえいえい! たぁ~!」

『ブォン! カツッカツッカツッ! カァン!』

「おはようソフィア。朝から精が出るな。剣の練習か」

「あ、セシル様、パックも。おはようございます。はい! 剣の練習をしてます。私は強くなりたいから」

「パルマお母さんみたいに強くなれるといいね! オイラ応援しているよ。でもなんで強くなりたいの?」

「はい! 武力が身について剣が使えるようになれば、もしかしたら夢が叶うかもしれないからです!」

「ソフィアの夢? それってどんなことなの? オイラたちに良ければ教えてよ!」

「ふふ、前から私は、この狭い村から出る事が許されない不自由な奴隷身分から解放されることがあったら、冒険者になってラティアリア大陸中を旅して回るのが夢だったんです。
まだ見たことがない光景や古代遺跡……そう……海というものも見てみたいです! とってもとっても広いんですってね! それが見たくて夢を諦めないで、ずっと剣の練習をしていたのです。武力がないと冒険者にはなれないでしょ!」

胸を弾ませ夢を語る彼女は、一粒の希望という種をこれから大事に育てていくことだろう。

「でももう1つの夢も叶うかなぁ~?」

「ん? もう一つの夢って何かな?」

「うん! それはね! 冒険者として活躍して有名になってお金をたっぷり稼ぐの。そして同じパーティーのメンバーの1人と大恋愛をした後、彼の子供を孕んで産み育てて……子供は8人くらい欲しいわね。そして子供たちを無事に育てて幸せに過ごすの。最後は年老いた彼の胸の中で静かに息を引き取るのよ」

「それは幸せな人生だね! そのソフィアの夢が叶いそうなんだ?」

「はい! だってセシル様が、昨日お母さんを奴隷から解放してくれたでしょう。奴隷の娘は奴隷。神民の娘は神民。だから、セシル様のおかげで私も奴隷じゃなくなったの。私を自由の身にして下さり、ありがとうございます! 本当に、本当に感謝してます」

