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弥勒過去編(瑛二&白銀)
ごっくん 1
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「瑛二、大丈夫か?」
黙ってしまった瑛二を、僕は部屋まで運び。
座椅子にそっと降ろした。
「・・・あ、あぁ」
本当、だろうか?
我慢しているだけじゃないのか??
汚れた服を脱がしたいが・・・
今の僕は、瑛二に返事をされただけでも嬉しくて。
無視されず、見てもらっているだけで目が潤む。
もし、脱がしたら。
僕は、食べたいのを我慢できるだろうか。
「待っていなくて、悪かった。
瑛二が負傷したと聞いて・・・あいつらを許可なく脅してしまった」
瑛二の顔を正面から見る勇気はなく。
真横に座り、頭を下げる。
「いや、今回は、俺が気を逸らしたのがげんい・・・」
「瑛二!
例えそれが原因だったとしても、当主を傷つけられることは弥勒家では許しがたいことだ」
しかも、この傷の数・・・
何体相手にしようと、当主を死守し、鬼を斬り捨ててこその弥勒家。
瑛二を守りきれずに、自分は無傷で帰還するなんて・・・今更ながら、多少痛めるべきだったかと悔やむ。
「・・・あ”~っ
俺、カッコわりぃっ」
瑛二は、頭を掻いて俯いたまま顔を上げない。
カッコ悪いなんて・・・僕は思わないけどな。
「俺、結局、白銀に甘えてたんだ。
仕事中も、集中力欠いてこのザマだし」
瑛二の手が、僕の頭に触れる。
久しぶりに、触れられて、つい抱きつきたくなる衝動を堪える
「心配かけて、ごめんな。
後は自分でするから、白銀も休め」
黙ってしまった瑛二を、僕は部屋まで運び。
座椅子にそっと降ろした。
「・・・あ、あぁ」
本当、だろうか?
我慢しているだけじゃないのか??
汚れた服を脱がしたいが・・・
今の僕は、瑛二に返事をされただけでも嬉しくて。
無視されず、見てもらっているだけで目が潤む。
もし、脱がしたら。
僕は、食べたいのを我慢できるだろうか。
「待っていなくて、悪かった。
瑛二が負傷したと聞いて・・・あいつらを許可なく脅してしまった」
瑛二の顔を正面から見る勇気はなく。
真横に座り、頭を下げる。
「いや、今回は、俺が気を逸らしたのがげんい・・・」
「瑛二!
例えそれが原因だったとしても、当主を傷つけられることは弥勒家では許しがたいことだ」
しかも、この傷の数・・・
何体相手にしようと、当主を死守し、鬼を斬り捨ててこその弥勒家。
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「・・・あ”~っ
俺、カッコわりぃっ」
瑛二は、頭を掻いて俯いたまま顔を上げない。
カッコ悪いなんて・・・僕は思わないけどな。
「俺、結局、白銀に甘えてたんだ。
仕事中も、集中力欠いてこのザマだし」
瑛二の手が、僕の頭に触れる。
久しぶりに、触れられて、つい抱きつきたくなる衝動を堪える
「心配かけて、ごめんな。
後は自分でするから、白銀も休め」
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