49 / 911
2 進路
16
しおりを挟む
あの場で「意味が違います」と俺が否定すればするほど、信じてもらえず。
俺の目がこんなに腫れているのも充血しているのも、帰宅してから今までヤマに可愛がられていたんだなと。
陽太さんには、生暖かい目で「ほどほどにしろよ」と言われ。
遥馬さんには、アワアワされてしまった・・・
ヤマも誤解されているのはわかっている筈なのに、否定しようとしないし。
俺が勝手に泣いたんですっと力説してる横で、ニコニコ微笑んでるだけだった。
一度、その、ヤマの体力についていけなくて朝食を辞退したとき。
陽太さんが、ヤマに加減を弁えろと注意をされたそうで。
そのあと遠慮するなと俺がいくら言っても、ヤマから暫く加減をされているのが解っていたんだ。
だからそれ以降は、いくらふらつこうが食事には出席するようにしていたのが今回は裏目に出たんだろうか・・・いや、ヤマだけに陽太さんが注意をするより、俺が一緒の方が言い方も優しくなるし。
うん、ヤマへの迷惑は誤解はされたけどマシだったはず・・・だよな?
俺の目がこんなに腫れているのも充血しているのも、帰宅してから今までヤマに可愛がられていたんだなと。
陽太さんには、生暖かい目で「ほどほどにしろよ」と言われ。
遥馬さんには、アワアワされてしまった・・・
ヤマも誤解されているのはわかっている筈なのに、否定しようとしないし。
俺が勝手に泣いたんですっと力説してる横で、ニコニコ微笑んでるだけだった。
一度、その、ヤマの体力についていけなくて朝食を辞退したとき。
陽太さんが、ヤマに加減を弁えろと注意をされたそうで。
そのあと遠慮するなと俺がいくら言っても、ヤマから暫く加減をされているのが解っていたんだ。
だからそれ以降は、いくらふらつこうが食事には出席するようにしていたのが今回は裏目に出たんだろうか・・・いや、ヤマだけに陽太さんが注意をするより、俺が一緒の方が言い方も優しくなるし。
うん、ヤマへの迷惑は誤解はされたけどマシだったはず・・・だよな?
1
お気に入りに追加
1,442
あなたにおすすめの小説

僕の番
結城れい
BL
白石湊(しらいし みなと)は、大学生のΩだ。αの番がいて同棲までしている。最近湊は、番である森颯真(もり そうま)の衣服を集めることがやめられない。気づかれないように少しずつ集めていくが――
※他サイトにも掲載


孕めないオメガでもいいですか?
月夜野レオン
BL
病院で子供を孕めない体といきなり診断された俺は、どうして良いのか判らず大好きな幼馴染の前から消える選択をした。不完全なオメガはお前に相応しくないから……
オメガバース作品です。

別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた
翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」
そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。
チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。

捨てられオメガの幸せは
ホロロン
BL
家族に愛されていると思っていたが実はそうではない事実を知ってもなお家族と仲良くしたいがためにずっと好きだった人と喧嘩別れしてしまった。
幸せになれると思ったのに…番になる前に捨てられて行き場をなくした時に会ったのは、あの大好きな彼だった。

陛下の前で婚約破棄!………でも実は……(笑)
ミクリ21
BL
陛下を祝う誕生パーティーにて。
僕の婚約者のセレンが、僕に婚約破棄だと言い出した。
隣には、婚約者の僕ではなく元平民少女のアイルがいる。
僕を断罪するセレンに、僕は涙を流す。
でも、実はこれには訳がある。
知らないのは、アイルだけ………。
さぁ、楽しい楽しい劇の始まりさ〜♪

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる