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section Magic(魔術)
友達になれる(はず)
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「でもねマルガレーテ。とある地方では『悪霊と仲良くする事で悪霊から身を守る』なんて方法もあるらしいよ」
「その悪霊が手を出してこないだけだよね。」
「・・・でもほら。幽霊や悪霊にも階級とか強さとかがあるらしいからヤンキーの悪霊と仲良くなれば『俺のダチになに手ェ出してんだァ!!!』とか言って守ってくれるのでは。」
「あの妖怪と仲良くする時計のゲームでもSランク妖怪とかいたもんなぁ・・・友達になったら一緒に戦ってくれていたから・・・と言っても仲良くする方法じゃない?」
「うん、そうだね悪霊と仲良くなるには」
「なるには?」
「まずは形からだよね!!マルガレーテ、悪霊が好きそうな部屋をセッティングしようか!」
「例を挙げてもらっても・・・?」
「カビを培養したのち部屋を暗く汚くして精神的に病んだらお出迎えの準備はOKなのでは」
「その例ってヨハンの部屋じゃん。呼び寄せようとしていたんだ」
「・・・違う。部屋は勝手に汚くなるんだ。」
「そうやって来た悪霊に守ってもらうんだね。」
「・・・なんてできると思う?」
「だよね」
「当たり前だろマルガレーテ、悪いものを遠ざけるっていうのはやっぱり限度がある。人は生きている以上不幸な事が無いわけがない。お守りを買ったから入試に受かるとか、買わないから落ちるとか言い出したら受験生全員お守りを買うに決まっているだろ?でも落ちる奴は落ちるんだ」
「ヨハンはお守り2つ持っていて試験落ちたもんね」
「・・・・・・・・無病息災を祈ったってインフルエンザになるんだ。だからこそ悪い物を遠ざける方法っていうのは危険な事を極力避ける事だと思うよ。」
「そうなるか・・・」
「まぁ、不幸の定義も人それぞれだから同じ体験をしていても『うわ~俺めっちゃ運悪いわ』という人と『まぁ生きているから幸せ』っていう人もいるし、この世には『引きがいい』っていう人もいるから個人差あるよね!って話だけどね。」
「つまり悪い事から身を守るには?」
「『危ない事を避ける』『ポジティブにとらえる』」
「悪霊を遠ざけるには?」
「『悪霊より強くなる』というより悪霊という概念を取っ払った方が良いのでは」
(ためにならない解説)
悪霊と仲良くなって悪霊を払うというのは本当にある世界の風習らしいです。
悪霊に悪霊を払ってもらうシステムだと思います。初手で仲良くなれなかったら大問題ですが(笑)
前回の鬼の話の補足を少しすると
「魔目」とググると「邪視(じゃし)」とウィキペディアさんが出して下さいます。
「邪視」というのは南方熊楠さんが訳したらしいです。生物学者のイメージが強いお方ですがネーミングが中二病っぽくて恰好良さげですね。いつか邪視についても書けたらいいですね(小並感)
豆を投げる理由として
「鬼の目を豆を投げて潰したから」というのも出てきましたが『魔目の後付け話感が凄い』ので軽ーくカットしております。鬼にも目潰しって効くんですね。目潰しは対人間にも効くので人間と鬼は生体上あまり違いはないのかもしれませんね。鬼は首を切られても歩いていそうですが、例を出すと酒呑童子等はそんな事はないみたいなので、無敵ではないんでしょうね。へぇ~
今年最後の二十四節気
冬至ですね。もうこんな季節なのか早い。
冬至といえば柚子風呂ですよね。二十四節気と言う位なのでまだまだありますので興味がある方は調べてみてくださいね。
よろしければお気に入り登録宜しくお願い致します。原動力なので・・・!m(_ _m)
「その悪霊が手を出してこないだけだよね。」
「・・・でもほら。幽霊や悪霊にも階級とか強さとかがあるらしいからヤンキーの悪霊と仲良くなれば『俺のダチになに手ェ出してんだァ!!!』とか言って守ってくれるのでは。」
「あの妖怪と仲良くする時計のゲームでもSランク妖怪とかいたもんなぁ・・・友達になったら一緒に戦ってくれていたから・・・と言っても仲良くする方法じゃない?」
「うん、そうだね悪霊と仲良くなるには」
「なるには?」
「まずは形からだよね!!マルガレーテ、悪霊が好きそうな部屋をセッティングしようか!」
「例を挙げてもらっても・・・?」
「カビを培養したのち部屋を暗く汚くして精神的に病んだらお出迎えの準備はOKなのでは」
「その例ってヨハンの部屋じゃん。呼び寄せようとしていたんだ」
「・・・違う。部屋は勝手に汚くなるんだ。」
「そうやって来た悪霊に守ってもらうんだね。」
「・・・なんてできると思う?」
「だよね」
「当たり前だろマルガレーテ、悪いものを遠ざけるっていうのはやっぱり限度がある。人は生きている以上不幸な事が無いわけがない。お守りを買ったから入試に受かるとか、買わないから落ちるとか言い出したら受験生全員お守りを買うに決まっているだろ?でも落ちる奴は落ちるんだ」
「ヨハンはお守り2つ持っていて試験落ちたもんね」
「・・・・・・・・無病息災を祈ったってインフルエンザになるんだ。だからこそ悪い物を遠ざける方法っていうのは危険な事を極力避ける事だと思うよ。」
「そうなるか・・・」
「まぁ、不幸の定義も人それぞれだから同じ体験をしていても『うわ~俺めっちゃ運悪いわ』という人と『まぁ生きているから幸せ』っていう人もいるし、この世には『引きがいい』っていう人もいるから個人差あるよね!って話だけどね。」
「つまり悪い事から身を守るには?」
「『危ない事を避ける』『ポジティブにとらえる』」
「悪霊を遠ざけるには?」
「『悪霊より強くなる』というより悪霊という概念を取っ払った方が良いのでは」
(ためにならない解説)
悪霊と仲良くなって悪霊を払うというのは本当にある世界の風習らしいです。
悪霊に悪霊を払ってもらうシステムだと思います。初手で仲良くなれなかったら大問題ですが(笑)
前回の鬼の話の補足を少しすると
「魔目」とググると「邪視(じゃし)」とウィキペディアさんが出して下さいます。
「邪視」というのは南方熊楠さんが訳したらしいです。生物学者のイメージが強いお方ですがネーミングが中二病っぽくて恰好良さげですね。いつか邪視についても書けたらいいですね(小並感)
豆を投げる理由として
「鬼の目を豆を投げて潰したから」というのも出てきましたが『魔目の後付け話感が凄い』ので軽ーくカットしております。鬼にも目潰しって効くんですね。目潰しは対人間にも効くので人間と鬼は生体上あまり違いはないのかもしれませんね。鬼は首を切られても歩いていそうですが、例を出すと酒呑童子等はそんな事はないみたいなので、無敵ではないんでしょうね。へぇ~
今年最後の二十四節気
冬至ですね。もうこんな季節なのか早い。
冬至といえば柚子風呂ですよね。二十四節気と言う位なのでまだまだありますので興味がある方は調べてみてくださいね。
よろしければお気に入り登録宜しくお願い致します。原動力なので・・・!m(_ _m)
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どうも、作者のペラダンです。多少ガバッっている箇所があるとは思いますが温かい目で見てくださると光栄です。いつかガバがない文章を作りたいものです。
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