379 / 911
14 修学旅行 side 倭人
26
しおりを挟む
「倭人さんっ
人前なんだから!」
「うん、だから手にした」
二人に見られて照れたカナが、外灯の下でもはっきりわかるくらい顔を赤くしてる。
「こんな人が集まってるところでするな!」って、ぷりぷり怒るけど・・・カナは、俺にキスをしたくならないの?
本当は、カナを抱き締めて、俺のフェロモンで隙間なく囲んで、唇にもうなじにもいっぱいキスをしたい。
いや、もう、一日ずっとカナにフェロモンをつけれなかったからさ。
カナが俺のものだって、いつもよりもっと感じたい。
二人きりに早くなりない。
服を脱がして、身体中にキスしたい。
うなじを噛みながら、腰を引き寄せてカナの中に・・・
怒っているカナが、俺の腕の中ではどんな顔で啼くのか思い出してしまい。
どろどろ、どろどろ、マグマのように熱い気持ちが腹の底から吹き出てくる。
ヤバイ、と我に返るのと。
目の前のカナの膝が崩れるのは同時だった。
とっさに腕を伸ばし抱き寄せたら、カナの熱をたっぷり含んでとろりと蕩けた瞳と目が合う。
恨んでるような。
誘ってるような。
俺を責めて、でも、責めきれずに甘えている発情した瞳は最強に魅力的。
こんな姿を誰にも見せたくないっ
所有フェロモンが爆発しそうになって、慌てて目を閉じた。
人前なんだから!」
「うん、だから手にした」
二人に見られて照れたカナが、外灯の下でもはっきりわかるくらい顔を赤くしてる。
「こんな人が集まってるところでするな!」って、ぷりぷり怒るけど・・・カナは、俺にキスをしたくならないの?
本当は、カナを抱き締めて、俺のフェロモンで隙間なく囲んで、唇にもうなじにもいっぱいキスをしたい。
いや、もう、一日ずっとカナにフェロモンをつけれなかったからさ。
カナが俺のものだって、いつもよりもっと感じたい。
二人きりに早くなりない。
服を脱がして、身体中にキスしたい。
うなじを噛みながら、腰を引き寄せてカナの中に・・・
怒っているカナが、俺の腕の中ではどんな顔で啼くのか思い出してしまい。
どろどろ、どろどろ、マグマのように熱い気持ちが腹の底から吹き出てくる。
ヤバイ、と我に返るのと。
目の前のカナの膝が崩れるのは同時だった。
とっさに腕を伸ばし抱き寄せたら、カナの熱をたっぷり含んでとろりと蕩けた瞳と目が合う。
恨んでるような。
誘ってるような。
俺を責めて、でも、責めきれずに甘えている発情した瞳は最強に魅力的。
こんな姿を誰にも見せたくないっ
所有フェロモンが爆発しそうになって、慌てて目を閉じた。
1
お気に入りに追加
1,441
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染から離れたい。
June
BL
隣に立つのは運命の番なんだ。
βの谷口優希にはαである幼馴染の伊賀崎朔がいる。だが、ある日の出来事をきっかけに、幼馴染以上に大切な存在だったのだと気づいてしまう。
番外編 伊賀崎朔視点もあります。
(12月:改正版)
読んでくださった読者の皆様、たくさんの❤️ありがとうございます😭
1/27 1000❤️ありがとうございます😭

僕の番
結城れい
BL
白石湊(しらいし みなと)は、大学生のΩだ。αの番がいて同棲までしている。最近湊は、番である森颯真(もり そうま)の衣服を集めることがやめられない。気づかれないように少しずつ集めていくが――
※他サイトにも掲載


【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。



欠陥αは運命を追う
豆ちよこ
BL
「宗次さんから番の匂いがします」
従兄弟の番からそう言われたアルファの宝条宗次は、全く心当たりの無いその言葉に微かな期待を抱く。忘れ去られた記憶の中に、自分の求める運命の人がいるかもしれないーー。
けれどその匂いは日に日に薄れていく。早く探し出さないと二度と会えなくなってしまう。匂いが消える時…それは、番の命が尽きる時。
※自己解釈・自己設定有り
※R指定はほぼ無し
※アルファ(攻め)視点

偽物の運命〜αの幼馴染はβの俺を愛しすぎている〜
白兪
BL
楠涼夜はカッコよくて、優しくて、明るくて、みんなの人気者だ。
しかし、1つだけ欠点がある。
彼は何故か俺、中町幹斗のことを運命の番だと思い込んでいる。
俺は平々凡々なベータであり、決して運命なんて言葉は似合わない存在であるのに。
彼に何度言い聞かせても全く信じてもらえず、ずっと俺を運命の番のように扱ってくる。
どうしたら誤解は解けるんだ…?
シリアス回も終盤はありそうですが、基本的にいちゃついてるだけのハッピーな作品になりそうです。
書き慣れてはいませんが、ヤンデレ要素を頑張って取り入れたいと思っているので、温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる