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10 叱責の王子様
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「ここでは、悠長に話してられそうにないわね。
さっさと乗りなさい」
野次馬が増えてきた校門前。
遊園地のお姉さんがそう言っただけで、自動で後部座席のドアが開いた。
「断る」
考えたり躊躇う時間ゼロで、清人様はそれを拒否。
俺の握った手に力を込めて、キッパリ言い切られました。
「ハルを高校まで送る途中だ」
「....え、高校生だったの?
まぁ、言われてみれば制服が違ったわね」
遊園地のお姉さんは、近くにいたブレザー姿の中学生と学ラン姿の俺を見比べ驚いていました。
えっと、確かに小さいですし、仕方ないんですけど。
一ヶ月前までは、中学生だったんですから違いなんてほとんど無いですよ。
そんなに、マジマジ見ないで下さいよ.......
さっさと乗りなさい」
野次馬が増えてきた校門前。
遊園地のお姉さんがそう言っただけで、自動で後部座席のドアが開いた。
「断る」
考えたり躊躇う時間ゼロで、清人様はそれを拒否。
俺の握った手に力を込めて、キッパリ言い切られました。
「ハルを高校まで送る途中だ」
「....え、高校生だったの?
まぁ、言われてみれば制服が違ったわね」
遊園地のお姉さんは、近くにいたブレザー姿の中学生と学ラン姿の俺を見比べ驚いていました。
えっと、確かに小さいですし、仕方ないんですけど。
一ヶ月前までは、中学生だったんですから違いなんてほとんど無いですよ。
そんなに、マジマジ見ないで下さいよ.......
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