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第1章 日常編
湯けむりと下っ端
しおりを挟むまずは、汚い身体を洗い流そう。
シャワーを手に、俺は全身を洗う。
なんだか視線を感じるが無視だ無視
頭、顔、身体‥
うむ、生臭い匂いは消え、シャンプーの良い香り。
あとは、風呂に浸かって‥
いや、今日はやめておこう。
そう思い、ソッと扉へと向かう
「どこ行くんだあ?サーールーー」
「の、逆上せたし出ようかなって」
「まあ、つかれや」
いや逆上せたって言ったよねえええ
鬼畜かよ!どんだけ鬼畜なの!?
「ぼ、ボスのお邪魔になりやすし」
「いいから浸かれ」
「は、はーい‥」
そんな睨まないでよッ
俺っちガクブルだよ!!
チャプンと足から湯船に浸かる
うわい、あったかい‥
端っこで、ぬくぬくしていると、
不服そうなボスが口を開いた。
「‥もっと、こっちに来い」
「え、いや俺はここで」
「さっさとしろ」
「‥イエッサー」
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