「そうだったのか。ソフィアの夢の協力が出来て光栄だ。義妹の夢が叶うことを祈っているよ」

「?? 妹? 私がセシル様の?」

いきなり自分のことを妹と言われて、頭の上にクエスチョンマークが飛び交っているように見える。ちょっと可愛い。

「ああ、ここだけの話だが、オレはクレスウェルの娘と結婚をする予定だ。ソフィアはクレスウェルの養女になるのだから、必然的にオレの義妹ということになるだろう」

「え? でもクレスウェル様のご令嬢といえば……聖女アリシア様! 聖女様と結婚ってセシル様は何者なのですか?」

現聖女と結婚というと、驚くのも無理はない。聖女とは神に仕え、生涯を神に捧げる清らかな乙女である。神に語りかけ、神の意図を神民に伝える雲の上の存在である。

「ひひひっ、実はセシルの正体はね! むぐむぐむぐ……」

「まっ、近々分かるから、その時に話をするよ」

「こらソフィア! お前、サボってないで仕事をちゃんとしなさい!」

「あ、いっけない! テュルダ村での私の最後の仕事、看守さんに食事を届けるのが、私の役割なの。セシル様、パック、失礼します」

「おいおい、お前は義妹になったのだから、様とか丁寧語は止めてタメ語でいいからな。お兄ちゃんと呼んでくれよ」

「はぁ~い! お・に・い・ち・ゃ・ん! また後でね」

ソフィアは恥ずかしかったのか、駆け足で調理場に向かって去っていった。

「セシル、2人目の妹ができて嬉しそう。目尻がたれて少しキモいよ」

「ふっふっふ、なんとでも言えパック。ソフィアは可愛くて聡明な良い娘だ。妹じゃなかったら嫁に欲しいくらいだ」



ーーーテュルダ村の牢獄

「お前たちも終わりだな。パロック元守備隊長様よぉ~。ここで死ぬまで罪人奴隷でいろとの教皇猊下のご令嬢様からのお達しだよ、ぶへへ」

「てめ~、ふざけんなよ。目をかけてやった恩を仇で返しやがって」

テュルダ村守備隊長パロックは昨日まで部下だった男にそのように言われて憤っていた。殺意の目を向けていた。

「まっ、その前に今日のモンスター討伐でお前たちの命も終わりだろうがな。パロックの代わりにオレが看守長になってやるよ。ほらよ、最後の飯だ……おわっ!」

『ボキッ! バタッ』

「うわっ! 兄貴、こいつ死んでますぜ!」

「オレを裏切ったやつんだから、死を持って償ってもらったまでよ、ペッ」

看守はパロックに手首を捕まれ、牢屋に引きずり込まれて首の骨を折られ、絶命した。

「兄貴、これからどうするんですかい?」

「とりあえず、テュルダ村から脱出しよう。そうだな。バレンシアの森の奥に逃げれば、追っては来ないだろう。武器を調達して逃げるぞ!」

「「「へい!」」」

『ガタッ』

「誰だ!」

「ひっ!」

牢獄を脱出すると、看守に食事を持っていくように頼まれたソフィアが呆然と立っていた。

「兄貴、あれは……パルマの娘のソフィアじゃないですかい?」

「お! 良いところに来たな。バレンシアの森に逃げると、しばらくは娯楽がないからな。ソフィアを捕まえて夜伽の相手をさせよう、来い!」

「い、嫌!」



ーーーテュルダ村の門

テュルダ村の門に向かった。すでに多くの兵士が集まっている。エミリアの一言で総動員で動くとは、教皇の娘という存在は権力があるのだな。

守備兵に21人の性犯罪者が捕まり、縄をかけられている。その中の1番身分の高い守備隊長が抗議をする。

「エミリア様、これはどういうことなのですか? 私たちは何も悪いことをしておりません。忠実に任務をしていただけです。この国では犯罪奴隷に何をしても罪にはならないはず!」

性犯罪をさらっと問題ではないという男たちをみて、パルマは目じりを険しく吊り上げて、怒りを堪えきれず体をブルブルと震わせた。

「よく言うよね! パルマや女奴隷たちに酷いことをしておいてさ~。オイラ頭に来るよ!」

「お前たちの言い分は別った。エミリア様の代理人として言おう。オレはお前たちのすべてを許そう」

性犯罪を犯した守備兵たちは、顔に喜色を浮かべる。パルマや元犯罪奴隷たちは不満と怒りの視線をオレに向けてくる。オレのことをよく知っているエミリアはにこやかに微笑んでいる。アンカスタード市の一件で、オレのことを理解したのだろう。エミリアの可愛いお尻にスパンキングをして反省もさせたしな、ぐふふふ♪

「オレはお前たちの罪を許そう。だが大人として、やってしまったことへの償いは別だ。今からオレたちはマンティコアとライフスティーラーを退治しに行く。その先鋒で戦い、生き残れたら通常の罪人奴隷にすることにした。
マンティコアと戦えとは無茶なことは言わない。お前たちの相手はライフスティーラー3体だ。クレスウェルとエミリア様、パルマと共同して戦ってもらう。それで罪をつぐなったことにして、普通の罪人奴隷にしてやろう」

