ムッツリ生徒会長にご教授!

三日月

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陥落

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他人のモノなんて触れたもんじゃねぇだろうに、聖は鼻息を更に荒くして俺の胸にむしゃぶりつきながら指の腹で扱いてくる。
華奢な女のコの指では感じられない、コツを掴んだ強い刺激にあっという間に硬度を増して布を押し上げた先端から先走りが漏れる。

自分でするより的確な動きに、腰が揺らいでねだりそうに⋯いや、正直すっぽり包み込む掌やピンポイントでグニグニ攻める指の器用さに、言葉では「嫌だ、止めろ」と舌足らずに拒んでみせたがそこに自分から押し付けてたし、ジッパーを下げられ直に触れられると三擦りであっさり果てた。

データ返却待ちで大人しくしていたこともあり、他人からもたらされる快感自体久しぶり。
しかも、今まで感じたことがない高みまで一気に昇らされ、目の前がチカチカ点滅するほど⋯って、こんなん初オナニー以来じゃねえか?
盛大にイッて身を震わせてる端から賢者タイム。
女子より聖の手でイク方が気持ち良いとか、どんな地獄だよ⋯


「⋯こんなに無防備で可愛くイクなんて予想外です」

「お前、何言って⋯」


聖も正気に戻ったろうと仰ぎ見れば、支配欲に満たされ愉悦に浸る目は熱を帯びたままだった。
いや、寧ろさっきより滾って見えた。
生理的な涙をポロリと零しても、聖は俺が指導のために演技をしていると思いこんでいるらしい。

「流石、隼人⋯」と微笑み、容赦なしの再開。
弛緩してる間に裸に剥かれ、身体中に指と舌を這わせて俺の隠れた性感帯を無理やりこじ開け晒される。
足の指まで一本一本丁寧にしゃぶり尽くされ、身体がしなる度に「なるほど、ココが攻めどころなんですね?」と上擦った声で聞かれても答えられる訳がねぇよっっ

二度目の射精直後に膝裏を持ち上げられ、照明で余すところ無く見られるとんでもない格好をさせられる。
その目的を察し、ゾッと血の気が下がった。


「おぃっ、本当に、待てっ
俺は、女じゃねぇからこれ以上付き合いきれねぇよっ」

「何を言ってるんですか⋯アナルセックスなら出来ます」


ギラギラ獣じみた目と目があったときの恐怖で、身体にこもっていた熱も瞬間冷却。
本気でヤラれるっ
「クソ変態っ」と罵倒しながら脱出を図るが、備品のジェルをそこに絞り出され、舌と指でジュルジュル音を立てて蹂躙されると途端に力が抜けて喘ぎ声しか出せなくなる。

ファーストキスが俺とか恥ずかしい童貞のくせに、男の尻を舐めて勃起してんじゃねえよっ
いつの間にか裸になっていた聖の熱塊が背中をゴリゴリ押してくる。
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