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修行編(瑠璃丸&京一郎) 2
幸せを、知る
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瑠璃丸の、情欲に揺れる瞳とか。
それに映る、熱に浮かされた自分とか。
こんなこと、が、自分と瑠璃丸に起こるなんて。
思ってなかった、から。
恥ずかしくてたまらない。
隠れたくなるこんな状況なのに。
嬉しい気持ちが、上回ってしまう。
瑠璃丸が、こんな私に、興奮してるとか。
私の方が、どうにかなりそうで。
もう、どうにかなっていて。
「ルリ、ルリ、ちゅぅして」
もっともっとと、子どもみたいにネダッテシマウ。
隠さず、素直に、欲しいことを口に出来る。
もっと、触って。
もっと、触って。
瑠璃丸にも、触らせて。
引き寄せてくれた琉璃丸を、ギュッと抱きしめて。
唇が合わさったとき。
膨張限界に震えている私自身を。
その、瑠璃丸の、割れたお腹に。
グリグリと、無意識に押し付けてしまっていて。
「アっ、アッ、キャアアァアアーっ」
突然の、強烈な刺激に。
背中が弓なりにしなり。
ビクビクと、体中が痙攣して止まらない。
先端から溢れた汁が。
ボトボトと琉璃丸の身体を汚していく。
「・・・だい、じょーぶ?」
後ろ向きに倒れそうになる私を。
瑠璃丸が咄嗟に腰に手を回し支える
「あ、あっ、んぁッ、ハ、ぁッ・・・」
痙攣も、噴射も、止まらなくて。
頭の中が、真っ白で。
心臓の音が、頭の中いっぱいに鳴り響く。
嬌声も止められず。
開いたままの口から唾液が流れ出ても。
綴じる力さえ、自由に出来ない。
瑠璃丸に身体を預けたまま。
とにかく、息をすることもままならない状況で。
果ててしまう。
気遣うように、琉璃丸は。
体を起こそうとしてくれて。
「や、あんっ」
腰から背中に、移動した指にさえ。
過敏に身体が反応する。
「きょお、ちゃん?」
瑠璃丸の、息が熱い。
名前を呼ぶ声が、いつもと違う
首筋にかかる息を頼りに。
なんとか視線を動かす。
「・・・瑠璃、丸、押し付けて、イってごめん」
くたりと、その肩に寄りかかりながら。
視線が、全然定まらない。
瑠璃丸を見たいのに、フワフワとその先が流れてしまう。
「せっかく、気遣ってくれたのに」
意識も、なんだか心地良くて。
ふにゃりと、自然に笑ってしまう。
謝りたいのに、嬉しくて笑ってしまう。
「・・・京ちゃんには、かなわんわ」
私を片腕で支えなおし。
自分の身体に飛び散った精液を指で掬い、舐める姿に。
興奮して、しまう。
あぁ、どうしよう、どうしよう。
「ん?」
息が整って。
ちゃんと考えれるようになったはずなのに。
瑠璃丸と目があっただけで。
心臓の鼓動が、一気に早まる。
興奮は、全然収まらない。
「どうしよう、琉璃丸」
「どうしたん?」
「わ、私を、もっと、食べて欲しィ」
痛いとか、もう、我慢できる。
そんなの、今の瑠璃丸が見れるなら。
全然、耐えてみせるから。
「腰、立てへんくらいイってるのに、無茶いぅたらあかんで」
優しく諭されても、嬉しくない。
私に、興奮してる琉璃丸を、もっと見せてほしい。
瑠璃丸のその瞳を、もっと見たい。
「で、も」
「明日も、明後日も。
ずーと食べさせてくれるんやろ?」
「ずっと、食べて、くれるのか?」
こんなふうに。
瑠璃丸も、興奮してくれるのか?
