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番外編
お酒に御用心 26(完)
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疾風様は、僕達の反応を鼻で嗤って眺めてますが、否定も怒りもしませんでした。我々が長年に渡って身に染みた真実、ですからね。まぁ、これで雪さんも勘違いせず、これまで以上に疾風様への言動には注意を払ってくれることしょう・・・・気を抜いた視界の端に、疾風様の腕の中、自分を見ていない疾風様に向かってムッと顔をしかめた由良が入りました。
う、い、嫌な予感っ
「疾風ぇ、どぉこ見てるんれすかぁ!
お仕置きにカプしますよぉ~」
「んー?」
宣言された疾風様はのんびりと笑ってますが!僕達は、「カプ」の示す音から連想される行動に血の気が引きました!いち速く、風音が止めるために由良の身体に触れようとしましたが、疾風様に目で制され反射的に手を引っ込めてしまいました。
そんな攻防など頓着しない酔っ払いの由良は、疾風様の首を自分に引き寄せ口を大きく開けてうなじに遠慮無しでガブッ!歯形がクッキリつくくらい、顎に力をいれて強く噛んでますよぉっ
疾風様は噛まれながら笑ってますけど、けどぉ・・・自分達が、絶対に敵わない疾風様のうなじを、こうも易々と噛んでしまう由良に目眩を感じずにはいられません・・・爪先から指先まで震えが止まらず、吐き気も止まりません!
二人にとっては、じゃれあい、いや違いますね。疾風様にとっては、恐らく御自身がどれだけ由良を特別に想っているのか確認も出来て楽しんでるんでしょうけれど。
由良は凄いなぁ、なんて。感動してしまえた小さい頃とは違うんですよ!僕達の絶対強者疾風様が、Ω扱いなんて!疾風様の群れから出された身としては、別格の強さを誇る疾風様への無礼極まりない由良の行いがどうしても飲み込めません!疾風様の群れは、無秩序過ぎます!
「え、あれはヤベェんじゃ・・・」
「・・・まぁ、由良、だからな。
俺も、雪さんになら噛まれても良いですよ?」
「・・・アホッ」
嵐は、疾風と由良の関係をあっさり受け入れてしまえるんですね。しかも、それを踏襲しようとしてませんか?
前にも横にもイチャイチャバカップル。青嵐、風花、風音とそれぞれ目が合う。考えていることは同じようですね。
我々に、番を作れる日は来るんでしょうか・・・ねぇ。
う、い、嫌な予感っ
「疾風ぇ、どぉこ見てるんれすかぁ!
お仕置きにカプしますよぉ~」
「んー?」
宣言された疾風様はのんびりと笑ってますが!僕達は、「カプ」の示す音から連想される行動に血の気が引きました!いち速く、風音が止めるために由良の身体に触れようとしましたが、疾風様に目で制され反射的に手を引っ込めてしまいました。
そんな攻防など頓着しない酔っ払いの由良は、疾風様の首を自分に引き寄せ口を大きく開けてうなじに遠慮無しでガブッ!歯形がクッキリつくくらい、顎に力をいれて強く噛んでますよぉっ
疾風様は噛まれながら笑ってますけど、けどぉ・・・自分達が、絶対に敵わない疾風様のうなじを、こうも易々と噛んでしまう由良に目眩を感じずにはいられません・・・爪先から指先まで震えが止まらず、吐き気も止まりません!
二人にとっては、じゃれあい、いや違いますね。疾風様にとっては、恐らく御自身がどれだけ由良を特別に想っているのか確認も出来て楽しんでるんでしょうけれど。
由良は凄いなぁ、なんて。感動してしまえた小さい頃とは違うんですよ!僕達の絶対強者疾風様が、Ω扱いなんて!疾風様の群れから出された身としては、別格の強さを誇る疾風様への無礼極まりない由良の行いがどうしても飲み込めません!疾風様の群れは、無秩序過ぎます!
「え、あれはヤベェんじゃ・・・」
「・・・まぁ、由良、だからな。
俺も、雪さんになら噛まれても良いですよ?」
「・・・アホッ」
嵐は、疾風と由良の関係をあっさり受け入れてしまえるんですね。しかも、それを踏襲しようとしてませんか?
前にも横にもイチャイチャバカップル。青嵐、風花、風音とそれぞれ目が合う。考えていることは同じようですね。
我々に、番を作れる日は来るんでしょうか・・・ねぇ。
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