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前日譚(黒曜&雅)
折れた心1
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もう、やだって!
必死に目に力を込める。
もう、マジで、降参だから。
二度と、逆らわないから。
「ついでだ」
無情にも、主様の言葉は続行を告げていた。
それを合図に。
体中に巻きついた枝に次々と葉が生えてくる。
さわさわと、身体にこすれる若葉の柔らかさと。
ギザギザの葉にこすられる小さな痛み。
締め付けては緩める、枝や幹の動き。
何を、目的にしたものなのか。
むずがゆい刺激に。
止めてくれと、もごもごと訴えるけど無視。
口ん中にたまった涎を呑み込む。
そのわずかな動き。
いつもなら、全然気にもしない動きだったのに。
首筋を伝っていた枝の葉に、耳の後ろをくすぐられて体が跳ねた。
命の危険、恐怖を感じ。
さっきまで縮こまっていた俺の竿が。
不用意なその刺激に、反応しはじめる。
怖くて、たまらないのに。
それ以上に、枝が、葉が。
首筋や、耳の後ろ、脇腹とか。
胸とか、膝の裏とか、いろんなところ。
俺がビクビクと反応せずにはいられない、弱いところを見つけては。
しつこい位に念入りに、攻める場所を増やしてくる。
それを、無表情に主様に見られて。
恥ずかしさに、顔も身体も熱くなる。
逃げ出したい。
こんな、の、もう、やだっ
なんで、俺、感じてんだよっ
こんな、状態で、と、自分を責めるのも限界があった。
体中の性感帯を引っかき回されて。
じわじわと追い上げられて。
こんなの、耐えられるわけ無い。
体中が、頭ン中が、おかしくなる。
散々感じるだけ感じさせといて、この木は酷い。
俺が耐え切れずに、むしろ触れてほしいとこ。
どうしようもなくなってるとこ。
その周りには刺激をよこすくせに。
肝心の竿にも玉にも、全然触れてこない。
狂っちまう。
自分では、得たことがない快感。
こんなの、木に与えられて、感じてる、とか。
人間として、ヤバ過ぎだろう。
「もうそろそろか?」
主様の淡々と告げた言葉に。
身体が更に吊り上げられ。
手が天井に横たわる梁につき、そのまま固定されても。
身体を締め付けてくる枝も幹も。
風もないのに揺れ続ける葉も。
動きを、止めてくれない。
吊り上げられた状態で。
俺は与えられる刺激に身体を震わせるしかない。
その冷たい、主様の目の前で。
身体が、恐怖じゃなく。
快感でどうしようもなくびくつくのを止められない。
必死に目に力を込める。
もう、マジで、降参だから。
二度と、逆らわないから。
「ついでだ」
無情にも、主様の言葉は続行を告げていた。
それを合図に。
体中に巻きついた枝に次々と葉が生えてくる。
さわさわと、身体にこすれる若葉の柔らかさと。
ギザギザの葉にこすられる小さな痛み。
締め付けては緩める、枝や幹の動き。
何を、目的にしたものなのか。
むずがゆい刺激に。
止めてくれと、もごもごと訴えるけど無視。
口ん中にたまった涎を呑み込む。
そのわずかな動き。
いつもなら、全然気にもしない動きだったのに。
首筋を伝っていた枝の葉に、耳の後ろをくすぐられて体が跳ねた。
命の危険、恐怖を感じ。
さっきまで縮こまっていた俺の竿が。
不用意なその刺激に、反応しはじめる。
怖くて、たまらないのに。
それ以上に、枝が、葉が。
首筋や、耳の後ろ、脇腹とか。
胸とか、膝の裏とか、いろんなところ。
俺がビクビクと反応せずにはいられない、弱いところを見つけては。
しつこい位に念入りに、攻める場所を増やしてくる。
それを、無表情に主様に見られて。
恥ずかしさに、顔も身体も熱くなる。
逃げ出したい。
こんな、の、もう、やだっ
なんで、俺、感じてんだよっ
こんな、状態で、と、自分を責めるのも限界があった。
体中の性感帯を引っかき回されて。
じわじわと追い上げられて。
こんなの、耐えられるわけ無い。
体中が、頭ン中が、おかしくなる。
散々感じるだけ感じさせといて、この木は酷い。
俺が耐え切れずに、むしろ触れてほしいとこ。
どうしようもなくなってるとこ。
その周りには刺激をよこすくせに。
肝心の竿にも玉にも、全然触れてこない。
狂っちまう。
自分では、得たことがない快感。
こんなの、木に与えられて、感じてる、とか。
人間として、ヤバ過ぎだろう。
「もうそろそろか?」
主様の淡々と告げた言葉に。
身体が更に吊り上げられ。
手が天井に横たわる梁につき、そのまま固定されても。
身体を締め付けてくる枝も幹も。
風もないのに揺れ続ける葉も。
動きを、止めてくれない。
吊り上げられた状態で。
俺は与えられる刺激に身体を震わせるしかない。
その冷たい、主様の目の前で。
身体が、恐怖じゃなく。
快感でどうしようもなくびくつくのを止められない。
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