魔術について

ぺラダン

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section Magic(魔術)

クロウリー!クロウリー!クロウリー!

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「ゔぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」

「ヨハンどうしたの?スマートフォン新しくしたばかりなんでしょ?またゲームがラグってオンライン対戦に負けたの?」

「違う…マルガレーテ、これを見てくれないか…」

「これは…何?アニメのキャラクターでしょ、大声を上げて喚き散らす要素が何処に…」

「こ!こ!名前を!みてくれ!」

「うーん?クロウリー…あぁ、クロウリーってこの前言っていた世界で一番邪悪…っていう世界オカルト文化に影響を与えた人ね」

「何でこんなにもクロウリー…クロウリー…クロウリーって…エリファスレヴィの方が偉大だろうがよ!!」

「ヨハン、人の感じ方には個人差があると思うよ…」

「………マルガレーテ」

「はい?」

「確かに彼はメディアで『最も邪悪な男』と言われたから邪悪かもしれない。」

「そうね」

「けども『邪悪』=『凄い』とは思って欲しくはないし更に言うとコイツ確か、タロットを金儲けに使った様な奴だぞ…?」

「へーやっぱり邪悪なんだねこの人」

「確かに?????????このクロウリーは?????????名前が有名ですし、タロットと関わりがあって二次創作に使いやすいのも分かりますよ?????????けどもね?????????」

「はぁ」

「やるんならエリファスレヴィの名前とかド・ガイタの名前も出して欲しい気持ちもあるんですよね…」

「なるほど?クロウリーだけ知名度が高いのは気に食わない…と。」

「当たり前ですよそんなの…フランス史が好きな君に言わせると、フランスの歴史の本にマリーアントワネットは出てきてもナポレオンは出てこないみたいなもんですよ…」

「それはフランス史の本では無いのでは…?」

「そ う だ よ
 その本しか読んでいないのにフランス史に少し詳しいみたいな顔しているのと、クロウリーしか知らないのに魔術好き~は同罪なんだよ多分」

「…酷い偏見ではあると思うけども他にわかりやすい例えとか無いの?」

「自称厨二病でも
『厨二病で図書館から借りた黒魔術の本を読みました、呪文覚えました』は許せるけども
『厨二病のファッションだけしました、魔法知識は漫画とアニメから覚えました』は許せないみたいな感じかな」

「わからないなぁ…表面的に見れば何方も同じだからね」

「ううむ…どうすれば『魔術、カルト 偉人』=『クロウリー』を払拭出来るのだろうか…」

「やっぱり創作する人達のアイデンティティじゃないかな?『クロウリー』=『魔術』のイメージがこびりついているから『クロウリー』って使いたがるんだろうね、もしくは魔術物なのにクロウリーしかオカルト的な人物を知らないとかね。」

「それは…なんかヤダな…魔術物の創作をする方々には是非魔術について時代背景や特徴何かを捉えながら幅広い魔術の人物達を広めて欲しいものだね…」



『アレイスタークロウリーについて』


前々からクロウリーについてはちょくちょく語ってきている様な気もしますが…
個人的なクロウリーの印象は酷く悪いです(笑)
21世紀のカルトブームを巻き起こしたのは彼でしょうし、現在知れ渡っているタロットカードの柄は大体クロウリーのトートタロットだと思われます
(わからない人に説明するとトートタロットは漫画とかアニメに出てくるありがちなタロットカードの事です)
布教と言う点においては彼、めちゃくちゃ優秀だと思うのですが…彼の儀式的な奴では病気にかかった猫の血を飲んだ信者が死んでいたりするので悪いイメージも世間に与えたりしていると考えるとプラマイゼロ感がしますね。

あと、彼は『自分はエリファスレヴイの生まれ変わりだ』的な事を言っていたらしいですがエリファスレヴイは魔術を学問として見ていた面が大きいらしいので、クロウリーとは行動面でちょっと趣旨が違う様な気がしますね。
(お前が第二のエリファスレヴイとはこの自分が認めぬ)
(何目線なのだろうか)

今回の話は
『最近の魔術系はクロウリークロウリー…それしか知らないのか!!』とヨハンが憤慨(?)する回となっておりますが…

まぁ自分もそう思います…
(まぁここの話は大体ヨハンに自分の言いたいことをバシバシ言わせていますので当たり前と言えば当たり前なのですが…)

アレイスタークロウリーは名前が有名すぎる余り、この様に目立ってしまったのか…と思います
大体クロウリーのキャラクターが「変人」「有名」「タロット」で成り立っている様な物ですからね…キャラクターとして使いやすいと言われれば使いやすく、歴史上の魔術師の中でも(極めて)魔術師らしいからこそ使われやすいのでしょうね。
だからこそ「クロウリーを出すならエリファスレヴイも出してくれ!!!!!!!!!!!!!!!!」と思うわけです。
魔術のお話を作る人は頑張ってくださいね。








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どうも、作者のペラダンです。多少ガバッっている箇所があるとは思いますが温かい目で見てくださると光栄です。いつかガバがない文章を作りたいものです。

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