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32 萩野式
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たまに、だが。
ヤマの鈍感な性格を分けて欲しくなるな。
一人で気にしているのが、バカらしくなってくるくらいにヤマはマイペースだ。
俺はベットの上で。
ヤマはキャスター付の椅子をベット脇に寄せて。
程よく冷めたミートドリアとスープ、サラダ、フルーツ盛り合わせを食べ始める。
朝は食欲があまり無かったから、東の離れに常備しているクッキーと紅茶を無理矢理口にしただけだった。
さすがにこの時間になると、空腹が勝る。
ガッツリメニューで助かった。
「カナ、お腹すいてたんだな」
ヤマから自分のフルーツをフォークに刺して、「あ~ん」と口を開けるように促される。
俺がいつもより食べるのが早いことに気づいて、自分の分をわざわざ残して待っていてくれたらしい。
ヤマのトレイは、フルーツ以外は食べ終わっていた。
竹居が出ていってから、誰も保健室には入ってきていない、からな。
遠慮なくパクッと貰いうける。
シャキシャキの甘酸っぱいリンゴを噛んで飲み込み終わるのを、ヤマはニコニコ見つめながら。
次はブドウだと、わざわざ皮まで剥いてくれていた。
俺は、嬉しいが・・・カフェテリアで、追加で食事をする時間がなくなるんじゃないか?
ヤマの鈍感な性格を分けて欲しくなるな。
一人で気にしているのが、バカらしくなってくるくらいにヤマはマイペースだ。
俺はベットの上で。
ヤマはキャスター付の椅子をベット脇に寄せて。
程よく冷めたミートドリアとスープ、サラダ、フルーツ盛り合わせを食べ始める。
朝は食欲があまり無かったから、東の離れに常備しているクッキーと紅茶を無理矢理口にしただけだった。
さすがにこの時間になると、空腹が勝る。
ガッツリメニューで助かった。
「カナ、お腹すいてたんだな」
ヤマから自分のフルーツをフォークに刺して、「あ~ん」と口を開けるように促される。
俺がいつもより食べるのが早いことに気づいて、自分の分をわざわざ残して待っていてくれたらしい。
ヤマのトレイは、フルーツ以外は食べ終わっていた。
竹居が出ていってから、誰も保健室には入ってきていない、からな。
遠慮なくパクッと貰いうける。
シャキシャキの甘酸っぱいリンゴを噛んで飲み込み終わるのを、ヤマはニコニコ見つめながら。
次はブドウだと、わざわざ皮まで剥いてくれていた。
俺は、嬉しいが・・・カフェテリアで、追加で食事をする時間がなくなるんじゃないか?
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