329 / 461
番外編
高嶺のΩちゃん 7(完)
しおりを挟む
最後の一人、三兄の嵐は22歳。大学を今年卒業して来春から大学院。勉強が好きで、俺の勉強もよく見てくれる。このまま大学教授になるつもりなんだって。
兄姉の中では唯一番相手がいて、マンションから離れて暮らしてる。番相手の雪さんは、名前の通り真っ白な肌と真っ白な髪の美人さん。Ωだけど、由良みたいに大きくてαっぽい。元々親父様の実家関係で働いていた人らしくて、俺にはあんまり詳しく話してくれないけど由良や青嵐と仲が良い。今は、ゆらファームで働いてるからかな?
いつかΩ同士で話が出来るくらい俺も大人になりたい。
嵐兄貴は、どちらかといえば由良似。俺も由良似なんだけど、嵐兄貴を知ってる人には「小さい頃の嵐ちゃんそっくり」と言われる。言われても微妙なんだけどね。だって兄弟だしさ、似てて当たり前じゃない?なんて答えて良いかわからないから、困るんだよなぁ。
嵐兄貴に似てるって言うならさ。ここからもっと身長伸びるのかな?俺、既に160cm越えたからなぁ。高いより低い方がΩはモテるらしいし 、そろそろ止まってくれて良いんだけど。
だってさ、四月から通う中学校には他の小学校から来る生徒もいるし。新しい出会い、素敵なαに期待したい!
どうか、高嶺のΩちゃんとばれずに過ごせますようにっ
あ"ーー、でも、αはα同士で格付けしあう習慣があるらしいし、俺の家族にすんなり入ってこれそうなαっているんだろうか。むしろ、βの方がそう言うの鈍感で行けるのか?そうすると、番にはなれないから、発情期は全部薬対応になんのか?
なんか、悩みが全然尽きそうにない12歳。親父様は、もうこの頃には由良と一緒に住んでたらしい。比べるような対象ではないけどさ。由良みたいに30過ぎてからやっと番相手と出会うとか、不安すぎて待ってられない。
兄姉の中では唯一番相手がいて、マンションから離れて暮らしてる。番相手の雪さんは、名前の通り真っ白な肌と真っ白な髪の美人さん。Ωだけど、由良みたいに大きくてαっぽい。元々親父様の実家関係で働いていた人らしくて、俺にはあんまり詳しく話してくれないけど由良や青嵐と仲が良い。今は、ゆらファームで働いてるからかな?
いつかΩ同士で話が出来るくらい俺も大人になりたい。
嵐兄貴は、どちらかといえば由良似。俺も由良似なんだけど、嵐兄貴を知ってる人には「小さい頃の嵐ちゃんそっくり」と言われる。言われても微妙なんだけどね。だって兄弟だしさ、似てて当たり前じゃない?なんて答えて良いかわからないから、困るんだよなぁ。
嵐兄貴に似てるって言うならさ。ここからもっと身長伸びるのかな?俺、既に160cm越えたからなぁ。高いより低い方がΩはモテるらしいし 、そろそろ止まってくれて良いんだけど。
だってさ、四月から通う中学校には他の小学校から来る生徒もいるし。新しい出会い、素敵なαに期待したい!
どうか、高嶺のΩちゃんとばれずに過ごせますようにっ
あ"ーー、でも、αはα同士で格付けしあう習慣があるらしいし、俺の家族にすんなり入ってこれそうなαっているんだろうか。むしろ、βの方がそう言うの鈍感で行けるのか?そうすると、番にはなれないから、発情期は全部薬対応になんのか?
なんか、悩みが全然尽きそうにない12歳。親父様は、もうこの頃には由良と一緒に住んでたらしい。比べるような対象ではないけどさ。由良みたいに30過ぎてからやっと番相手と出会うとか、不安すぎて待ってられない。
0
お気に入りに追加
709
あなたにおすすめの小説
エレベーターで一緒になった男の子がやけにモジモジしているので
こじらせた処女
BL
大学生になり、一人暮らしを始めた荒井は、今日も今日とて買い物を済ませて、下宿先のエレベーターを待っていた。そこに偶然居合わせた中学生になりたての男の子。やけにソワソワしていて、我慢しているというのは明白だった。
とてつもなく短いエレベーターの移動時間に繰り広げられる、激しいおしっこダンス。果たして彼は間に合うのだろうか…
【R18】孕まぬΩは皆の玩具【完結】
海林檎
BL
子宮はあるのに卵巣が存在しない。
発情期はあるのに妊娠ができない。
番を作ることさえ叶わない。
そんなΩとして生まれた少年の生活は
荒んだものでした。
親には疎まれ味方なんて居ない。
「子供できないとか発散にはちょうどいいじゃん」
少年達はそう言って玩具にしました。
誰も救えない
誰も救ってくれない
いっそ消えてしまった方が楽だ。
旧校舎の屋上に行った時に出会ったのは
「噂の玩具君だろ?」
陽キャの三年生でした。
僕が玩具になった理由
Me-ya
BL
🈲R指定🈯
「俺のペットにしてやるよ」
眞司は僕を見下ろしながらそう言った。
🈲R指定🔞
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨
ので、ここで新しく書き直します…。
(他の場所でも、1カ所書いていますが…)
目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
上手に啼いて
紺色橙
BL
■聡は10歳の初めての発情期の際、大輝に噛まれ番となった。それ以来関係を継続しているが、愛ではなく都合と情で続いている現状はそろそろ終わりが見えていた。
■注意*独自オメガバース設定。■『それは愛か本能か』と同じ世界設定です。関係は一切なし。
【R18】奴隷に堕ちた騎士
蒼い月
BL
気持ちはR25くらい。妖精族の騎士の美青年が①野盗に捕らえられて調教され②闇オークションにかけられて輪姦され③落札したご主人様に毎日めちゃくちゃに犯され④奴隷品評会で他の奴隷たちの特殊プレイを尻目に乱交し⑤縁あって一緒に自由の身になった両性具有の奴隷少年とよしよし百合セックスをしながらそっと暮らす話。9割は愛のないスケベですが、1割は救済用ラブ。サブヒロインは主人公とくっ付くまで大分可哀想な感じなので、地雷の気配を感じた方は読み飛ばしてください。
※主人公は9割突っ込まれてアンアン言わされる側ですが、終盤1割は突っ込む側なので、攻守逆転が苦手な方はご注意ください。
誤字報告は近況ボードにお願いします。無理やり何となくハピエンですが、不幸な方が抜けたり萌えたりする方は3章くらいまでをおススメします。
※無事に完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる