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いくら俺がαの危険性について繰り返し説明しても、βの中でどっぷり暮らしてきた三枝にはピンと来ないらしい。
桂木の言葉をそのまま鵜呑みにして、「友達やし大丈夫やで?」と俺が心配しすぎなんだと笑っている。
αは、格付けフェロモンで相手を打ちのめすことも出来るんだぞ?
桂木は、調べさせたらそこそこ優秀な部類に入るαの血筋だった。
性格も問題ないし、無茶も今のところ三枝にしてこようとしていない。
たが、それがこれから先の保証とはならない。
三枝は、αとβの同性だから二次元では有り得ても現実には無理だと決めてかかっている。
萩野もその同性のαなんだぞ?
萩野に見とれている姿を見ていると、桂木が三枝にドキドキさせるくらいの何かをしたら、無理じゃなくなりそうに見える。
ころっと、惚れてしまいそうだ。
「はぁ~、めっちゃ格好えぇ・・・王子様みたいやぁ」
「ありがとうございます、三枝様」
三枝、三枝っ
うっかり心の声が漏れてるぞ。
萩野も面白がって優しい笑顔を見せるな!
俺の友達だぞっ
桂木の言葉をそのまま鵜呑みにして、「友達やし大丈夫やで?」と俺が心配しすぎなんだと笑っている。
αは、格付けフェロモンで相手を打ちのめすことも出来るんだぞ?
桂木は、調べさせたらそこそこ優秀な部類に入るαの血筋だった。
性格も問題ないし、無茶も今のところ三枝にしてこようとしていない。
たが、それがこれから先の保証とはならない。
三枝は、αとβの同性だから二次元では有り得ても現実には無理だと決めてかかっている。
萩野もその同性のαなんだぞ?
萩野に見とれている姿を見ていると、桂木が三枝にドキドキさせるくらいの何かをしたら、無理じゃなくなりそうに見える。
ころっと、惚れてしまいそうだ。
「はぁ~、めっちゃ格好えぇ・・・王子様みたいやぁ」
「ありがとうございます、三枝様」
三枝、三枝っ
うっかり心の声が漏れてるぞ。
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俺の友達だぞっ
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