罪をつぐなっても普通の罪人奴隷になると知った守備兵たちは、憎悪で赤く充血した目でオレを睨みつける。そんな目で見ても無駄なことだ。

《リミテーション/神との誓約×21》
逃げるな、指示には従え、味方を攻撃するな、自決をするな

爪が毒々しい色に変わり、21人の額から脳内にズブズブと入っていく。

「「「ひ、ひぃぃいいいいい!」」」

「言うことを聞かないと、死んだ方がましだっと思うような激痛が襲うから気をつけろ」

「ひぃいいいい! た、助けてくれ!」

看守の1人が恐怖に耐えきれず、さっと逃げ出した。すると呪いが発動し、両手で頭を押さえて倒れると、地面を転げ回ってもがき苦しむ。

「うぼあがががぁああああああ!」

男は激痛に耐えきれずに意識を失い、動かなくなった。口からブクブクと泡を大量に吹いて、全身がピクピク痙攣している。

「まったく~。セシルが地獄の苦しみを味わうことになるよって言ったじゃん! 本当に頭が悪いよね~。頭が悪いのは性犯罪をするようなやつだから仕方ないかな~」

犯罪を犯すような輩だから、頭が悪く、民度が低いことはある程度仕方ない。

「セシル様、昨日、私に襲いかかった守備兵5人がいませんね」

「だよね! 実はさっきからオイラもいないなって気がついていたんだよ! なんでいないの?」

村長を見ると首を傾げている。どつやら村長も5人がいないことを知らなかったようだ。

「そうだよな。そういえばパルマ、さっきから気になっていたのだが、ソフィアも姿が見えないがどうしたのだ?」

「はい、そうなのです。朝からずっと探していたのですがいなくて。どこかで遊んでいるのでしょう。夢中になると周りが見えなくなる好奇心の強い娘ですから」

「そうか、剣の朝練習をやっているときには見かけて、話をしたのだがな。まあ、いても討伐には連れていけないから、まあ、いいかな……ん?」

「お~い! た、大変だ!!」

守備兵が遠くから鬼気迫る勢いで走ってくる。あの男はエミリアが昨日、ボコボコに叩きのめした5人を呼びに行った者だ。何かあったのだろうか?

「エミリア様が捕まえた守備兵5人が逃げた! しかも、逃走中にパルマの娘ソフィアを連れ去った!」

「「「な!?」」」

「なんだと! ソフィアが連れ去られただと!」

「ええ! ソフィアが! セ、セシルどうしよう~?」

「ソ、ソフィア……」

『ドタッ!』

衝撃の事実にショックで気を失うパルマ。クレスウェルがパルマの肩を支え、抱きかかえた。

「パルマ……」

「弱ったのう。わしが前に看守の性犯罪を止めたと言ったが、ソフィアを犯そうとしたのは、あいつらなんじゃ」

ソフィアを犯そうとしていたやからに、ソフィアが連れ去られた。オレは全身からゾワッと寒気が襲いかかってきた。すぐに助けなけに行かなれば。嫌な予感がする。

「オイラ気がついちゃった! セシルの探査魔法/神愛でならすぐにソフィアを探せるんじゃない?」

「そ、そうだったな。すぐ探そう。よく気がついたなパック偉いぞ!」

「へへ~ん」

パックの鼻が伸び、後ろに反り返る。

《探査マップ/神愛、ソフィア》

「あ、いたいた……!?」

バレンシアの森深部にソフィアはいた。元守備兵5人により、洞窟の中に連れ込まれ隠れている。しかし……しかし、しかし、しかし、しかし、しかし! マ、マジなのか!

「どうしたの、セシル? 凄く怖い顔になっているよ!」

『ボバーン! ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ! バサバサバサッ……ズズズズズッ』

「「「ひっ!」」」

「セシル様!」

オレはソフィアの現在の状況を見て、怒りのあまり、地面を思いっきり拳で殴った。穴の底が全く見えないほど深く、巨大な穴がボッコリと空いていた。20メートルほどある巨大な穴に村の守りである柵と壁が沈み込んで穴に飲み込まれていく。叩きつけた時に起きた地響きが周囲一帯に振動する。

「……ソフィアを……助けに行ってくる。パルマは一緒に来てくれ」

「セシル様、私もお連れください」

「いや、エミリアは待っていなさい、いいな」

「は、はい、承知いたしました。ソフィアに何かあったのですか?」

「良い娘だ。それについては今は言えないのだ。それじゃあパルマ行くぞ」

軽くエミリアの頭をナデナデし、ぎこちない笑顔を見せた。

「はい、セシル様」

「セシルゥ、本当にどうしちゃったのさ? 何かソフィアにあったの?」

「………………………………………………………」

パックの質問には答えなかった。オレから発する不穏な気配に何かを感じたのか、エミリアとクレスウェルはそれ以上何も言わずに見送った。

《フライ/飛行魔法》
《ホーリーシールド/聖なる盾×2》

『バァアアアアアアアアアアアアアア!』

「ひぃいいいいいいいいいいいいい!」

パルマを抱っこし急上昇をすると、ソフィアが捕まっている洞窟に凄まじい速さで飛んでいく。そのスピードにパルマが悲鳴を上げるが、数分で洞窟の上空に到達し、降下していく。

