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12 逆転
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自分の目を手で隠して、わーっわーっと両足をばたつかせ一人騒ぐ。
そう言えば、多種用意された中で白は着るなと言われていたか。
「あぁ、忘れていた」
言われた時に、片付けてもらえば良かったな。
互いの胸元には揃いのネックレスが揺れている。
どうやらヤマはしっかり身につけているようだな。
そのまま隣の椅子に腰掛け、俺も空を見上げる。
周りに街灯がないせいか、星がガラス格子の向こうにたくさん見えるな。
菊川家には、この離れを指定してもらえて本当によかった。
「カナっ、忘れてたじゃないっ
それは透けるから、寝る前には着直してっ」
「そんなに気になるものか?」
そう言えば、多種用意された中で白は着るなと言われていたか。
「あぁ、忘れていた」
言われた時に、片付けてもらえば良かったな。
互いの胸元には揃いのネックレスが揺れている。
どうやらヤマはしっかり身につけているようだな。
そのまま隣の椅子に腰掛け、俺も空を見上げる。
周りに街灯がないせいか、星がガラス格子の向こうにたくさん見えるな。
菊川家には、この離れを指定してもらえて本当によかった。
「カナっ、忘れてたじゃないっ
それは透けるから、寝る前には着直してっ」
「そんなに気になるものか?」
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