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17 電話の王子様
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俺が口を開くより先に、清人様が『大丈夫』と強く低く声を響かせていた。
『だってね、ハル?
ハルが毎日決まった時間に、俺に電話したら良いんだから』
......えぇ???
『そうすれば、藤波が動くこともないだろう?』
軽く声を弾ませながら、楽しそうに話される清人様。
えっと、でも、それだと...あ、あ、あれ?
それって、陽太様が言われていたことと、違ってきませんか??
『こっちの時差は気にしないで?
ハルが電話しやすくて、ゆっくり話せるのは...寝る前かな?
あぁ、もちろん、ハルが時間を決めて電話を掛けてきてね?
俺は、ハルに強制できないからね』
に、兄ちゃーんっっ
清人様は、清人様は....清人様だよーーーーーっっ
『だってね、ハル?
ハルが毎日決まった時間に、俺に電話したら良いんだから』
......えぇ???
『そうすれば、藤波が動くこともないだろう?』
軽く声を弾ませながら、楽しそうに話される清人様。
えっと、でも、それだと...あ、あ、あれ?
それって、陽太様が言われていたことと、違ってきませんか??
『こっちの時差は気にしないで?
ハルが電話しやすくて、ゆっくり話せるのは...寝る前かな?
あぁ、もちろん、ハルが時間を決めて電話を掛けてきてね?
俺は、ハルに強制できないからね』
に、兄ちゃーんっっ
清人様は、清人様は....清人様だよーーーーーっっ
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