降下すると、洞窟の前で酒を飲み、寛ぎながら雑談をする守備兵5人がいた。雑談に夢中で空から接近していることに、まだ気がついていない。

~~~戦闘開始

◎レベル12ファイター×4(4)
◎レベル15ファイター×1(1)

「おわっ! な、なんだ敵か!」

オレの奇襲攻撃は成功した。地に降り立つとすぐに短剣をアイテムボックスから出した。慌てて武器を装備しようとするが、間に合わなかった。

「あ! テメーは! うっ!」

『ドガガガガガガガガガガッ!!』

「ぐぁああああああああ!」

『ブシュ!』

奇襲攻撃に成功しレベル12ファイターAに短剣で打撃を加え、2961490のダメージによりトマトのように体が破裂した。

「「「な!?」」」

仲間が破裂し断末魔の絶叫をあげたのを見て、本能的に恐怖を感じた。オレが決して許すことがないことも理解しただろう。

~~~2ターン

◎レベル12ファイター×3(0)
◎レベル15ファイター×1(0)

すべての敵は死の恐怖で身がすくみ、動けないでいる。イニシアティブ取りをするまでもない。オレは呪文の詠唱をはじめた。

《ウインド/微風×3》

『ズバッ、ズバッ、ズバッ!』

「「「うぎゃああああああああああ!」」」

『ゴトッ、ゴトッ、ゴトッ』

レベル12ファイター3人の首が胴体から離れ、地に落ちた。胴体からは血が噴水のように吹き出している。

「あわわわわわわわわ! た、助けてくれ!」

「嫌だね。お前は5人のリーダーだろう? お前にはこの世の地獄を味合わせてやるから、覚悟しろ」

「ひぃいいいいいいいいいいいいい」

~~~3ターン

レベル15ファイター×1(0)

完全に戦意を喪失し、立つこともままならないレベル15ファイター、パロックに呪文の詠唱をはじめた。

《スリープ/睡眠》

『ドサッ』

~~~戦闘終了

「こんなに容赦のないセシルははじめてだったね! ソフィアを助けに行こう!」

「……洞窟の奥に行くぞ」

「あ、待ってよセシル! まさか、ソフィアに何かあったの?」

パックの質問には答えずに、洞窟の奥にずんずんと進んでいく。少し行くと小部屋のようになっている所にソフィアはいた。彼女は倒れて地面にうつ伏せになっている。

「ソフィア!」

「え? ほ、本当にこれは現実なの? オ、オイラ……」

「……これは現実だ」

洞窟の奥には5人の男に犯されて精液まみれになったソフィアが倒れていた。陰部には破瓜の血の跡が生々しく残っていて、男たちの精液が口や陰部、お尻からも大量に垂れていた。

「ソ、ソフィア! あなた、まさか! あああああああああ! なんて事に」

「…………………………………………マ」

「あいつら許さないぞ! ソフィアになんてことするのさ! オイラ、こんなに頭にきたの生まれてはじめてだい! あいつら殴ってやらないと気がすまないぞ!」

「ソフィア! しっかりしなさい!」

「ママ! ママ! ママ! 怖かったよママ! うああああああああああああああ!!」

オレとパックはこの場を母親パルマに任せ、洞窟の外に出ることにした。わずか13歳の女の子に地獄を味合わせた悪党どもは、すぐに殺してやろうかと思ったが、テュルダ村に連れて行き、性犯罪者に対する見せしめとして処刑することにした。

1時間ほどで2人は洞窟から出てきた。すっかり泣きはらした跡が頬にあり、とても痛々しい。いつもはおしゃべりなパックも、今回ばかりはパルマとソフィアに声をかけることが出来なかった。

《クリーン/清浄》

ソフィアにクリーン/清浄をかけ、悪党の痕跡をすべて取り除いた。

「この悪党どもの処遇についてだが、テュルダ村全員の前で処刑することにした。性犯罪を犯すと、どのような罰を受ける事になるかを奴らの命で知らしめる事にする。それで許してくれ」

「「「…………………………………」」」

「テュルダ村に帰ろう」




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