妾の子だった転生勇者~魔力ゼロだと冷遇され悪役貴族の兄弟から虐められたので前世の知識を活かして努力していたら、回復魔術がぶっ壊れ性能になった
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
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第三章
第98話
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自分が幸せになる過程で誰かを救うのはいい。
だが誰かを救うために自分が不幸になるのは、死んでも許せない。
「お礼を言われるようよなことはしていません」
………
……
…
行軍中神殿の神官や将官は基本暇と言っていい。
斥候や先頭、中部そして殿に分散配置された騎士や冒険者がモンスターを排除し、それを指揮官に報告するだけの単純作業で、俺達後方に仕事が回っていることはほとんどない。
「けが人少なくないか?」
神殿の回復術師が皆が感じていた違和感を口にする。
「たしかに……冒険者ばかりで騎士は全く来ないな」
神官達は「人類のため、町のため」などと綺麗ごとを抜かしているが緊急事態は彼らにとっても、稼ぎ時に稼げず違和感を覚えているようだ。
パンパンと手を叩く音が聞こえたかと思えば、ツナーグは部下の雑談を中断させる。
「けが人が少ないことはいいことよ? 私たちの目的を森の探索しサラマンダーがなぜ現れたのか? を突き止めることそれ以外は些末なことよ」
「「「はい!」」」
神官たちは雑談をやめ、各々が仕事従事している。
そんな彼らを尻目に魔術で作った風呂に入る。
一日動けば汗をかく、日本人としては毎日風呂に入るのが面倒に感じることもあるが出来れば毎日入りたい。
警護についている騎士に残り湯は自由にしていい旨を伝え服を脱ぐ。
「……」
視線を感じ振り向くと騎士の一人が物珍しそうに、こちらを見ている。
「言いたいことがあれば言うといい」
どうせ贅沢、けが人や女を優先するべき なんて綺麗ごとを言うつもりなのだろう。
しかし彼の言葉は予想外のものだった。
「何ですか? その奇妙な靴下は……」
「これは五本指靴下と言って、タコやマメそして水虫の予防になる靴下だ。足元が安定し踏ん張りが利くから便利だぞ?」
「み、水虫に……どこで売ってるんですか!?」
掴み掛かろうとする勢いで詰め寄られる。
きっと彼は水虫なのだろう。
この世界での治療法は……足の裏を魔術か物理で除去してから回復魔術で直す。
勇者時代に俺も水虫になったが、カサカサするだけで全く痒みがでなかったので全く気にならなかったが、友人はぐじゅぐじゅになってたし、痒みまで出たやつは悲惨だった。
足の裏の皮と肉をえぐり出してから回復魔術で傷を治し、ポーションを抗菌剤や抗炎症薬のようにしようして経過を見る必要があった。
治療の間は戦力が大幅に低下して色々と問題になったものだ。
いやあ懐かしい。
「俺の手製だ。細君や彼女……家族か針子に依頼すればいいんじゃないか?」
細君や彼女……で顔色が見る見る曇っていくのでつい他人に配慮してしまった。
「そうしてみます」
―――――
【連絡】
カクヨム様で本作の調整版の連載が始まっておりますのでよろしければご一読お願いします。
アルファポリスでも下書き版として掲載を再開する予定です。
『公爵家の七男で妾の子だった転生勇者~魔力ゼロだと冷遇され悪役貴族の兄弟から虐められたので前世の知識を活かして努力していたら、回復魔術がぶっ壊れ性能になった俺は奴隷ハーレムで幸せになる今更謝ってもう遅い』
https://kakuyomu.jp/works/16818093076752492974/episodes/16818093076752842143
だが誰かを救うために自分が不幸になるのは、死んでも許せない。
「お礼を言われるようよなことはしていません」
………
……
…
行軍中神殿の神官や将官は基本暇と言っていい。
斥候や先頭、中部そして殿に分散配置された騎士や冒険者がモンスターを排除し、それを指揮官に報告するだけの単純作業で、俺達後方に仕事が回っていることはほとんどない。
「けが人少なくないか?」
神殿の回復術師が皆が感じていた違和感を口にする。
「たしかに……冒険者ばかりで騎士は全く来ないな」
神官達は「人類のため、町のため」などと綺麗ごとを抜かしているが緊急事態は彼らにとっても、稼ぎ時に稼げず違和感を覚えているようだ。
パンパンと手を叩く音が聞こえたかと思えば、ツナーグは部下の雑談を中断させる。
「けが人が少ないことはいいことよ? 私たちの目的を森の探索しサラマンダーがなぜ現れたのか? を突き止めることそれ以外は些末なことよ」
「「「はい!」」」
神官たちは雑談をやめ、各々が仕事従事している。
そんな彼らを尻目に魔術で作った風呂に入る。
一日動けば汗をかく、日本人としては毎日風呂に入るのが面倒に感じることもあるが出来れば毎日入りたい。
警護についている騎士に残り湯は自由にしていい旨を伝え服を脱ぐ。
「……」
視線を感じ振り向くと騎士の一人が物珍しそうに、こちらを見ている。
「言いたいことがあれば言うといい」
どうせ贅沢、けが人や女を優先するべき なんて綺麗ごとを言うつもりなのだろう。
しかし彼の言葉は予想外のものだった。
「何ですか? その奇妙な靴下は……」
「これは五本指靴下と言って、タコやマメそして水虫の予防になる靴下だ。足元が安定し踏ん張りが利くから便利だぞ?」
「み、水虫に……どこで売ってるんですか!?」
掴み掛かろうとする勢いで詰め寄られる。
きっと彼は水虫なのだろう。
この世界での治療法は……足の裏を魔術か物理で除去してから回復魔術で直す。
勇者時代に俺も水虫になったが、カサカサするだけで全く痒みがでなかったので全く気にならなかったが、友人はぐじゅぐじゅになってたし、痒みまで出たやつは悲惨だった。
足の裏の皮と肉をえぐり出してから回復魔術で傷を治し、ポーションを抗菌剤や抗炎症薬のようにしようして経過を見る必要があった。
治療の間は戦力が大幅に低下して色々と問題になったものだ。
いやあ懐かしい。
「俺の手製だ。細君や彼女……家族か針子に依頼すればいいんじゃないか?」
細君や彼女……で顔色が見る見る曇っていくのでつい他人に配慮してしまった。
「そうしてみます」
―――――
【連絡】
カクヨム様で本作の調整版の連載が始まっておりますのでよろしければご一読お願いします。
アルファポリスでも下書き版として掲載を再開する予定です。
『公爵家の七男で妾の子だった転生勇者~魔力ゼロだと冷遇され悪役貴族の兄弟から虐められたので前世の知識を活かして努力していたら、回復魔術がぶっ壊れ性能になった俺は奴隷ハーレムで幸せになる今更謝ってもう遅い』
https://kakuyomu.jp/works/16818093076752492974/episodes/16818093076752842143
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