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6 風邪
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だが、イヤだ、なんて俺が言うわけないだろう。
この場で頷くだけで、ヤマが踏みとどまっている際から一足飛びに発情するのがわかる。
しかも、散々待たせた後での踏み込みがいつもより激しくなることは目に見えていて。
自分の身体が、ヤマの暴力的な発情に晒されてしまうギリギリの際にいる。
そう実感しただけで、先ほど二回もイッタのにジン・・・と自分の下半身がヤマにあてられ熱くなってくる。
今から飛び込む、マグマのようなヤマの熱を覗き見し、躊躇なんてするがわけない。
大切にしようとしてくれるのは、嬉しいが。
触れずに愛でられるより、求められる方が嬉しい。
「抱き潰して、まだ俺にどれだけ足りてないかヤマが教えて」
自分の跡が散らばる胸に、乱れた寝間着の上から頬を擦り寄せ甘えてねだる。
俺が自分の思い通りに意識が保てたのは、ここまでだった。
ヤマの顔をもう一度確かめようとした視界が、グラッと傾き。
ギシッと、丈夫で強固なベットが軋むくらいに押さえつけられ・・・自分を見下ろすヤマから、身が沈みそうになる支配フェロモンを浴びせられる。
四方八方から、「俺のものだ」とベタベタ遠慮なしに這いずり回るヤマのフェロモン。
身体だけじゃなく、頭の中まで入ってくるヤマのフェロモンに俺を明け渡して譲ってしまう。
開かされた口が、ヤマに塞がれ、舌に暴かれて。
もう、何も、考えられず。
何一つ、自分の意思では動かせない不自由さに啼くことしか許されなかった。
この場で頷くだけで、ヤマが踏みとどまっている際から一足飛びに発情するのがわかる。
しかも、散々待たせた後での踏み込みがいつもより激しくなることは目に見えていて。
自分の身体が、ヤマの暴力的な発情に晒されてしまうギリギリの際にいる。
そう実感しただけで、先ほど二回もイッタのにジン・・・と自分の下半身がヤマにあてられ熱くなってくる。
今から飛び込む、マグマのようなヤマの熱を覗き見し、躊躇なんてするがわけない。
大切にしようとしてくれるのは、嬉しいが。
触れずに愛でられるより、求められる方が嬉しい。
「抱き潰して、まだ俺にどれだけ足りてないかヤマが教えて」
自分の跡が散らばる胸に、乱れた寝間着の上から頬を擦り寄せ甘えてねだる。
俺が自分の思い通りに意識が保てたのは、ここまでだった。
ヤマの顔をもう一度確かめようとした視界が、グラッと傾き。
ギシッと、丈夫で強固なベットが軋むくらいに押さえつけられ・・・自分を見下ろすヤマから、身が沈みそうになる支配フェロモンを浴びせられる。
四方八方から、「俺のものだ」とベタベタ遠慮なしに這いずり回るヤマのフェロモン。
身体だけじゃなく、頭の中まで入ってくるヤマのフェロモンに俺を明け渡して譲ってしまう。
開かされた口が、ヤマに塞がれ、舌に暴かれて。
もう、何も、考えられず。
何一つ、自分の意思では動かせない不自由さに啼くことしか許されなかった。
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