ヘタレαにつかまりまして 2

三日月

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わずかに目線をあげれば、あのフェロモンレイプに陥った時。
萩野に止められ、舐めることが出来ずにいた場所が見えた。

ブワワッッ

あのとき得てしまった興奮を思い出し、顔が火照り、ゾクゾク背筋が震える。
意識を失ったヤマの身体があまりに魅力的で。
汗に濡れて火照った肌から漂う色気に目が離せなくなって。

見ているだけでは、耐えきれなくて。


「・・・あぁ」


思わず漏れた吐息に、目隠しをされたヤマが反応しビクッと身体を震わせたが。
もう、そこに気を配れる余裕が俺には残っていなかった。

俺と同じ器官のはずなのに、胸にペイントしたような凹凸が殆どない乳首。
米粒よりも小さなそこを、早く舌で舐めてみたい。
口に含んで、吸い付きたい。
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