469 / 621
31 撮影の王子様
4
しおりを挟む
「お面じゃないとダメかもしれないとは思ったが......陽太さんから、あのお面で撮影には行くなって言われて、コレで行くよう指定されたんだ」
「だから、我慢して欲しい」と、清人様は優しく語りかけながら。
逃げようとした俺の手首を強引に掴んで、車の中に引っ張られてしまった。
陽太様、陽太様っ
サングラスだと似合いすぎて逆効果にっ
格好良さが割増で、心臓がキュゥーーーって締め付けられて痛いですよっっ
お屋敷にいらっしゃるであろう陽太様に、届かないって分かってるんだけど叫びたくなるよっ
陽太様は、清人様が自分のお子様だからわからないのかなぁ.....
サングラスで目が隠れちゃって、感情が読みにくくなった分。
いつもより、唇とか眉毛とかに目がいっちゃって。
なんでこんなにピタッとパーツが収まっていらっしゃるのか、感心しちゃうくらい完璧な配置とか、艶々してる唇とか.............はぁ~、大人の色気が苦しくなるくらい迫ってきますよっ
固まった俺に、身を屈めてシートベルトを着けてくださる清人様。
凄く、懐かしいシチュエーション。
懐かしいんだけど、あのときよりバクバク心臓が煩いですっ
端に寄って、清人様が身体を起こされるまで息を止めてたよっ
「だから、我慢して欲しい」と、清人様は優しく語りかけながら。
逃げようとした俺の手首を強引に掴んで、車の中に引っ張られてしまった。
陽太様、陽太様っ
サングラスだと似合いすぎて逆効果にっ
格好良さが割増で、心臓がキュゥーーーって締め付けられて痛いですよっっ
お屋敷にいらっしゃるであろう陽太様に、届かないって分かってるんだけど叫びたくなるよっ
陽太様は、清人様が自分のお子様だからわからないのかなぁ.....
サングラスで目が隠れちゃって、感情が読みにくくなった分。
いつもより、唇とか眉毛とかに目がいっちゃって。
なんでこんなにピタッとパーツが収まっていらっしゃるのか、感心しちゃうくらい完璧な配置とか、艶々してる唇とか.............はぁ~、大人の色気が苦しくなるくらい迫ってきますよっ
固まった俺に、身を屈めてシートベルトを着けてくださる清人様。
凄く、懐かしいシチュエーション。
懐かしいんだけど、あのときよりバクバク心臓が煩いですっ
端に寄って、清人様が身体を起こされるまで息を止めてたよっ
1
お気に入りに追加
887
あなたにおすすめの小説

別れようと彼氏に言ったら泣いて懇願された挙げ句めっちゃ尽くされた
翡翠飾
BL
「い、いやだ、いや……。捨てないでっ、お願いぃ……。な、何でも!何でもするっ!金なら出すしっ、えっと、あ、ぱ、パシリになるから!」
そう言って涙を流しながら足元にすがり付くαである彼氏、霜月慧弥。ノリで告白されノリで了承したこの付き合いに、βである榊原伊織は頃合いかと別れを切り出したが、慧弥は何故か未練があるらしい。
チャライケメンα(尽くし体質)×物静かβ(尽くされ体質)の話。


白銀の城の俺と僕
片海 鏡
BL
絶海の孤島。水の医神エンディリアムを祀る医療神殿ルエンカーナ。島全体が白銀の建物の集合体《神殿》によって形作られ、彼らの高度かつ不可思議な医療技術による治療を願う者達が日々海を渡ってやって来る。白銀の髪と紺色の目を持って生まれた子供は聖徒として神殿に召し上げられる。オメガの青年エンティーは不遇を受けながらも懸命に神殿で働いていた。ある出来事をきっかけに島を統治する皇族のαの青年シャングアと共に日々を過ごし始める。 *独自の設定ありのオメガバースです。恋愛ありきのエンティーとシャングアの成長物語です。下の話(セクハラ的なもの)は話しますが、性行為の様なものは一切ありません。マイペースな更新です。*

お世話したいαしか勝たん!
沙耶
BL
神崎斗真はオメガである。総合病院でオメガ科の医師として働くうちに、ヒートが悪化。次のヒートは抑制剤無しで迎えなさいと言われてしまった。
悩んでいるときに相談に乗ってくれたα、立花優翔が、「俺と一緒にヒートを過ごさない?」と言ってくれた…?
優しい彼に乗せられて一緒に過ごすことになったけど、彼はΩをお世話したい系αだった?!
※完結設定にしていますが、番外編を突如として投稿することがございます。ご了承ください。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる