友人が自分はヒロインだと言うので、身の程を分からせる事にした

辺境伯令嬢のビクトリア・メル・ディアゴスの友人、子爵令嬢のマルカ・ホークスが

「私はこの世界のヒロインで、みんなから愛される事が決まってる」

と告白してきた。
私はそんなアホな友人がアホな考えを捨てないと、後々大変な事になると考え、アホを矯正する事を誓う。
そんなアホな友人は私の事を

「ヒロインをサポートするお助けキャラ」

だと言い、自分に協力しろと言ってきた。

よし、もういいでしょう。
矯正だなんて甘っちょろい事は言いません。
調教してやるわ!

と、拳を握りしめて誓ったのだった。
後にあんな面倒な事が起こると分かってたら、見て見ぬふりをしたのに…
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