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7 告白
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「それが、Ωじゃねぇの!」
竹居はニヤリと笑い三枝を促す。
目があった三枝は、黙って頷きボソボソ答えた。
「あ、αの男子やねん・・・」
ブハッと、三枝の隣で今まで面白がって眺めていた笹部がほうじ茶を見事に吹き出し噎せた。
うわ、汚いっ
三枝もビックリして笹部の背中をさすり、机上の雑巾で拭いたりとそちらに気が逸れる。
俺も飲んでいたら危なかったな。
まさか、バース性がαとは・・・
男同士でしかもαからβなんて、予想も出来ない組み合わせだ。
憧れ程度なら、βがαにというパターンはあるが、その逆。
しかも、相手が三枝・・・そのα男子は、なぜわざわざ人目がつく場所で告白までしたんだ?
だが・・・
「良かったじゃないか、三枝」
確か、三枝が読んでいる恋愛小説で結ばれないはずの組み合わせが流行っているんだろう?
その当事者になるなんて、熱心な三枝なら望ん・・・ではなかったらしい。
三枝から、信じられないものを見るような、限界ギリギリまで見開いた瞳を向けられてしまった。
竹居はニヤリと笑い三枝を促す。
目があった三枝は、黙って頷きボソボソ答えた。
「あ、αの男子やねん・・・」
ブハッと、三枝の隣で今まで面白がって眺めていた笹部がほうじ茶を見事に吹き出し噎せた。
うわ、汚いっ
三枝もビックリして笹部の背中をさすり、机上の雑巾で拭いたりとそちらに気が逸れる。
俺も飲んでいたら危なかったな。
まさか、バース性がαとは・・・
男同士でしかもαからβなんて、予想も出来ない組み合わせだ。
憧れ程度なら、βがαにというパターンはあるが、その逆。
しかも、相手が三枝・・・そのα男子は、なぜわざわざ人目がつく場所で告白までしたんだ?
だが・・・
「良かったじゃないか、三枝」
確か、三枝が読んでいる恋愛小説で結ばれないはずの組み合わせが流行っているんだろう?
その当事者になるなんて、熱心な三枝なら望ん・・・ではなかったらしい。
三枝から、信じられないものを見るような、限界ギリギリまで見開いた瞳を向けられてしまった。
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