ヘタレαにつかまりまして

4 予想外

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｢こ、こんなの、続けてなんて・・・｣


アイドル陽太さんの腕にすがり付き、弱音を吐いてしまう。
まだ続くなんて、やり殺されるっ
体力、気力、どちらももちませんっっ


｢俺は桜宮さんの状態も分かるし、素人処女Ωが対応出来る範囲越えてるのもわかってる、んだけど。
どうしようもないんだよ。
澪は桜宮さんの負担も考えて、このバカ息子に他のΩを相手させようとしたけど・・・なんせ、桜宮さん以外バカ息子に近寄れないしな｣


ごめんなと、陽太さんにいろんな液体に濡れた髪を優しくすかれ目を閉じる。
まだ菊川にされるのか・・・触られるのも受け入れるのも、正直嫌じゃない。
あの菊川なのに、あんな熱い視線を起きてる間ずっと送られたらむず痒いし、まぁ、嬉しいし。

あぁ、でも身体が持ちません。
ひたすら突っ込んで来るだけだし腰が壊れる。
童貞疑惑も納得どころか太鼓判押しても良いくらいです。
Ω界のシンデレラ、助けてください。