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17 電話の王子様
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『ハル....体調は大丈夫?』
何を話そうか、心の準備なんて全く出来てなかったから。
頭の中が真っ白になった俺に、清人様のちょっとくぐもった声が届いただけでドキッとしてしまった。
離れてそんなに時間は経っていないのに、どうして声を聞いただけでこんなに.....
すんと、鼻をすする音まで聞こえてきて、心臓が更にドキンッと跳ねる。
あ、れ、清人様.....泣いておられるんですか??
『離れていたら、ハルに何かあっても....何も出来ない。
早くハルに会いたいよ』
清人様の切ない吐息に、胸がドキドキ高鳴り。
顔も身体も熱くなってくる。
高性能なスピーカーから聞こえてくる清人様の声は。
その震えまで伝わり、背中までゾクゾクしちゃうくらいに凶悪な色気を纏って聞こえた。
何を話そうか、心の準備なんて全く出来てなかったから。
頭の中が真っ白になった俺に、清人様のちょっとくぐもった声が届いただけでドキッとしてしまった。
離れてそんなに時間は経っていないのに、どうして声を聞いただけでこんなに.....
すんと、鼻をすする音まで聞こえてきて、心臓が更にドキンッと跳ねる。
あ、れ、清人様.....泣いておられるんですか??
『離れていたら、ハルに何かあっても....何も出来ない。
早くハルに会いたいよ』
清人様の切ない吐息に、胸がドキドキ高鳴り。
顔も身体も熱くなってくる。
高性能なスピーカーから聞こえてくる清人様の声は。
その震えまで伝わり、背中までゾクゾクしちゃうくらいに凶悪な色気を纏って聞こえた。
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