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他にもなんだか色々滞りなくスラスラと、相手に言っているのか俺に言っているのか不明なくらい肩を寄せられての至近距離インタビュー。
目の前の記者も頬を赤らめタブレットを落としたり、瞳にハートを宿したり、次の質問に詰まったり。
カメラマンも、シャッター押すのを忘れて聞き惚れていた。
後ろからはニヤニヤ嗤う飛鳥さんの様子が伝わってくる状況でも、菊川だけはぶれることなくインタビューを完遂。
隣に座る俺の手を握ったり肩を抱いたり、時には手の甲、耳にまでキスをしながら、妖艶な笑みで見つめられ低音ボイスで甘く囁かれたら腰砕けるわっ
あまりのギャップについていけない。
インタビュー中、ずっと口説かれてるみたいでヤマの顔を見ていられなかったっ
「初々しい奏ちゃん、最高よっ」
俺の両手を握りながら、笑う飛鳥さん。
覗き込まれた俺の顔が赤いままだということに、瞳をしばたたかせウフフとさらに優しく微笑む。
「倭人もお疲れ様~
ちょっと仕様を変えたのね?
いつもならもう少しαらしく、冷たくあしらってたのに」
「全部知ってる奏の前で、そんなこと出来るわけないだろ!
いつ笑われるか、噴き出されるか、ドキドキしてたんだからなっ
ずっと俯いて肩震わせてたし・・・」
目の前の記者も頬を赤らめタブレットを落としたり、瞳にハートを宿したり、次の質問に詰まったり。
カメラマンも、シャッター押すのを忘れて聞き惚れていた。
後ろからはニヤニヤ嗤う飛鳥さんの様子が伝わってくる状況でも、菊川だけはぶれることなくインタビューを完遂。
隣に座る俺の手を握ったり肩を抱いたり、時には手の甲、耳にまでキスをしながら、妖艶な笑みで見つめられ低音ボイスで甘く囁かれたら腰砕けるわっ
あまりのギャップについていけない。
インタビュー中、ずっと口説かれてるみたいでヤマの顔を見ていられなかったっ
「初々しい奏ちゃん、最高よっ」
俺の両手を握りながら、笑う飛鳥さん。
覗き込まれた俺の顔が赤いままだということに、瞳をしばたたかせウフフとさらに優しく微笑む。
「倭人もお疲れ様~
ちょっと仕様を変えたのね?
いつもならもう少しαらしく、冷たくあしらってたのに」
「全部知ってる奏の前で、そんなこと出来るわけないだろ!
いつ笑われるか、噴き出されるか、ドキドキしてたんだからなっ
ずっと俯いて肩震わせてたし・・・」
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