私だけじゃなくて、琉璃丸も。
「当たり前やろ。
オレは、京ちゃんしか喰わへんよ」
力が入らない腕をとられ。
手の甲に、キスを落とされる。
「京ちゃん、大好きやで」
あぁ、なんて。
幸せなんだろう。
ほっとして、意識を手放していた。
それに映る、熱に浮かされた自分とか。
こんなこと、が、自分と瑠璃丸に起こるなんて。
思ってなかった、から。
恥ずかしくてたまらない。
隠れたくなるこんな状況なのに。
嬉しい気持ちが、上回ってしまう。
瑠璃丸が、こんな私に、興奮してるとか。
私の方が、どうにかなりそうで。
もう、どうにかなっていて。
「ルリ、ルリ、ちゅぅして」
もっともっとと、子どもみたいにネダッテシマウ。
隠さず、素直に、欲しいことを口に出来る。
もっと、触って。
もっと、触って。
瑠璃丸にも、触らせて。
引き寄せてくれた琉璃丸を、ギュッと抱きしめて。
唇が合わさったとき。
膨張限界に震えている私自身を。
その、瑠璃丸の、割れたお腹に。
グリグリと、無意識に押し付けてしまっていて。
「アっ、アッ、キャアアァアアーっ」
突然の、強烈な刺激に。
背中が弓なりにしなり。
ビクビクと、体中が痙攣して止まらない。
先端から溢れた汁が。
ボトボトと琉璃丸の身体を汚していく。
「・・・だい、じょーぶ?」
後ろ向きに倒れそうになる私を。
瑠璃丸が咄嗟に腰に手を回し支える
「あ、あっ、んぁッ、ハ、ぁッ・・・」
痙攣も、噴射も、止まらなくて。
頭の中が、真っ白で。
心臓の音が、頭の中いっぱいに鳴り響く。
嬌声も止められず。
開いたままの口から唾液が流れ出ても。
綴じる力さえ、自由に出来ない。
瑠璃丸に身体を預けたまま。
とにかく、息をすることもままならない状況で。
果ててしまう。
気遣うように、琉璃丸は。
体を起こそうとしてくれて。
「や、あんっ」
腰から背中に、移動した指にさえ。
過敏に身体が反応する。
「きょお、ちゃん?」
瑠璃丸の、息が熱い。
名前を呼ぶ声が、いつもと違う
首筋にかかる息を頼りに。
なんとか視線を動かす。
「・・・瑠璃、丸、押し付けて、イってごめん」
くたりと、その肩に寄りかかりながら。
視線が、全然定まらない。
瑠璃丸を見たいのに、フワフワとその先が流れてしまう。
「せっかく、気遣ってくれたのに」
意識も、なんだか心地良くて。
ふにゃりと、自然に笑ってしまう。
謝りたいのに、嬉しくて笑ってしまう。
「・・・京ちゃんには、かなわんわ」
私を片腕で支えなおし。
自分の身体に飛び散った精液を指で掬い、舐める姿に。
興奮して、しまう。
あぁ、どうしよう、どうしよう。
「ん?」
息が整って。
ちゃんと考えれるようになったはずなのに。
瑠璃丸と目があっただけで。
心臓の鼓動が、一気に早まる。
興奮は、全然収まらない。
「どうしよう、琉璃丸」
「どうしたん?」
「わ、私を、もっと、食べて欲しィ」
痛いとか、もう、我慢できる。
そんなの、今の瑠璃丸が見れるなら。
全然、耐えてみせるから。
「腰、立てへんくらいイってるのに、無茶いぅたらあかんで」
優しく諭されても、嬉しくない。
私に、興奮してる琉璃丸を、もっと見せてほしい。
瑠璃丸のその瞳を、もっと見たい。
「で、も」
「明日も、明後日も。
ずーと食べさせてくれるんやろ?」
「ずっと、食べて、くれるのか?」
こんなふうに。
瑠璃丸も、興奮してくれるのか?
私だけじゃなくて、琉璃丸も。
「当たり前やろ。
オレは、京ちゃんしか喰わへんよ」
力が入らない腕をとられ。
手の甲に、キスを落とされる。
「京ちゃん、大好きやで」
あぁ、なんて。
幸せなんだろう。
ほっとして、意識を手放していた。
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