悪役令息の取り巻きに転生した俺乙

花村 ネズリ

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第4章

揺れた赤髪

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そうだ


守ると誓ったのに


側にいると約束したのに



俺は




俺って、




最低ーー






ドカッーーーーー





突然
目の前で起きた事に頭が追いつかなくて


「グァッー」

「ふ、ファイ様ッ!?」


気づけば、机を巻き込んで倒れるその1くんと、
驚いたように、その1くんに駆け寄るルーの姿。




赤い髪が、フワリと揺れた



「何も分かってねえ奴がっ!
ーーエルを語るんじゃねえ!!!」




「‥ぱ、パール、くん?」



な、なにが、起きて

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