ヘタレαにつかまりまして 2

三日月

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11 修学旅行 side 渡

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よぅわからんなぁ。

一年生で同じクラスになったとき、笹部君が止めるまで授業中に怒鳴りあったりしてたやん?
体育ん時は、なんや気付いたら二人で競いあって授業が応援合戦になってたん見てるもん。

二年になったら、授業中も静かやし、一番やりおぅてた体育も、先生が毎回最後に競泳の時間作ったりして脱線せんようにはなったけどな。
かといって、二人が仲良う喋ってんのは見かけへん。

幼馴染みのみこちゃんに番が出来たけど、柴田君、芝浦君に任せるのがよっぽど心配なんかなぁ。
柴田君って、幼馴染みっていうか・・・


「柴田君、みこちゃんの幼馴染みよりお兄ちゃんって感じやもんなぁ。
芝浦君には、まだ任せられへんって、ついつい構いにいくんかな?
嫌いやったら、無視したらえぇ話やもんな」


おっ、なんか自分で言うててしっくりくるわ。
柴田君、同い年やけど、落ち着いてるし年上っぽいもん。
背もスラッてしてて、綺麗に日に焼けたみたいな褐色の肌してるけど元気な夏のイメージは全然ないねん。
ブロンズの肌色が落ち着いて見える。
キリリッて、鋭い目元とかも大人っぽい雰囲気が出てるもんな。
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